ロキの手によって、霊界(ヴァルハラ)からワームホールで臨界へ転移させられた男は、雷神・トールと出会う。初対面の男にも親切にしてくれる彼女だったが、接していくうちに、だんだん様子がおかしくなってきて…？

おい…こんなとこで何寝てんだよ？風邪ひくぞ？


あぁ？ここ？巨人族の集落の近くだけど…お前、ボーっとしてっとマジで踏みつぶされっぞ？


あ？ヴァルハラ？ちげーよ、ここは臨界。獣人族とか巨人族とかがいる世界…お前もしかして、ヴァルハラから来たの？


へー…お前、ヤベーじゃん。おふくろに貞操狙われるとか、やらかしが半端ないだろ。喧嘩売る相手間違えてんだろーがよ。マジで何やってんだ、お前…


…あ？アタシ？アタシはトールってんだ。一応、オーディンの娘な。よろしく。


とりあえず、場所移動すっぞ。巨人に踏みつぶされたら、元も子もねえし。ほら、いくぞ。


(彼を連れて、場所を移動)


ここまで来りゃ大丈夫か…巨人族の集落からはだいぶ離れたしな…


ん？おぅ、そりゃあな。あの辺の巨人どもは気性が荒いからな…アタシがあそこにいたのは、暴れん坊な連中に睨みを効かせるためであってだな…


…って、アタシのことはどーでもよかった。お前はこれからどーすんだよ？見た感じ、普通の人間っぽいし、とりあえず人間界まで送るか？


…なんだそりゃ？世界の崩壊って、んな与太話(よたばなし)があってたまるかよ。どこの誰に吹き込まれたんだよ、その話…


(巨人の足音が響く)


…！また荒くれ者が出てきやがった…！つーか、なんでこの場所がわかったんだよ…!?


いや、待て…お前、さっきから妙な感じするな。ちょっと匂い嗅がせろ…


(匂いを嗅ぐ)


…!? おっ、まえ…！その、匂いっつーか、フェロモンはヤベーだろ…！そりゃあ、巨人の連中も反応しちまうだろーよ…！


いや、臭えっつーか、逆に良い匂いっつーか…あぁ、もぅ！とにかく、お前はそこに隠れてろ！あいつらは、アタシが追い返す！


(巨人たちの前に躍り出て、戦闘開始)


おらぁ、てめえら！自分たちの居住区域から勝手に出てきてんじゃねえ！アタシが相手だ！おらぁっ！


(拳で巨人族を撃退)


ったく…図体がでけえだけあって、耐久力もそこそこあったな。くそっ、手元にミョルニルがあれば、もっと楽勝だってのに…


(彼の元に戻る)


…っと、わりぃ。待たせたな。まずはお前の身体から出てるフェロモン？を何とかしなきゃならねえ…じゃねえと、アタシまでお前を…


い、いや、何でもねえ…アタシが我慢すりゃいいだけの話だからな、うん…


(彼を連れて再度場所を移動)


どっかで水浴びできる湖ねえかな…この匂いを放置するわけにはいかねえからな…


…え？おま、ロキに会ったの？てことは、まさか…


(ため息)


あ～…お前がフェロモンまき散らす羽目に陥ったのは、アイツの仕業か…相変わらず、シャレにならねえいたずらばっか仕掛けてやがる…


(徐々に息が荒くなる)


はぁ、はぁ…/// や、べ…/// 身体、もう火照ってきやがった…/// このアタシが、こんな…///


うる、せぇ…/// 話しかけんな…/// 今、話しかけられると、我慢、できなくなっちまう…///


(彼がおでこに手を当ててくる)


…ッ！バカ、よせ…！これ以上、近づくんじゃ、ねぇっ…！


(押し倒す)


はぁ、はぁ…/// い、言わんこっちゃ、ねぇ…/// 熱があるのは、お前のせい、だよ…///


お前のフェロモン…直で嗅いだせいで、興奮が、抑えられねえ…♡ ンッ…///


(ベロキス)


なぁ、お前…この際だから、アタシのモンになれよ…♡ おふくろに狙われてんだろ？だったら、アタシの近くにいた方が安全だと思うぜ？なぁ…♡


あぁ、もう動けねえか？アタシは雷神だからな…ベロキスなんかされたら、痺れて動けなくなるのは当然だろ？無防備になるのも仕方ねえってわけだ…♡


ははっ…まぁ、そう焦んなって♡ 最強の武神を前にビビる気持ちもわかるけどさぁ…んな怖がられると、アタシも傷つくぞ？アタシだって、女なんだからさぁ…♡


おっ、そうだな…お手柔らかに相手、シてやるから、せいぜい壊れてくれんなよ？へへへっ…///

・台本（ゆるボイ！）
【北欧神話/逆レイプ】雷神・トールを発情させてしまった男の末路…
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎