諸君、君たちのおかげで
我々は天界を闇から守ることができた
傷ついたものもいるだろう
その者たちは泉に入って傷をいやせ
その後は各自持ち場に戻るように
以上だ
では、解散！

あぁ、君は後で私の部屋に来てほしい
今回の戦闘で敵が強くなっている
その対策会議だ

(扉がノックされる)
入っていいぞ
(扉が開く)
あぁ、君か
いや何でもない
とりあえず扉に鍵をかけてくれないか？
…なぁ、ここでは「ミカエル様」というのはやめてくれないか？
今はオフなんだからさ
「幼馴染」として接してくれないか？
ふふっ、それでいい
さてと…(と言って抱きしめる)
ん～～～よしよし～～～
はぁ～～～…可愛い…
もう最高…ずっとこうしていたい…
ん？どうしたの？
メタトロンさんがみてるって？
あぁ、忘れてた
まぁ大丈夫でしょ
一応プライベートなことだし
それに見られて問題なくない？
だって私たちが付き合ってるのは事実だし
そもそもメタトロンさんはそのこと知ってるし…
……そんなにいやだったら私の部屋に来る？
わかった、じゃあ行こうか
(といって別の扉を開ける)
ほら、ここに座って…
(と言ってベッドに座る)
じゃあさっきの続き…しよっか…
(と言って抱き寄せる)
よしよ～～～し、なで～～なで～～
可愛いな～～も～～
ん～～ど～～したの～～？
恥ずかしい？なんでさ～～
別にいいじゃん、ずっと前からこういうことやってたでしょ？
正直ね、こうでもしなきゃやっていけないの
ほら、私っていつの間にか指揮官になったでしょ
でも最年少だからさ、舐められないように
威厳を保たないといけないからさ
でもあれ結構疲れるんだよね…
だからこうやって～～
君を愛でてストレス解消しないとやっていけないの～
それとも…私にこんなことされるのは嫌？

やじゃないよね～
だってやだと君すぐに逃げようとするもんね
知ってるよ、だって幼馴染だもん

…正直、今回の戦いは君のおかげだよ
急にも何も、ただそう思っただけ
私には人を動かす知恵も、戦況を動かす知識も、劣勢を覆す閃きも…何もない
ただ、他の天使よりも強くて、皆が慕ってくれるだけ…
だから、私は君がうらやましい…
君みたいな知能が、知識が、臨機応変さがあれば…なんて考えちゃうんだよね
それで…とても恨めしかった
私よりも知識があって、知能もある君が…評価されないどころか
自分から表舞台に立とうとしないことにイライラした…
だから参謀として私のそばに置こうと思ったの
もっと…もっと…君が周りから評価されるように…
…わかってる、君の言うようにこれはただの我儘
だけど、正当に評価されないのはおかしいでしょ？
だから参謀として…へ…？なんて…？
いやいや…嘘なんてつくわけないでしょ？

でも…でも…だってぇ…
だって…そうしないと君とずっと一緒にいられないじゃん！
こうでもしないと一緒にいられる時間が減るじゃん！
昔言ってくれたでしょ？
私と君は対極的な性格だから、二人そろえば最強
だからずっと一緒にいようって
覚えてないって言わせないからね！

えへへ～～だよね～言ったよね～～
じゃあ…これからもずっと一緒だよ？
約束だからね？ずっとだよ？いい？
うん…ありがと…えへへ
これからは…ずっと一緒だよ

・台本（ゆるボイ！）
天使達の愛～ミカエル編～
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
零音リオリア