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【ヤンデレ/甘々】毎日自宅に侵入してくるストーカーが優し過ぎて思わず堕ちてしまう
written by 霜月鷹
  • ヤンデレ
  • 甘々
  • ストーカー
  • 癒し
  • 告白
公開日2024年06月21日 13:23 更新日2024年06月21日 13:23
文字数
1369文字(約 4分34秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
疲れ切った社会人
視聴者役柄
優しいストーカー
場所
自宅
本編
おかえりなさい、今日も一日お疲れさま。
もうすぐご飯になるから、ちょっとだけ待っててね。
今日もいっぱい頑張った君の為に、私とっておきの──!?

君から抱きしめてくれるなんて、これが初めてだね。
あはは、ちょっとビックリしちゃった♪
へぇ……私の顔を見たら、安心してぎゅ~ってしちゃったんだ。

(しばらく考え込む)

ひょっとして、何か嫌なことでもあった?
もしそうなら、それ、私に聞かせてほしいな。
そういうのってさ、誰かに話すだけでも多少は楽になると思うの。
私のことなんか気にしなくていいからさ、君が抱えちゃった辛いこと……私に聞かせて?

うん、うん……
そっか、そんな事があったんだね。
大変だったね……本当に大変で、本当に辛かったね。

ごめんね……君の事、助けに行けなくて。
君が辛い思いをしてるのに……大切な人が苦しんでたのに、私、何もしてあげられなかった。
ごめんなさい……本当に、ごめんなさい──え?
私のこと、慰めてくれるの?
ありがとう……ごめんね、辛い思いをしたのは君の筈なのに。
でも大丈夫、もう平気だよ!
次からはもっと近くで君の事を守ってあげるから、安心してね。
うん、約束だよ♪

それにしてもさぁ……君、私が部屋に居ても全然嫌がらなくなったね。
最初の頃はものすごい顔して「出てけ~!」とか叫んでたのに、今日なんか顔を見るなり抱き着いてくるんだもん。
「ダメだった?」って……
ダメな訳ないでしょ?むしろ大歓迎!
君がしたいことなら私、なんだってさせてあげるからね♪

ん、どうしたの?
もしかして……私にしてほしい事、さっそく思いついた?
ふむふむ、私に聞きたい事があると……
いいよ、何でも聞いて♪
「どうして私が君のことを好きになったのか」
あー、言われてみれば、君に話した事って一度もなかったね……よし。
それじゃあ少しだけ、お話しよっか。

君が覚えているかは分からないけどね、私、君に落とし物を拾ってもらった事があるの。
小さな頃にもらった大事なお守り……散歩中にうっかり落としちゃったんだけど、君はそれを拾ってくれたの。
その時かなぁ──

私、君に一目惚れしちゃったの。

君の事が気になって仕方なくなっちゃって、気が付いたら君の事を追いかけてたの。
私みたいなのに優しくしてくれたあの人に、何が何でもこの気持ちを伝えたい……って。
色んな気持ちが止まらなくなって、それからは──言わなくても分かるよね♪

君を好きなった理由は、まぁこんなところかな。
「それだけ?」って……そうだよ。
それだけの、君にとっては特別でも何でもないような事がきっかけで、私は君を好きになっちゃったの。


この際だから白状するとね、君と知り合ったばかりの頃は、好きって気持ち以外はそんなになかったの。
君に振り向いてもらえたら充分だって、そんな事くらいしか思ってなかった。
「今は違うのか」って、そうだね……今は違うよ。
今はね──

君のことを守りたいって、心の底から思ってるの。

君の事を知っていくたびにね、君の寂しいって気持ち……いっぱい伝わってきた。
君も私と一緒で、ずっと独りぼっちだったんだね。
誰かと一緒に居たくても、周りには誰も居ない。
誰にも頼れなくて、何があっても一人で頑張るしかなくて……辛かったよね?苦しかったよね?
でも大丈夫、君はもう独りじゃないよ。
君には私が居るから安心して……君の孤独は、私がぜんぶ消してあげる。
だからね──

これから先もずっと、君と一緒に居て、君の事を守っても良いかな?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ヤンデレ/甘々】毎日自宅に侵入してくるストーカーが優し過ぎて思わず堕ちてしまう
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
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