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公開日2025年06月29日 22:23
更新日2025年06月29日 22:23
文字数
1598文字(約 5分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
居酒屋→夜道
あらすじ
今日は、自分が幹事の飲み会だ。
お酒はそれほど強くはないけれど、お酒の席を台無しにはしたくない。
周りに合わせて一緒にお酒を飲みつつも、潰れないようにと気を張っていた自分。
一緒に飲み会に参加していた僕の彼女は、そんな僕のやせ我慢なんてお見通しだったみたいで。
お酒はそれほど強くはないけれど、お酒の席を台無しにはしたくない。
周りに合わせて一緒にお酒を飲みつつも、潰れないようにと気を張っていた自分。
一緒に飲み会に参加していた僕の彼女は、そんな僕のやせ我慢なんてお見通しだったみたいで。
本編
ねえ、ねえって。
大丈夫? かなり飲んでるけれど。
確かに、大丈夫そうだけど……。
君、お酒そんな強くないじゃん。なのにそんなに飲んで平気なの?
飲みの席の幹事だからって、上司に合わせて飲む必要ないんだからね?
ちゃんと水も飲んでよ?
ねえ、本当に分かってる?
あっ、上司が呼んでるね。
ほんと、無茶しないでよ!
大丈夫かな、あの子……。
はい。はい。飲み会楽しかったです! お疲れさまでしたー!
ええ、彼とは、帰り道が同じなので、ここで失礼します。
いえいえ。大丈夫です。私はきちんとセーブしたので。
家に帰るぐらいなら平気です。
そうですね。いざってときは、彼に頼ります。
まだ明るいとはいえ、夜道ですしね。
……本当に心配なのは、彼の方なんだけど。
いえ、何でもないです。
それでは、お先に、失礼します!
うわっ、と。もう……
限界、来ちゃった?
いいよ。肩貸すから。歩ける?
飲み会の幹事、お疲れ様。
飲み会を盛り上げようと、いろんな人のところに行って、話しかけて、一緒に飲んで。頑張っていたの、気づいてたよ。
……本当は、お酒弱いくせに。
気を張ってやせ我慢してた?
むしろ、そういうことできるのはすごいけれどさ……君の先輩として、恋人としては、いつ倒れないか、心配だったんだからね。
ちゃんと適度に水を飲みなさい。
今は、幹事ならお酒を飲まないとダメなんて風潮はないから、ウーロン茶を飲んでたって、誰も責めはしないよ。
そうね。一緒にお酒を飲んで、楽しんでもらおうってしてたのは分かる。
でも、幹事とは言っても、あなたも楽しまなきゃなんだからね。
今日の飲み会、楽しかった?
そう。それならよかった。
次からは、こんな無茶はしないこと。
私が、いつも居るとは限らないんだからね?
今夜は、君の家にお邪魔するよ。
ちゃんと介抱してあげるから。
そうだね。立場が逆になっちゃったね。
上司からは、私を送るようにってお願いされていたのに。私が君を送ってる。
ふふっ、送り狼になっちゃった。がおー。なんて。
ちょっと! ちゃんと肩つかまってなさい。
もう、足までフラフラじゃない。
少し休憩しなくていい?
そう。それならもう少し、頑張ろ。
あともうちょっとで、君の家だから。
あのさ。
会社の飲みとかじゃなくて、私だけと個人的に飲むときはさ。
あんな風に、気を張らなくていいからね。
お酒が弱いとか、一緒に飲めないぐらい、気にしないから。
私はね、君と一緒に過ごせるだけで楽しいんだから。
それに、お酒が入ると、君って結構ベタベタしてくるし。
普段、そんな風に体すり寄せることなんてしないのに、すごく新鮮で、可愛いって思ってるんだ。
だから、いいよ。
私には、酔っぱらっているところも、たくさん見せて。
ふふっ、顔、赤いね。
お酒のせいかなー? それとも?
あっ、ようやく家に着いた。
鍵、ポケットに入れてる? ちょっと失礼するよ。
よし、それじゃ開けるね。
お邪魔します。
ほら、ベッドに横になって。
吐きそうとかない?
うん。大丈夫なんだね。それじゃ、水を持ってくるから。
……何、その手は。放してくれないと、水を持ってこれないんだけど。
大丈夫だよ。言ったでしょ?
今夜は、ずっと介抱してあげるって。
ずっと一緒にいてあげるから。寂しがらなくて大丈夫。
ほんと。
もう、あざとすぎて可愛いんだから。まったく。
ぎゅー。よしよし。
これでいい。戻ってきたら、またしてあげるから。水、取りに行かせて。
はいはい。すぐに戻ってくるから。
ほんと、可愛すぎ。何、あんな甘えた声で「離れちゃイヤ」って。
今晩、持つかな、私の理性。
さすがに彼氏とは言え、あんなに酔っぱらったところを襲うのは、さ……。
私も、少しお酒が入ってて、変にスイッチ入ったら、抑えきれそうにないし……。
明日、覚悟してろよ。
抑えつけてたぶん、いっぱい可愛がってやるんだから。
はいはい。そんな声出さなくても。今から戻るよ。
うーっ。
キスぐらい……いいよね。
あいつが、可愛すぎるのが悪い。
やっぱり、理性持たないかもな……。
大丈夫? かなり飲んでるけれど。
確かに、大丈夫そうだけど……。
君、お酒そんな強くないじゃん。なのにそんなに飲んで平気なの?
飲みの席の幹事だからって、上司に合わせて飲む必要ないんだからね?
ちゃんと水も飲んでよ?
ねえ、本当に分かってる?
あっ、上司が呼んでるね。
ほんと、無茶しないでよ!
大丈夫かな、あの子……。
はい。はい。飲み会楽しかったです! お疲れさまでしたー!
ええ、彼とは、帰り道が同じなので、ここで失礼します。
いえいえ。大丈夫です。私はきちんとセーブしたので。
家に帰るぐらいなら平気です。
そうですね。いざってときは、彼に頼ります。
まだ明るいとはいえ、夜道ですしね。
……本当に心配なのは、彼の方なんだけど。
いえ、何でもないです。
それでは、お先に、失礼します!
うわっ、と。もう……
限界、来ちゃった?
いいよ。肩貸すから。歩ける?
飲み会の幹事、お疲れ様。
飲み会を盛り上げようと、いろんな人のところに行って、話しかけて、一緒に飲んで。頑張っていたの、気づいてたよ。
……本当は、お酒弱いくせに。
気を張ってやせ我慢してた?
むしろ、そういうことできるのはすごいけれどさ……君の先輩として、恋人としては、いつ倒れないか、心配だったんだからね。
ちゃんと適度に水を飲みなさい。
今は、幹事ならお酒を飲まないとダメなんて風潮はないから、ウーロン茶を飲んでたって、誰も責めはしないよ。
そうね。一緒にお酒を飲んで、楽しんでもらおうってしてたのは分かる。
でも、幹事とは言っても、あなたも楽しまなきゃなんだからね。
今日の飲み会、楽しかった?
そう。それならよかった。
次からは、こんな無茶はしないこと。
私が、いつも居るとは限らないんだからね?
今夜は、君の家にお邪魔するよ。
ちゃんと介抱してあげるから。
そうだね。立場が逆になっちゃったね。
上司からは、私を送るようにってお願いされていたのに。私が君を送ってる。
ふふっ、送り狼になっちゃった。がおー。なんて。
ちょっと! ちゃんと肩つかまってなさい。
もう、足までフラフラじゃない。
少し休憩しなくていい?
そう。それならもう少し、頑張ろ。
あともうちょっとで、君の家だから。
あのさ。
会社の飲みとかじゃなくて、私だけと個人的に飲むときはさ。
あんな風に、気を張らなくていいからね。
お酒が弱いとか、一緒に飲めないぐらい、気にしないから。
私はね、君と一緒に過ごせるだけで楽しいんだから。
それに、お酒が入ると、君って結構ベタベタしてくるし。
普段、そんな風に体すり寄せることなんてしないのに、すごく新鮮で、可愛いって思ってるんだ。
だから、いいよ。
私には、酔っぱらっているところも、たくさん見せて。
ふふっ、顔、赤いね。
お酒のせいかなー? それとも?
あっ、ようやく家に着いた。
鍵、ポケットに入れてる? ちょっと失礼するよ。
よし、それじゃ開けるね。
お邪魔します。
ほら、ベッドに横になって。
吐きそうとかない?
うん。大丈夫なんだね。それじゃ、水を持ってくるから。
……何、その手は。放してくれないと、水を持ってこれないんだけど。
大丈夫だよ。言ったでしょ?
今夜は、ずっと介抱してあげるって。
ずっと一緒にいてあげるから。寂しがらなくて大丈夫。
ほんと。
もう、あざとすぎて可愛いんだから。まったく。
ぎゅー。よしよし。
これでいい。戻ってきたら、またしてあげるから。水、取りに行かせて。
はいはい。すぐに戻ってくるから。
ほんと、可愛すぎ。何、あんな甘えた声で「離れちゃイヤ」って。
今晩、持つかな、私の理性。
さすがに彼氏とは言え、あんなに酔っぱらったところを襲うのは、さ……。
私も、少しお酒が入ってて、変にスイッチ入ったら、抑えきれそうにないし……。
明日、覚悟してろよ。
抑えつけてたぶん、いっぱい可愛がってやるんだから。
はいはい。そんな声出さなくても。今から戻るよ。
うーっ。
キスぐらい……いいよね。
あいつが、可愛すぎるのが悪い。
やっぱり、理性持たないかもな……。
クレジット
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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