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公開日2024年12月07日 16:53
更新日2024年12月07日 16:53
文字数
1453文字(約 4分51秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
十二神将
視聴者役柄
人間の男
場所
極楽浄土
あらすじ
男は薬師如来に仕える鬼神(夜叉)部隊の『十二神将』に追われていた。彼は迷企羅大将に(性的に)襲われかけていたところ、突如乱入した何者かに助けられる。彼を助けたのは、同じく彼を狙っているはずの十二神将の一人、『安底羅大将』で…?
本編
(扉を蹴破る)
失礼するよ……おや、これはこれは。お楽しみのところを邪魔したね?
でも…彼はボクの王子様だから。悪いけど、もらっていくね?
(男の貞操を奪おうとしている女を押し除け、彼を抱き抱えて家を飛び出す)
ふぅ…ここまで来れば、とりあえずは大丈夫かな?
おっと、すまない。いつまでも抱き抱えられていては、動けないよね。はい、どうぞ。
(お姫様抱っこしていた彼を降ろす)
それにしても災難だったね?まさか君の大事な貞操が奪われかけるなんて…
…その反応は助けない方がよかったかな?彼女に貪り尽くされるのをお望みだった?
…ものすごく不器用な「ありがとう」だね。
でも君から感謝されるというのも悪くない…ここは素直に受け取っておくよ。
ん?あぁ、あの場所が分かったのは偶然だよ。
彼女が何もないボロ屋に入っていくのをたまたま目撃してね…もしかしたらと思ったら、案の定だ。
でも、ボクとしては間に合ってよかった。愛する夫と他の女の濡れシーンなんて、見たくないからね。
え?君はボクの夫でしょ?今さら何言ってるのさ。
君はボクの心をあっさりと奪い取ってくれたからね…その責任は取ってもらわないと。
そう…君には重大な責任ができたの。この『安底羅(あんてら)』を妻にするという重大な責任が、ね?
ははっ…そんなの聞いてないって?一応、前々から言ってたつもりなんだけどね。
君の前でだけはお姫様でいられるからね…常に女性をリードする側のボクにとって、君はまさに白馬の王子様みたいな存在だから。
ふふ…謙遜しなくていい。悪神の魔の手からボクを救ってくれたあの時の君、とってもかっこよかったよ?
ははは…ツンデレ乙、とでも返しておこうか?
たしかに君はボクを救おうなんて考えてなかったかもしれない…けど、救われた側からすれば、そんなのはどうでもいいことなんだ。
(そっと男の手を握る)
この傷だらけの手が、ボクを救ってくれた…これはボクにとっては紛れもない事実だから。
そんな君の恩に報いるためには、ボク自身を差し出すしかない…つまり、君への嫁入りは不可避というわけだ。納得してくれると嬉しいんだけど。
ふふ…そんなことより現世に帰ることの方が先、か。
君も罪な男だ…こんなに美しい女を手篭めにしておきながら、さっさと離れようって言うんだから、ねっ!
(武器を打ち込む)
……やるね。不意打ち気味に打ち込んだんだけど、あっさり対応するなんて。
まぁ、ボクの王子様で、旦那様だから、これくらいは当然かもしれないけ、どっ…!
(再度打ち込むが、防がれる)
やっぱりそう簡単にはいかないなぁ…手負いとはいえ、まだまだ戦う余力は残してるみたい。
(武器を下げる)
ま、いいか…今日はこの辺にしておこう。
ん?あぁ、君とヤり合うのは先にとっておこうと思って。今日のところは引かせてもらうよ。
あはは…そんなに警戒しないで。別に何も企んでいないさ。企む必要もないし。
うん…だって何か企むまでもなく、君はボクの元に戻ってくるから。これはどうあっても変えられない運命なんだよ?
ふざけてない。ボクは大真面目だよ。
そんなわけだ、君はいくらでも運命に抗うといい。ボクはそれをじっくり見守らせてもらうよ。
(先程の女が後ろから追ってくる)
おや…さっき君を襲った女が鬼の形相でこちらに迫ってきてる。
仕方ない…ここはボクが食い止めるから、君は先に行きたまえ。
うん、いいよ?現世にでもどこにでも帰るといいさ。無駄だと思うけど。
あはは…最後まで辛辣だこと。でもそんな君が、ボクは大好きだよ♡
(男がその場から立ち去る)
さて…愛する旦那様のために、もうひと仕事頑張りますか。
彼には後で褒めてもらうとしよう…ふふ、今から楽しみだ♪
失礼するよ……おや、これはこれは。お楽しみのところを邪魔したね?
でも…彼はボクの王子様だから。悪いけど、もらっていくね?
(男の貞操を奪おうとしている女を押し除け、彼を抱き抱えて家を飛び出す)
ふぅ…ここまで来れば、とりあえずは大丈夫かな?
おっと、すまない。いつまでも抱き抱えられていては、動けないよね。はい、どうぞ。
(お姫様抱っこしていた彼を降ろす)
それにしても災難だったね?まさか君の大事な貞操が奪われかけるなんて…
…その反応は助けない方がよかったかな?彼女に貪り尽くされるのをお望みだった?
…ものすごく不器用な「ありがとう」だね。
でも君から感謝されるというのも悪くない…ここは素直に受け取っておくよ。
ん?あぁ、あの場所が分かったのは偶然だよ。
彼女が何もないボロ屋に入っていくのをたまたま目撃してね…もしかしたらと思ったら、案の定だ。
でも、ボクとしては間に合ってよかった。愛する夫と他の女の濡れシーンなんて、見たくないからね。
え?君はボクの夫でしょ?今さら何言ってるのさ。
君はボクの心をあっさりと奪い取ってくれたからね…その責任は取ってもらわないと。
そう…君には重大な責任ができたの。この『安底羅(あんてら)』を妻にするという重大な責任が、ね?
ははっ…そんなの聞いてないって?一応、前々から言ってたつもりなんだけどね。
君の前でだけはお姫様でいられるからね…常に女性をリードする側のボクにとって、君はまさに白馬の王子様みたいな存在だから。
ふふ…謙遜しなくていい。悪神の魔の手からボクを救ってくれたあの時の君、とってもかっこよかったよ?
ははは…ツンデレ乙、とでも返しておこうか?
たしかに君はボクを救おうなんて考えてなかったかもしれない…けど、救われた側からすれば、そんなのはどうでもいいことなんだ。
(そっと男の手を握る)
この傷だらけの手が、ボクを救ってくれた…これはボクにとっては紛れもない事実だから。
そんな君の恩に報いるためには、ボク自身を差し出すしかない…つまり、君への嫁入りは不可避というわけだ。納得してくれると嬉しいんだけど。
ふふ…そんなことより現世に帰ることの方が先、か。
君も罪な男だ…こんなに美しい女を手篭めにしておきながら、さっさと離れようって言うんだから、ねっ!
(武器を打ち込む)
……やるね。不意打ち気味に打ち込んだんだけど、あっさり対応するなんて。
まぁ、ボクの王子様で、旦那様だから、これくらいは当然かもしれないけ、どっ…!
(再度打ち込むが、防がれる)
やっぱりそう簡単にはいかないなぁ…手負いとはいえ、まだまだ戦う余力は残してるみたい。
(武器を下げる)
ま、いいか…今日はこの辺にしておこう。
ん?あぁ、君とヤり合うのは先にとっておこうと思って。今日のところは引かせてもらうよ。
あはは…そんなに警戒しないで。別に何も企んでいないさ。企む必要もないし。
うん…だって何か企むまでもなく、君はボクの元に戻ってくるから。これはどうあっても変えられない運命なんだよ?
ふざけてない。ボクは大真面目だよ。
そんなわけだ、君はいくらでも運命に抗うといい。ボクはそれをじっくり見守らせてもらうよ。
(先程の女が後ろから追ってくる)
おや…さっき君を襲った女が鬼の形相でこちらに迫ってきてる。
仕方ない…ここはボクが食い止めるから、君は先に行きたまえ。
うん、いいよ?現世にでもどこにでも帰るといいさ。無駄だと思うけど。
あはは…最後まで辛辣だこと。でもそんな君が、ボクは大好きだよ♡
(男がその場から立ち去る)
さて…愛する旦那様のために、もうひと仕事頑張りますか。
彼には後で褒めてもらうとしよう…ふふ、今から楽しみだ♪
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