- 浮気
- 泥酔
- 嫉妬
- お姉さん
- ヤンデレ
- バーテンダー
- 睡眠薬
- ボクっ娘
- イケメン女子
公開日2025年06月04日 20:25
更新日2025年06月04日 20:25
文字数
1714文字(約 5分43秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
バーテンダーのお姉さん
視聴者役柄
客の男
場所
バーのカウンター
あらすじ
長年付き合ってきた彼女に浮気された挙げ句、そのままフラれてしまった男は、行きつけのバーでヤケ酒していた。そんな彼を、バーテンダーのお姉さんが優しく宥めてくれていたのだが、その実、彼女は内心穏やかならぬことを考えていて…?
※スクリュードライバーのカクテル言葉は、「あなたに、心を奪われた」。
※スクリュードライバーのカクテル言葉は、「あなたに、心を奪われた」。
本編
…ちょっとお兄さん?少し飲みすぎじゃないかな?お酒を提供したボクもボクだけどさ…
もぅ…すっかり出来上がっちゃって。そんなに飲みすぎても次の日、体調が悪くなるだけだよ?
それは、見たらわかるけどさ…そんなに飲まないとやってられないこと?
あぁ…浮気された、ね。それなら仕方ない……って、浮気⁉︎
え、あぁ、いや…お兄さんに彼女がいるなんて、初めて知ったからさ、ちょっと驚いちゃって…
そ、そういう意味じゃないんだけど…あぁ、もぅ、今日のお兄さんはめんどくさいなぁ。
とりあえず、店じまいしてくるから、少し待ってて。この時間だと、もう他にお客さんも来ないだろうし。
(閉店準備をして、彼の元に戻る)
お待たせ。大丈夫?意識ははっきりしてる?
あ、今度は泣き出した…今日は本当にメンタル絶不調だね。
んー…そうだ、ちょっと待ってて。自分用のお酒、今から作るから。
ダーメ。お兄さんはこれ以上飲むの禁止。お冷で我慢して。
それで、えーっと…何を作ろうかな。甘くて飲みやすいやつがいいな…よし、これにしよう。
ん?何を作るか、気になる?でも、それは作ってからのお楽しみ。
さて、準備するのは…ウォッカと、オレンジジュース…それから、氷っと…
…うん、これで準備完了。あとはシェーカーに入れて、振り振りしてっと…
…はい、完成。あとはこれをグラスに注いで…
…できた。それじゃお隣、失礼するよ。
(隣の席に座る)
少しは落ち着いたかな?ボクがカクテル作ってる間に、心の整理はできた?
ふふっ、そっか。それはよかった。じゃあ、さっそく乾杯しよっか。乾杯。
(ウォッカをあおる)
ふぅ…/// お兄さんとこうして、二人きりで飲むのもなんだか新鮮/// 普段は客と店員って関係だからだろうけど…
あはは…お兄さんがお冷なのは、まぁ気にしないで?
というか、それまでにガブガブお酒を飲み干すお兄さんが悪いんだから。少しは自制しないと。
うん…まぁ、そうだよね。長年連れ添った彼女が浮気してたら、そうなるよね…
けどまぁ、いいんじゃない?ここは前向きに考えてさ、また新しい出会いを求めるとかしてみようよ。案外、近くに良い人いるかもしれないよ?
…そっかぁ。ま、そんなすぐには切り替えられないよね。そこまで器用に生きられたら、人生苦労しない。
(再びウォッカをあおる)
ん?あぁ、これ?見ての通り、オレンジジュース…じゃなくて、スクリュードライバー。けっこう口当たりがよくて、飲みやすいんだ。
もしよかったら、飲む?ボクが口をつけたやつで申し訳ないけど。
ふふ、冗談さ。流石にそんなマナー違反はしないよ。一応ここ、格式高いバーだしね。
(一瞬沈黙)
…外、雨が激しいね。こんな嵐じゃ、お客さんが来ないのも納得だ。
でも…お兄さんと二人きりで飲める状況なのは、役得かな?常連さんとは、個人的に仲良くしたいしね。
…いいよ。ボクが慰めてあげる…よし、よし…
(頭を撫でる)
辛かったね…苦しかったね…
でも大丈夫…お兄さんが見てるのは、悪い夢に過ぎない。じきに醒めるよ。
うん…悪い夢は醒めるものさ。朝が来ない夜が存在しないのと同じようにね。
よしよし…大丈夫、大丈夫だから…
ボクがそばにいるよ…お兄さんのそばにずっと、ね?
(彼が机に突っ伏して眠りこけたのを見計らって、ひとりごちる)
……おやすみ。お冷に混ぜた睡眠薬に気づかないほど、酔ってたんだね。
ねぇ、お兄さん…覚えてるかな?あの日もたしか、こんな嵐だったよね…
シラフではなかったけど、ボクのこと可愛いって言ってくれちゃってさ…
今までカッコいいとかは、たくさん言われてきたけど…可愛いって言ってくれたのは、お兄さんが初めてだったよ?
こんなボクでも可愛いって認めてくれる人がいるんだってわかって、本当に嬉しかった。
だから…ボクが人生で一番欲しい言葉をくれた、お兄さんが好きになった。実質、一目惚れみたいなものだね。
ホントはね、お兄さんに彼女がいるのは知ってた。だって調べたもん、当たり前だよね。
内心ではすごく嫉妬しちゃった…早く別れてくれないかなぁって、ずっと思ってた。
でも…ふふふっ♪ まさか本当に別れてくれるなんて♡
どうやら、ボクの運もまだまだ捨てたものじゃないみたい…最悪、略奪愛も視野に入れてたけど、そうならなくて本当によかった♡
彼女を失った悲しみは、ボクが癒してあげる…ボク自身が、新しい彼女になることによって、ね?///
もぅ…すっかり出来上がっちゃって。そんなに飲みすぎても次の日、体調が悪くなるだけだよ?
それは、見たらわかるけどさ…そんなに飲まないとやってられないこと?
あぁ…浮気された、ね。それなら仕方ない……って、浮気⁉︎
え、あぁ、いや…お兄さんに彼女がいるなんて、初めて知ったからさ、ちょっと驚いちゃって…
そ、そういう意味じゃないんだけど…あぁ、もぅ、今日のお兄さんはめんどくさいなぁ。
とりあえず、店じまいしてくるから、少し待ってて。この時間だと、もう他にお客さんも来ないだろうし。
(閉店準備をして、彼の元に戻る)
お待たせ。大丈夫?意識ははっきりしてる?
あ、今度は泣き出した…今日は本当にメンタル絶不調だね。
んー…そうだ、ちょっと待ってて。自分用のお酒、今から作るから。
ダーメ。お兄さんはこれ以上飲むの禁止。お冷で我慢して。
それで、えーっと…何を作ろうかな。甘くて飲みやすいやつがいいな…よし、これにしよう。
ん?何を作るか、気になる?でも、それは作ってからのお楽しみ。
さて、準備するのは…ウォッカと、オレンジジュース…それから、氷っと…
…うん、これで準備完了。あとはシェーカーに入れて、振り振りしてっと…
…はい、完成。あとはこれをグラスに注いで…
…できた。それじゃお隣、失礼するよ。
(隣の席に座る)
少しは落ち着いたかな?ボクがカクテル作ってる間に、心の整理はできた?
ふふっ、そっか。それはよかった。じゃあ、さっそく乾杯しよっか。乾杯。
(ウォッカをあおる)
ふぅ…/// お兄さんとこうして、二人きりで飲むのもなんだか新鮮/// 普段は客と店員って関係だからだろうけど…
あはは…お兄さんがお冷なのは、まぁ気にしないで?
というか、それまでにガブガブお酒を飲み干すお兄さんが悪いんだから。少しは自制しないと。
うん…まぁ、そうだよね。長年連れ添った彼女が浮気してたら、そうなるよね…
けどまぁ、いいんじゃない?ここは前向きに考えてさ、また新しい出会いを求めるとかしてみようよ。案外、近くに良い人いるかもしれないよ?
…そっかぁ。ま、そんなすぐには切り替えられないよね。そこまで器用に生きられたら、人生苦労しない。
(再びウォッカをあおる)
ん?あぁ、これ?見ての通り、オレンジジュース…じゃなくて、スクリュードライバー。けっこう口当たりがよくて、飲みやすいんだ。
もしよかったら、飲む?ボクが口をつけたやつで申し訳ないけど。
ふふ、冗談さ。流石にそんなマナー違反はしないよ。一応ここ、格式高いバーだしね。
(一瞬沈黙)
…外、雨が激しいね。こんな嵐じゃ、お客さんが来ないのも納得だ。
でも…お兄さんと二人きりで飲める状況なのは、役得かな?常連さんとは、個人的に仲良くしたいしね。
…いいよ。ボクが慰めてあげる…よし、よし…
(頭を撫でる)
辛かったね…苦しかったね…
でも大丈夫…お兄さんが見てるのは、悪い夢に過ぎない。じきに醒めるよ。
うん…悪い夢は醒めるものさ。朝が来ない夜が存在しないのと同じようにね。
よしよし…大丈夫、大丈夫だから…
ボクがそばにいるよ…お兄さんのそばにずっと、ね?
(彼が机に突っ伏して眠りこけたのを見計らって、ひとりごちる)
……おやすみ。お冷に混ぜた睡眠薬に気づかないほど、酔ってたんだね。
ねぇ、お兄さん…覚えてるかな?あの日もたしか、こんな嵐だったよね…
シラフではなかったけど、ボクのこと可愛いって言ってくれちゃってさ…
今までカッコいいとかは、たくさん言われてきたけど…可愛いって言ってくれたのは、お兄さんが初めてだったよ?
こんなボクでも可愛いって認めてくれる人がいるんだってわかって、本当に嬉しかった。
だから…ボクが人生で一番欲しい言葉をくれた、お兄さんが好きになった。実質、一目惚れみたいなものだね。
ホントはね、お兄さんに彼女がいるのは知ってた。だって調べたもん、当たり前だよね。
内心ではすごく嫉妬しちゃった…早く別れてくれないかなぁって、ずっと思ってた。
でも…ふふふっ♪ まさか本当に別れてくれるなんて♡
どうやら、ボクの運もまだまだ捨てたものじゃないみたい…最悪、略奪愛も視野に入れてたけど、そうならなくて本当によかった♡
彼女を失った悲しみは、ボクが癒してあげる…ボク自身が、新しい彼女になることによって、ね?///
クレジット
ライター情報
pixivにてフリー台本を投稿しています。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)