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公開日2024年06月16日 20:39
更新日2024年06月16日 20:44
文字数
1720文字(約 5分44秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
箒神
視聴者役柄
男
場所
男の家の庭先
あらすじ
長い旅路を経て、久しぶりに家に帰ってきた男は、家の玄関前で掃き掃除をしている女性を見かける。彼女の顔に見覚えのない彼だったが、どうやら自分の愛用していた箒が人の形をとっていたようで…?
本編
(庭の掃き掃除を行っていると、男が帰ってくるのが見える)
おかえりなさいませ、ご主人様…貴方のおかえりを心からお待ちしておりました。
…わたしのことがお分かりになりませんか?わたしですよ…ご主人様がよくお使いになられていた箒(ほうき)です。
はい、その箒です。この家にいたころはよくわたしを使って、庭の掃き掃除をなさっていたでしょう?
えぇ…ようやく思い出されましたか。ご主人様に忘れられてわたし、とっても悲しいです…
…左様でございますか。つまり、ご主人様はわたしのことなどすっかり忘れて諸国を自由気ままに行脚(あんぎゃ)していたと。わたしのご主人様は、とても薄情な方だったのですね。
……どうしても許してほしいのでしたら、まずはおかえりのギューをしてください。さぁ、早く。
(抱きしめられる)
んっ…とてもいい抱き心地です、ご主人様。久しく感じられなかった温もり…あぁ、これは二度と手放すわけにはいきませんね?
(抱きしめる力を強める)
ご主人様…貴方がいない間、わたしがこの家でどれだけ寂しい思いをしたか、分かりますか?この家に暮らしていた頃は毎日欠かさず、わたしを使ってくれていたというのに…一度旅に出られてからというもの、なかなか帰ってこずにわたしのことはほったらかし…いくらか償いをしていただきたく思うのですが。
いいえ。口で謝ることなら誰にでもできます。わたしが求めているのはそれ以上のことです。
はい…ご主人様のお身体を隅から隅までお掃除させていただきたく思うのですが、よろしいでしょうか?よろしいですよね?今のご主人様の身体は正直、見るに耐えません…知らない女のホコリや手垢でベタベタですから。
わかりますよ?わたしはご主人様の所有物。所有者であるご主人様のことなど、少し触れただけでわかります。
このような汚らしいホコリはさっさと掃いて捨てねばなりませんね?まずはお耳から失礼します…
(片耳を連続で吹く)
いかがでしょう?わたしの吐息は…ご主人様にとって、気持ちの良いものであればいいのですが。
…物欲しそうなお顔をしていますね。でしたら、反対の耳も失礼します…
(もう片方の耳を連続で吹く)
なかなか良き反応です、ご主人様…その調子で、もっとわたしに悶えてください。次は両耳を交互に吹いていきますね。
(両耳を交互に吹く)
お耳はこんなものでいいでしょうか。では、今度はこのハタキでご主人様の全身についたホコリをはたき落としますので、そのままで…
(ハタキを使って、全身のホコリを払い落す)
はい?……あぁ、このハタキですか?これはわたしの分身のようなものです。召使いにとっての必需品ですので、常日頃から携帯しております。
それと言い忘れていましたが…このハタキが落とすのは、ホコリだけではありません…男性特有の自尊心、いわゆる誇りもすべてはたき落とします。
ふふ…もうすっかり身体の力が抜けてしまったようですね。男としての誇りはどこに行ってしまわれました?
とても情けないお姿ですね、ご主人様…わたしの支えがないと碌に生活もできないのではありませんか?特にお掃除などは♡
お任せください…貴方の男性としての誇りをはたき落としてしまった責任は、必ずや取らせていただきます。
(押し倒す)
あぁ…♡ こうして人の形を取れるようになって良かった♡ この姿であれば、貴方との子を孕むこともできますし…♡ 責任を取るという意味ではこれ以上ない、絶好の機会と言えるでしょう♡
ふふ…わたしが何を言っているのか、お分かりになりませんか?
でしたら、ご主人様のために簡潔に申し上げます…元来、「掃き出す」という行為は出産と結び付けられる行為とされていたのです。
えぇ。「掃く」とは古(いにしえ)では「ははき」と言い、それは「母木」…つまり、母の木という言葉に通じていたのでございます。
ここまで言えば、もうおわかりですね?母木とは生命を産む木、つまりこのわたし自身のことを差しているのでございます♡ こうしてご主人様との子作りに励むのは、いわば自然の成り行きなのです♡
さぁ、ご主人様…貴方の子種をわたしの身に宿し、新たな生命の息吹を感じさせてください♡
既成事実を作り、愛の結晶が誕生すれば、わたしたちは本当の夫婦になれますから♡ これからは同じ生を共に歩んでいきましょう♡ 病めるときも、健やかなるときも…ね?
おかえりなさいませ、ご主人様…貴方のおかえりを心からお待ちしておりました。
…わたしのことがお分かりになりませんか?わたしですよ…ご主人様がよくお使いになられていた箒(ほうき)です。
はい、その箒です。この家にいたころはよくわたしを使って、庭の掃き掃除をなさっていたでしょう?
えぇ…ようやく思い出されましたか。ご主人様に忘れられてわたし、とっても悲しいです…
…左様でございますか。つまり、ご主人様はわたしのことなどすっかり忘れて諸国を自由気ままに行脚(あんぎゃ)していたと。わたしのご主人様は、とても薄情な方だったのですね。
……どうしても許してほしいのでしたら、まずはおかえりのギューをしてください。さぁ、早く。
(抱きしめられる)
んっ…とてもいい抱き心地です、ご主人様。久しく感じられなかった温もり…あぁ、これは二度と手放すわけにはいきませんね?
(抱きしめる力を強める)
ご主人様…貴方がいない間、わたしがこの家でどれだけ寂しい思いをしたか、分かりますか?この家に暮らしていた頃は毎日欠かさず、わたしを使ってくれていたというのに…一度旅に出られてからというもの、なかなか帰ってこずにわたしのことはほったらかし…いくらか償いをしていただきたく思うのですが。
いいえ。口で謝ることなら誰にでもできます。わたしが求めているのはそれ以上のことです。
はい…ご主人様のお身体を隅から隅までお掃除させていただきたく思うのですが、よろしいでしょうか?よろしいですよね?今のご主人様の身体は正直、見るに耐えません…知らない女のホコリや手垢でベタベタですから。
わかりますよ?わたしはご主人様の所有物。所有者であるご主人様のことなど、少し触れただけでわかります。
このような汚らしいホコリはさっさと掃いて捨てねばなりませんね?まずはお耳から失礼します…
(片耳を連続で吹く)
いかがでしょう?わたしの吐息は…ご主人様にとって、気持ちの良いものであればいいのですが。
…物欲しそうなお顔をしていますね。でしたら、反対の耳も失礼します…
(もう片方の耳を連続で吹く)
なかなか良き反応です、ご主人様…その調子で、もっとわたしに悶えてください。次は両耳を交互に吹いていきますね。
(両耳を交互に吹く)
お耳はこんなものでいいでしょうか。では、今度はこのハタキでご主人様の全身についたホコリをはたき落としますので、そのままで…
(ハタキを使って、全身のホコリを払い落す)
はい?……あぁ、このハタキですか?これはわたしの分身のようなものです。召使いにとっての必需品ですので、常日頃から携帯しております。
それと言い忘れていましたが…このハタキが落とすのは、ホコリだけではありません…男性特有の自尊心、いわゆる誇りもすべてはたき落とします。
ふふ…もうすっかり身体の力が抜けてしまったようですね。男としての誇りはどこに行ってしまわれました?
とても情けないお姿ですね、ご主人様…わたしの支えがないと碌に生活もできないのではありませんか?特にお掃除などは♡
お任せください…貴方の男性としての誇りをはたき落としてしまった責任は、必ずや取らせていただきます。
(押し倒す)
あぁ…♡ こうして人の形を取れるようになって良かった♡ この姿であれば、貴方との子を孕むこともできますし…♡ 責任を取るという意味ではこれ以上ない、絶好の機会と言えるでしょう♡
ふふ…わたしが何を言っているのか、お分かりになりませんか?
でしたら、ご主人様のために簡潔に申し上げます…元来、「掃き出す」という行為は出産と結び付けられる行為とされていたのです。
えぇ。「掃く」とは古(いにしえ)では「ははき」と言い、それは「母木」…つまり、母の木という言葉に通じていたのでございます。
ここまで言えば、もうおわかりですね?母木とは生命を産む木、つまりこのわたし自身のことを差しているのでございます♡ こうしてご主人様との子作りに励むのは、いわば自然の成り行きなのです♡
さぁ、ご主人様…貴方の子種をわたしの身に宿し、新たな生命の息吹を感じさせてください♡
既成事実を作り、愛の結晶が誕生すれば、わたしたちは本当の夫婦になれますから♡ これからは同じ生を共に歩んでいきましょう♡ 病めるときも、健やかなるときも…ね?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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