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【肝試し/ビビり】霊感ゼロの理系メガネ先輩は幽霊の存在を証明したい
written by 松平蒼太郎
  • 敬語
  • 先輩
  • 学生
  • 年上
  • 理系女子
  • 心霊スポット
  • 部活
  • 肝試し
  • ほの甘
公開日2025年09月09日 21:19 更新日2025年09月09日 21:19
文字数
1831文字(約 6分7秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
先輩女子
視聴者役柄
後輩男子
場所
心霊スポット
あらすじ
ある日の夜、貴方はとある心霊スポットを、心霊研究部の先輩と一緒にまわることになった。彼女は科学の力で幽霊の実在を証明したいようで…?

【キャラ紹介】
①先輩
→元々は科学部志望の理系インテリ女子。オカルトにも興味があったため、心霊研究部の部長に誘われて入部。新入部員くんと出会い、幽霊の存在を証明するためのキーパーソンとして重用するようになる。ちょっとしたことでも驚くので、リアクション芸人の才能あり。

②新入部員
→霊を引き寄せる体質。心霊研究部に入部し、数々のくせ者の先輩たちに頼りにされて嬉しく思っている。自分を可愛がってくれる先輩たちの夢を応援したいなぁとも。
本編
(息を切らせながら) す、すみません…!機材の準備をしてたら、遅れてしまって…!


え、えぇ…ちゃんと持ってきました。


「幽霊探索装置」「幽霊撃退用スタンガン」「幽霊捕獲用ネット」…


これらがあれば、きっと大丈夫…!どんな霊が出てきても、問題ありません!それでは行きましょう!


(心霊スポットの探索開始)


ぶ、不気味な場所ですね…今にも霊が飛び出してきそうな…


い、いえ!?全然怖くありませんよ!?たかが幽霊ごときでわたしがビビるとでも!?


そもそも、心霊研究部に入ったのだって、全ては科学の力で幽霊の存在を証明するため…!


幽霊は必ず存在すると、友達や家族に証明してやるんです…!科学的根拠がないのなら、作り出せばいい…!


だからその…今日はお付き合いいただき、ありがとうございます。


はい…部長から、貴方は霊を引き寄せる体質だと伺いましたので。ぜひ、お力をお借りできたらなと…


そ、そうなんですか?あまり人から頼られたことはなかった…?


な、なるほど…小学生の頃のあだ名が「お化け太郎」…


そう呼ばれるほど、貴方の周りでは怪奇現象が起きていた、と。


いえ、その…それは、大変でしたね。


やはり怪奇現象となると、周りからは距離を取られてしまいますよね…


…大丈夫です。わたしたち、心霊部員は貴方を頼りにしています。みんな一癖も二癖もありますけど…あ、わたしは全然普通ですけどね!?


…え?なんですか?何か後ろから来てるって…装置は特に反応していませんが…ぎゃっ!?


(振り向きざまに幽霊をビンタ)


いいい、今今!何か肩に触れましたよね!?ねぇ!?


しかも振り向いたら、何か手に当たったし!


ちょ、誰ですか!?今、誰か確実に、わたしの肩を触りましたよね!?セクハラで訴えますよ!?


はぁ!?幽霊なわけないでしょう!?


幽霊は壁をすり抜ける存在ですよ!?そんな透明な存在が、人の肩に触れるなんて非科学的です!物理法則の観点から見ても、あり得ません!


装置も反応していませんでしたし、つまりはこれは実在の人間の仕業です!こんな真っ暗な場所で何やってんですか、全く!


ふぅ…すみません、少々荒ぶってしまいました…って、どうして笑ってるんですか?


な、何でもないことないでしょう!?そんな爆笑しながら言われても説得力ありません!


貴方もよく分からない人ですね…!幽霊を引きつける体質といい、あの部長を夢中にさせたことといい…!


…えっ?あ、えーと、今のなし!何でもありませんから!えぇ!


ぶ、部長は何も企んではいませんよ?たぶん…


あ、あの?その今にも襲いかかりそうな目、やめてもらえません?これでも一応、か弱い乙女ですんで…


…別に口止めされているわけではありません。ただ新入部員くんには、あまり自分のことは話さないようにと言われているだけで…


そっ、そんなことより探索の続き、いきますよ!時間は有限なんですから!


(探索再開)


それにしても…さっきから全然装置が反応しませんね。本当に幽霊はいるんでしょうか?


え、そこらじゅうにウヨウヨいる?全然見えないし、何も感じないんですけど…


え、ええと…実はその、わたし霊感ゼロでして…幽霊なんてこの方、一度も見たことがなくてですね…


み、見たことないからこそですよ!見たことないものを、自分の目で確認したいと思うこの欲求こそ、科学の発展に必要な知的好奇心というやつではないんですか!?


わたし、元々は科学部志望だったんですけど…どうせなら、別分野で科学の発展に貢献したいなって思ったんです。


幽霊を単なる都市伝説だ、オカルトだと切り捨てることは簡単ですが…それでは健全な科学者としての精神は養われません。


まずは調査・分析して、それから証明のための実験を何度も繰り返す…


かの有名な偉人も言っていました。「天才とは、1%のひらめきと99%の努力」だって。


えぇ、天才ですよ?わたしは…


だから諦めないんです。なんせ、わたしの身体は99%の努力でできていますから。


そして…1%のひらめきは、今ここにいる貴方です。


貴方の存在こそ、幽霊という名のオカルトを証明するカギになる…わたしはそう信じています。


ですので、これからもたくさん、頼りにさせてもらいますから。振り回される覚悟はしておいてくださいね?


…?今度は何です……ぴぎゃあっ!


なっ、ななな、何ですか、今のは!首筋に吐息みたいなのがフーッて…!


あり、あり、ありえません!今のはただの、生温かい風です!装置も反応してないし!


幽霊ならもっとこう、フワッと姿を見せてくれてもいいじゃないですか!


と・に・か・く!幽霊を可視化するこの装置が反応するまで絶対、ぜーったい、諦めませんからねっ!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【肝試し/ビビり】霊感ゼロの理系メガネ先輩は幽霊の存在を証明したい
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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