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【ASMR/ホラー】感情豊かな悟り遊女の幽閉耳かき
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • 耳かき
  • 色仕掛け
  • ファンタジー
  • 濡れタオル
  • ヤンデレ
  • 遊女
  • 悟り妖怪
  • 耳ふー
  • 独占欲
  • 梵天
公開日2025年11月23日 14:19 更新日2025年11月23日 14:19
文字数
5331文字(約 17分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
遊女
視聴者役柄
商家の奉公人
場所
遊郭
あらすじ
とある商家で奉公していた男は、その日も行きつけの遊郭に足を運んでいた。男が遊ぶ相手はいつも同じ遊女で、彼女は悟り妖怪でもあった。彼女に心を読まれることに対して、あまり抵抗を感じていない男だったが、彼女もやはり妖怪であるということを思い知らされて…?
本編
おや…今宵も遊びに来てくださるとは。
アンタも物好きだねぇ。


ふふ…黙ってないで、
何か喋ってもらえると
助かるんだけど?


無言でいられると、
流石のアタシも寂しいよ?


んー…まぁ、それはその通り、
なんだけどねぇ…


やっぱアタシとしちゃ、アンタの
肉声が聞きたいもんさ。


……もぅ、意地悪な男。


いくらアタシが心を読めるからって、
喋らなくていいと思うのは、間違いだよ?


アタシをご指名、してくれたんだろ?


それなら腹を割って、
言葉を交わそうじゃないか。


ふふ、やっと喋ってくれたね。


まったく、面倒くさがりも
ここまでくると立派な病気だね…


…どうする?煙、一本吸う?


それともお酒を注いだほうがいい?


…ほぅ?耳かき、とはね。


アンタにしちゃ、珍しいことを
お願いしてくるじゃないか…
どういう風の吹き回しだい?


……なるほど。よその遊女に男が
やってもらってるのを見て、自分も
やってもらいたくなった、と。


まぁ、アンタの頼みなら構わないよ。


アタシの正体を唯一知っている、
アンタの頼みなら…ね。


とりあえず…身体を弛緩できる
御香でも焚いておこうか。


(御香を焚く)


…どうだい?良い香りだろう?


白檀(びゃくだん)といってね、
燃やすと深みのある香りが
出てくるのが特徴なのさ。


…だろう?気分を落ち着けたい時に
ピッタリなのさ、この御香は…


で、耳かきだったね……


まずはここ、アタシの膝に
頭を乗せな?あ、仰向けに寝転がってね。


そう…耳かきの前に、
両耳をほぐしていこうと思って。


このお湯に漬けた
濡れ布巾(ふきん)をしっかり絞って…


…やけに準備が良い?


そりゃあ、アンタの思考は
最初から読んでいたからね…


女たる者、大切な男のために、
準備くらいはするってもんさ。


まぁ、細かいことは気にしなさんな…
ほら、両耳をギューってほぐしていくよ。


(両耳をタオルでほぐす)


どうだい?気持ちいいかい?


ふふ、そりゃあ、よかった。


ねぇ…アンタ、最近疲れてるだろ?


なんだか気の流れが少し
滞ってる気がするよ…


…自覚がない?そりゃ重症だね。


それなら、ここでしっかり疲れを
取っていってもらおうじゃないか。


当然さ…アンタは大切なお客様だからね。


普通の人間は心の中を覗かれることに
抵抗があるものだが…アンタはそれに
無頓着だから。


というかむしろ、自由に覗いてください
とでも言わんばかりの反応を返してくるし…
変わった男だよ、アンタは。


ほら、またそうやって
思考で会話しようとする。


ダメだろ?アタシと話すときは、
肉声で喋ってくれなきゃ…


アンタが喋らなくても
意思疎通はできるけど…


それだと、ずっとアタシが独り言を
喋ってるみたいじゃないか///


バカ、当然だろ?アタシにだって
羞恥心くらいはある。たとえ、周りに
誰もいなかったとしてもね。


それに…アタシはアンタの声、
嫌いじゃない///


平凡な見た目に反して、
意外と耳障りの良い声色というか…


…褒めてるよ。十分、褒めてる。


こうして人間を褒めちぎるのは、
アタシにしちゃ、珍しいんだよ?


…アンタの声色には嘘偽りがない。
変な誤魔化しもない。


悪意の有無はともかく、
人間はとにかく嘘をつく生き物でね…


自分を守るための嘘、
自分をよく見られたいがための嘘、
他人を貶めるための嘘…
人の数だけ、嘘がある。


ある程度の分類は可能だけど…
とにかく豊富な種類の嘘を、
これまでごまんと聞いてきた。


アンタも人間だからさ、
全く嘘をつかないわけじゃないけど…


それでもアタシの前では、
変な誤魔化しをしたりしない。
しょーもない見栄を張ったりもしない。


アンタの声を聴いてて
心地いいのは多分そのせい。


単純な声質とかじゃなくて…
きっとアンタの着飾らない、
素朴な内面が声に表れてんだと思う。


だから…アタシと喋るときは是非、
肉声でよろしく頼むよ。


さ、そんなことを喋ってるうちに、
耳がほぐれてきたね。


そろそろ本格的な耳かきへと
移行しようじゃないか…
身体を横向きにしてくれるかい?


…ありがとう。アンタの一番楽な
体勢でいてくれて、かまわないからね。


じゃ、準備も整ったところで、
さっそく始めていこう…


耳かき棒、中に入れていくよ?


(耳かき)


どうだい?このしなやかな
竹製耳かき棒の感触は…


ふふ、そうだろうそうだろう。
この耳かき棒はすごいんだ。


なんせ、わたしの妖力が
込められた、世界でたった
一つの耳かき棒だからね。


あぁ、そうさ…
これはアンタのために
こしらえた耳かき棒。


ただ耳かきをするだけじゃ
つまらないからね…


少しでもアタシという
存在を感じられる
ようにしたのさ。


…ほぅ?性行為みたい、とは///
これまた直球な…///


このスケベ男め…ちょっとは
下心を隠そうという努力は…


…あ、開き直りやがったね?
悟り妖怪相手だからってさぁ…


…その悟りちゃんって
言うのやめな?///


アタシには『静流(しずる)』
っていう立派な名前がだね…


…口の減らない男だこと///


しかも、心で思ってることと
ほとんど大差ないのが、余計
タチ悪い…///


おかしいねぇ…普通は心が読めるはずの
アタシが圧倒的に優位なはずなのに。


それがどうしてアンタの方に
天秤が傾いているのやら…


あぁ、なるほど…
それは一理あるね。


恥も見栄も捨て去った
男ほど強い奴はいない…
いや、悪い奴はいないの
間違いか?


…ここぞとばかりにアタシを
ボロクソに言うのはやめな?///


こちとら、あまり褒められるのに
慣れていないのさ…見た目じゃなくて、
内面の話ね。


(ため息)


まったく…悟り妖怪の威厳が
台無しだよ。どうしてくれるんだい?
この女ったらし///


…それよりも耳かきに集中しろ?


ははっ…あまり調子に乗ってると、
うっかり耳かきの手が滑っちまう
かもしれないね?


ん、よろしい。減らず口は
ほどほどにしておくもんだよ…
特に女の前ではね。


おや…耳壁に張り付いている
頑固な汚れが。


これはちょっとばかし
気合いを入れないとね…
痛かったら、悪いね。


少しずつ…
壁から剥がしていく感じで…
べりべりって…


ふふ、どうした?
なんだかビビっているようだけど…
アタシの耳かきが怖い?


…おや、存外素直だね。
からかい甲斐のない奴…


そ、そう…///
アタシの前では徹底的に素直に…///


いや、それでも「赤ちゃんになってもいい」は、
言いすぎだろう。


こんなデカい赤ん坊の面倒なんか見れるかっての。
それこそ、本当に面倒だ。


……ほぅ?それなら
他に甘やかしてくれる
女のところに行くって?


堂々と浮気宣言とは…
アタシも舐められたもんだね?


ねぇ…知ってる?悟り妖怪はただ、
人の心を覗き見るだけが能じゃない…


その心を本当の意味で真っ裸にすることも
できる…これが何を意味か、分かるかい?


ふふ、やっぱりアンタは賢いね。


そう、アンタの常日頃考えていることを
世界中の人間に共有…暴露することができる。


アンタの頭の中身を、
他の人間の頭の中に
情報として流し込む…


どうだい?想像しただけで
身震いしてくるだろう?


流石のアンタも羞恥のあまり、
自害してしまうかもしれないね?


まぁ、アタシとしては
それでも構わないんだがね…


アンタを妖怪として
生き返らせるいい口実になるし。


…どうやってか、気になる?


それは……その時のお楽しみ♪


ま、そういうことにならないよう、
できるだけ考えて発言することだ。


さて、話しているうちに
耳もすっかり綺麗になっちまった。


壁に張り付いていた耳垢も
いつの間にか無くなってるし…
仕上げに梵天といこうか。


(梵天)


このフワフワの感触、
クセになるだろう?


…どうした?さっき言った浮気が
どの程度の基準か、気になるかい?


まず他の女のところに行くってのは
駄目だね。冗談でも許されない。


…実際に行ったら?


そりゃあ、もちろん、
アンタの身柄を
買収させてもらうよ。
金ならたんまりある。


アンタ、今は商家(しょうか)に
住み込みで奉公してんだろ?


アンタの雇い主さんに
一定の金額を提示すれば、
きっと喜んでアンタを売りに出して
くれるだろうね?


…おやっさんはそんな
薄情な人じゃない?


ふふ、果たしてそうかな?


人の心は金で買える…
この遊郭で働いてきて
アタシが得てきた真理だよ。


ましてや相手は
金にがめつい商人…
アンタを売り渡さない
保証がどこにある?


極め付けにアタシは悟り妖怪…
人の弱みを握って、交渉を有利に
進めることなど造作もない。


…言ってること、分かるかい?
アンタの手綱はこのアタシが
握ってるってこと。


まぁ、安心しな…今すぐ
どうこうしようってわけじゃない。


ただ、浮気をするとどうなるかって
ことを懇切丁寧に教えてあげただけ…
そこまでビビらなくて大丈夫さ。


そんなことより…
今は梵天の感触を楽しみな。


このこそばゆ〜い感じが
気持ちいいんだろ?ほれほれ♪


あぁ、すまないね…
さっき、散々からかわれたことを
根に持っているから、意地悪してる
わけじゃないよ?


こらこら…そのような
人聞きの悪いことを言いなさんな。


アタシはただ、『アタシだけ』に
素直なアンタが見たいだけ…
悪いことじゃないだろう?


ま、梵天も十分できたことだし…
最後は吐息、フーってするね。


(耳ふー)


はい、こっちの耳はおしまい。


次は反対側をやるから…
身体の向き、変えな?


…これから用事なんてないだろう?
今は夜半過ぎなんだから。
(※夜半過ぎ…午前0時から午前2時頃までをさす)


ほら、いいから…
さっさと反対の耳、寄こしな?


ん…それでいい。
それじゃ、耳かき棒入れてくよ。


(耳かき)


ふん…こっちの耳にも
耳垢がへばりついてる。


残らず取ってやるから、心配しなさんな…
いきなり奥からいくよ。


かりかり…かりかり…
かりかり…かりかり…
(※オノマトペの回数はお任せします)


こっちのはなかなか手強いね…
少し取りづらい…


…ん?あぁ、少し痛い?


すまないね…こちとら
耳かき初心者なもので。


少々手荒になってしまったのは
謝るよ。悪かったね。


(何者かの足音やうめき声が聞こえる)


…あぁ、何か聞こえるね。
足音やらうめき声やらが、
そこら中から…


時間が時間だし、
妖怪が出歩いているのかも?
あるいは幽霊。


この遊郭は…どうだろうね。
割と頻繁に不可思議な現象は
起こりがちだけど。


ま、妖怪のアタシがいる時点で
お察しだとは思うけどね…


…そ。アンタみたいな貧乏人でも
この時間に来れば、タダ同然で遊べる
ってのはそういうこと。


ちなみにここ、巷では
『幽霊遊郭』って呼ばれてんだって…


だからたまに肝試しで入ってくる若い衆が
ちょっぴり酷い目にあうこともあって…


(誰かの悲鳴が聞こえてくる)


…ほら、噂をすれば悲鳴が。


アンタみたく、裏の抜け道を
使ってこないとああなる…


そう。ここに来るまでの道のりは
最初の時にしっかり教えたろ?


それを守らなかったら、身の安全は
保証できないとも言ったよね?
つまりはそういうこと。


つっても、これは夜半だけの話だけどね。
夕方・昼間はいたって普通の遊郭さ。


大丈夫…この部屋には
特別な結界が張ってある。


他の妖怪や幽霊は
決して入ることができない。


ここにいる限り、
アンタの身は安全というわけさ。


…そんな事実は知りたくなかった?


はは…相変わらず正直だね。
けど、それは仕方ない。


今まではアタシが外の音を
結界によって遮断していたけど…
今日は音の遮断だけ解除しておいた。


…アンタには今一度、
分かってもらいたくてね。


アンタの心も体も、その気になれば
すべて管理できるってこと…


だから…くれぐれも他の女
のとこに遊びに行くんじゃないよ?
悟り妖怪『静流』との約束ね?


あぁ、やっとアンタの
『恐れ』の感情が味わえる…♡


ずっと考えてたんだ…
どうすればアンタから恐れの
感情を引き出すことができるのか。


普通の人間は心を読むだけで
ビビってくれるけど…
アンタはそうじゃなかった。


結局、最初から
こうすれば良かったんだ…


アンタがアタシの
手のひらの上で転がされる、
ちっぽけな存在だってことを
示せばよかったんだ…


…当然だろ?
アタシだって妖怪なんだ。


人間が恐れを抱くサマには
興奮くらい覚える。


興味を持った人間
相手なら尚更…ね?


ふふ…さぁ、仕上げの
梵天といこうじゃないか。


このフワフワの虜になっちまいな?
可愛い可愛い、アタシだけの人間くん…♡


(梵天)


ほ~ら…どうだい?
気持ちいいだろう?


この梵天が終わったら、
アンタの大好きな遊びに
付き合ってやるよ…


そう、いつものアレ。


アタシに心を読まれながら、
ひたすらチョメチョメするア・レ♡


アンタの「そこは、やめて…///」
っていう、か弱い声を聴きながら
イジイジするのは楽しいもんさ…///


今日のアンタは特に、アタシのことを
怖がっているからね…忘れられない夜に
してやるよ。


あぁ、そうさ…御香も耳かきも、
すべてそのための前振りに過ぎない。


アタシの妖力で満たされた部屋で、
アタシの妖力を直浴びする…


これが何を意味するか、
分からないアンタじゃないだろう?


意外と悪くないもんだよ…
妖怪の眷族になるってのは。


アンタの本音はアタシだけのモンだ…
他の誰にも渡さない。


さぁ、そろそろ仕上げだ…
愛する女の息吹、受けてみな?


(耳ふー)


…お疲れさん。
頭、膝からどけてくれる?


(起き上がった彼に抱きつく)


…すまないね。
いきなり抱きついたりして///


これがアンタに首輪をつける最終段階…
夜明けまでアタシと、遊んでくれる?///




~~おまけ(事後と夜明け前)~~


…空、明るくなってきたね。


アンタも一本、吸う?


疲れた後の一本は最高だよ…


ふふ、どういたしまして。
煙、しっかり肺に取り入れな?


(煙を吸って吐く)


アンタが使ってる
その煙管(きせる)、
だいぶボロボロだね。


今度、新しいのを用意してやるよ…
アンタ専用の、かっこいい煙管をね。


いいんだ…妖怪が金を
溜め込んでも仕方ないし。


金に執着する生き物なんざ、
人間くらいのもんだよ…
それが悪いとは言わないけどね。


…そろそろ帰る?


徹夜明けでの奉公は大丈夫かい?


はは、そっか…


まぁ、ダメになったら
いつでも帰っておいで。


ここはもう、
アンタの帰るべき
場所だからさ。


アンタのこと、待ってる…
いつまでもずーっと…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ASMR/ホラー】感情豊かな悟り遊女の幽閉耳かき
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・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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