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【耳かき×ファンタジー】砂漠の精霊とオアシスで過ごす癒しのひととき
written by 松平蒼太郎
  • 耳かき
  • ファンタジー
  • 癒し
  • 少女
  • ボクっ娘
  • 精霊
  • オアシス
  • 砂漠
公開日2024年08月13日 15:02 更新日2024年08月13日 15:07
文字数
1704文字(約 5分41秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
精霊少女
視聴者役柄
冒険家の青年
場所
砂漠
あらすじ
冒険家の男は、オアシスを求めて砂漠地帯を歩いていた。しかし、その途中で迷子になり、行き倒れかけていたところに、精霊の少女に声をかけられる。男は、彼女がその場で作ったオアシスでひと休みすることにして…?
本編
おや?こんなところに人がいるなんてめずらしいね…迷子?


あ、ホントに迷子なんだ…でも、なんだってこんな砂漠に?君たち人間が求めるようなモノなんて何もないと思うけどな。


…オアシス?そんなモノのために、わざわざこんなところまで?


くふふっ…あははっ!面白いね、君!格好的に冒険家ってやつ?いやぁ、行き倒れになるかもしれないのに、よくやるよ!命知らずな人間もいたもんだ!


けど…残念ながら、オアシスはここには存在しない。ボクが作り出さない限りは、ね?


(オアシスを魔法で創造)


…これが君の求めてたオアシスかな?君のために創ってみたんだけど…


え?ボク?ボクはしがない精霊さ。砂漠に住んでるだけの、一精霊だよ。大した存在じゃない。


あはは…オアシスを創るのは、まぁ、砂漠住み特権っていったところかな?


あ、せっかくだし、オアシスでゆっくりしてく?長旅で疲れただろうしさ。ねっ?


うん、そうしようそうしよう。水汲みなり、水浴びなり、好きに過ごしていいよ。ボクはここで見守ってるからさ。


(彼が水を飲んでいる様子を眺める)


しっかし、人間かぁ…ホント、珍しい…せっかくだし、何かしてあげたいな…


…あ。そうだ、耳かき…前に仲間が言ってた気がする。人間は耳かきをすると、リラックスした気分になれるって。


ね、君…ボクに耳かきされてみる気、ある?耳の中、砂も溜まってるだろうしさ。ボクでよければ、取り除いてあげるよ?


いいよいいよ。ボクも手持ち無沙汰で何かしたいなーって思ってたとこだし。ほら、早速ボクの膝においで?


…そんな感じでいい?じゃあ、耳かき棒は魔力で生成してっと…砂を取りやすいように、先端はスプーン型にしよ…


(耳かき棒を魔法で生成)


じゃ、始めていこうか…特別に耳かきという名のオアシスを堪能させてあげる。いくよ…


(耳かき)


おぉ…思った以上に砂が詰まってる…これでよくボクの声が聞こえたね?


あ、あはは…透き通ってる声だなんて、始めて言われたよ。ちょっと恥ずかしいな…


こらー?調子に乗って、褒め出すんじゃないの。少しお口チャック、だよ?


ふふ、素直な人間くんだね。ボク、君のことちょっと気に入っちゃうったかもなぁ。


(しばらく無言で耳かき)


奥の方の砂も少しずつ掬い出して、すっきりさせてあげないと、ね…


…耳かきが上手?そうかな?初めてだからよくわかんないけど…喜んでくれているなら、よかった。


ん、それはたしかに…ここで迷子になってなかったら、ボクには出会えず、オアシスも見つけられなかったわけだし…そういう意味では幸運、なのかな?


ううん、礼には及ばない。ボクも暇つぶしができて嬉しいからさ。ウィンウィンの関係ってやつだよ。


…じゃ、こっちの耳かきはこんなもので。仕上げで、細かい砂の粒子を吐息で吹き飛ばすね。いくよ…


(耳吹き)


はい、おしまい。さ、次は反対の耳をやるから、向きを変えて?


そうそう、そんな感じ。それじゃあ、こちらも同じようにやっていくね。


(耳かき)


いやぁ…ホントに砂まみれだね、君の耳。砂嵐にでも巻き込まれた?


あ、ホントに巻き込まれたんだ…それは、ご愁傷様?か弱い人の身でよく生きてたね…


ふふ…そっかぁ。そういう大自然の障壁にもぶち当たるのが冒険…君はいわゆる冒険バカだね。あ、ここでいうバカはいい意味の方ね?


そ。自分が好きなことのためなら、どんな危険も厭わない…そんな君はバカで、とっても男らしいと思うよ。


あはは…返す刀で褒めてくるとはやるね。やっぱり君は面白い。


ね、どう?せっかくだし、砂漠地帯を旅してる間だけ、ボクを旅のお供に連れて行かない?多分、それなりに君の役には立てると思うんだ。


…ふーん?断るんだ…でもまた行き倒れたら、今度こそ死ぬよ?


ふふっ…やっぱり君、面白いね。ホントに冒険一筋って感じでさ。


ま、いいよ。そこまで言うなら、ボクも無理にはついていかない。その代わり、君が無事に旅を終えられるよう、耳かきを通して祈らせてね。もうすぐ終わるけど…


(しばらく無言で耳かき)


…ん、とりあえずこんなものかな?どう?耳の中、だいぶスッキリしたくない?


でしょ?じゃ、仕上げに耳ふー、いくね…


(耳吹き)


はい、これにて耳かきは終了ね。お疲れ様。


あ、それは全然いいよ。しばらくはここでゆっくり休んで、また旅を始めればいい。それまでは、ボクも君のそばにいるから…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【耳かき×ファンタジー】砂漠の精霊とオアシスで過ごす癒しのひととき
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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