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公開日2025年12月11日 08:42
更新日2025年12月11日 08:42
文字数
1944文字(約 6分29秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
蛇神
視聴者役柄
人間の女性
場所
森の奥にある廃神社
あらすじ
【あらすじ】
不治の病を抱え、すでに瀕死の状態だった貴女は、弱った身体に鞭打ち、とある森の神社へと足を運ぶ。そこで藁にも縋る思いでお祈りしていると、和服を着た糸目の青年が現れて…?
※蛇神…人から忘れられた神社で、祟り神と化した。彼の使役する蛇は、御利益のある白蛇から災厄の象徴である黒蛇へとその姿を変えている。祟り神としての権能を高め、社をゲートとして、黄泉の国と現世とを行き来できるようになった。胡散臭い見た目ながらも、蛇神らしく執念深い性格。彼に祟られたら最後、その厄を祓うことは絶対にできない。
不治の病を抱え、すでに瀕死の状態だった貴女は、弱った身体に鞭打ち、とある森の神社へと足を運ぶ。そこで藁にも縋る思いでお祈りしていると、和服を着た糸目の青年が現れて…?
※蛇神…人から忘れられた神社で、祟り神と化した。彼の使役する蛇は、御利益のある白蛇から災厄の象徴である黒蛇へとその姿を変えている。祟り神としての権能を高め、社をゲートとして、黄泉の国と現世とを行き来できるようになった。胡散臭い見た目ながらも、蛇神らしく執念深い性格。彼に祟られたら最後、その厄を祓うことは絶対にできない。
本編
おや…このような寂れた神社に小娘一匹。今日はいかようなご用件で?
えぇ、その通りにございます。僕はこの社に住む悪〜い蛇の化身。
昔、神社が栄えていた頃は蛇神様だなんて呼ばれておりましたよ?
さて…早速、ご用件を伺いましょうか?
そのような弱々しい身体で、こんな森の奥まで一人で歩いてきたとなれば、並大抵のご用ではないはず。君は僕に何をお望みで?
ふむ…不治の病。医者でさえ手のつけられぬ、難しい病気…
ふふふ、なるほど。寿命も残りごくわずかというところで、死ぬのが怖くなり、最後は神頼みというわけですか。相も変わらず、人間さまは自分勝手なことで。
いえいえ。怒ってなどおりませぬよ?
ただ、この神社を見捨てた人間さまに再び助けを求められるとは思いもしなかったがゆえ、笑いが込み上げてきた次第にございます。
といっても、君には何の罪もないんですがねぇ…この神社を見捨てた人間たちと君とは、全くの無関係でございますから。
しかし、ここで困ったことが一つ…この僕、蛇神様は、昔のようなご利益をふんだんに提供するありがた〜い神様ではなくなってしまったんですよ。
えぇ、そうです。今の僕はそちらの言葉でいうところの祟り神…人間様にとっては、都合の悪い神様に成り果てました。
そんなヤバい奴に、本気で病気を治して欲しいとお思いで?引き返すなら、今のうちですよ?
くっ、ふふふ…!そう、ですか…!w
分かりました分かりました…w
このまま座して死を待つくらいなら、僕のような糸目の胡散臭い男にもすがるとw
君、将来は悪い男に引っかかってしまう素質が大アリですねw
まぁ、事情は理解しました…とりあえず、結論から言いますと、病気を治すこと自体は可能です。
えぇ。その程度の病気、なーんてことありません。ただし、一つ覚悟してもらわねばならぬことがありまして…
それは…僕の治療を受けたら二度と現世には帰ってこられぬということ。僕と共に、あちら側の世界に行ってもらいますよ?
ふふ、そんなことはありません。病に蝕まれて死ぬのではなく、生きたままあちらの世界に行く…
苦しんで死ぬか、元気な状態で別の世界に行くか…ただそれだけの違いでございます。
さぁ、どうします?あまり時間は残されていないのでしょう?決断の時はすぐそこまで迫っていますよ?
えぇ…わたしは?どちらの道を、選びます?
ふふ、よくぞお選びになられました♪ 病弱な身体でここまで歩いてきただけはあります♪
ではさっそく、その身体に宿る悪しき病を駆逐して見せましょう…僕の有する、自慢の猛毒で♡
(彼女を抱き寄せ、首筋に噛み付く)
くっ、ふふ…♡ 全身に毒が回りましたか?
僕の毒はいかなる難病をも上回る…そして貴女自身の意識も刈り取る。
さぁ、感じてみてください…先ほどまでの自分と違い、生まれ変わった感覚はありませんか?
そうですそうです♪ 君は僕だけの女になったんです♪ それさえ分かれば、十分です♪
身体、軽くなったでしょう?あの鉛のように重かった身体が嘘のように、ね?
えぇ、無論ですとも。君を惚れさせた責任は必ず取ります。未来永劫、永遠に。
もはやこの現世に未練はないでしょう?
君の見舞いにもろくに来ない両親、きょうだい、親戚、そして仲の良い友人…は、最初からいないのでしたね。これは失礼しました。
ふふ、そう不貞腐れないで?これからは僕がいるんですし、それでいいでしょう?
……へぇ?それはそれは…くく、やはり君は面白い…!
えぇ…君の言う通り、今のその感情は、僕の毒によって作られた感情に過ぎない。
そんな作り物の感情も、いつかは本物になる…とても素敵な考えだと思いますよ?矮小な人間様が持つ考えにしては、ね。
さぁ、そんなことより…これから共に、黄泉の国へ参りましょう。
生きた人間を連れ帰るのは初めてですが…まぁ、僕のそばにいれば問題ないでしょう。
あぁ、この社には僕の分身を置いておくので問題ありません。寂れているとはいえ、僕が現世に出てくるための重要な門ですから。
おっと…大切なことを忘れていた。
君の身体に僕の証を、一目でわかるように付けておかないと。
(身体に蛇に絞められたような跡をつける)
これで、よし。僕の絞め跡が、服の上からでもよく分かる。
…言ったでしょう?君は僕だけの女だって。
ちょうど君のような女の子が欲しかった…僕の退屈と孤独を埋めてくれる、そんな女の子が。
…そうですね、僕自身も自分勝手だとは思いますよ?
でも神様なんてみんなそんなもの…己の欲に従い、感情の欲するままに動く。その点ではあまり、人間様と変わらないかもしれませんね?
ですが、君の願いはきちんと叶えてあげましたよ?病気で一人寂しく死にたくないという、君の願いは。
だから…これからは二人きりです。孤独な神と人間、お互いの傷を舐め合って生きていきましょう?
人から見捨てられた者同士、仲良くできると思いますので……ね?
えぇ、その通りにございます。僕はこの社に住む悪〜い蛇の化身。
昔、神社が栄えていた頃は蛇神様だなんて呼ばれておりましたよ?
さて…早速、ご用件を伺いましょうか?
そのような弱々しい身体で、こんな森の奥まで一人で歩いてきたとなれば、並大抵のご用ではないはず。君は僕に何をお望みで?
ふむ…不治の病。医者でさえ手のつけられぬ、難しい病気…
ふふふ、なるほど。寿命も残りごくわずかというところで、死ぬのが怖くなり、最後は神頼みというわけですか。相も変わらず、人間さまは自分勝手なことで。
いえいえ。怒ってなどおりませぬよ?
ただ、この神社を見捨てた人間さまに再び助けを求められるとは思いもしなかったがゆえ、笑いが込み上げてきた次第にございます。
といっても、君には何の罪もないんですがねぇ…この神社を見捨てた人間たちと君とは、全くの無関係でございますから。
しかし、ここで困ったことが一つ…この僕、蛇神様は、昔のようなご利益をふんだんに提供するありがた〜い神様ではなくなってしまったんですよ。
えぇ、そうです。今の僕はそちらの言葉でいうところの祟り神…人間様にとっては、都合の悪い神様に成り果てました。
そんなヤバい奴に、本気で病気を治して欲しいとお思いで?引き返すなら、今のうちですよ?
くっ、ふふふ…!そう、ですか…!w
分かりました分かりました…w
このまま座して死を待つくらいなら、僕のような糸目の胡散臭い男にもすがるとw
君、将来は悪い男に引っかかってしまう素質が大アリですねw
まぁ、事情は理解しました…とりあえず、結論から言いますと、病気を治すこと自体は可能です。
えぇ。その程度の病気、なーんてことありません。ただし、一つ覚悟してもらわねばならぬことがありまして…
それは…僕の治療を受けたら二度と現世には帰ってこられぬということ。僕と共に、あちら側の世界に行ってもらいますよ?
ふふ、そんなことはありません。病に蝕まれて死ぬのではなく、生きたままあちらの世界に行く…
苦しんで死ぬか、元気な状態で別の世界に行くか…ただそれだけの違いでございます。
さぁ、どうします?あまり時間は残されていないのでしょう?決断の時はすぐそこまで迫っていますよ?
えぇ…わたしは?どちらの道を、選びます?
ふふ、よくぞお選びになられました♪ 病弱な身体でここまで歩いてきただけはあります♪
ではさっそく、その身体に宿る悪しき病を駆逐して見せましょう…僕の有する、自慢の猛毒で♡
(彼女を抱き寄せ、首筋に噛み付く)
くっ、ふふ…♡ 全身に毒が回りましたか?
僕の毒はいかなる難病をも上回る…そして貴女自身の意識も刈り取る。
さぁ、感じてみてください…先ほどまでの自分と違い、生まれ変わった感覚はありませんか?
そうですそうです♪ 君は僕だけの女になったんです♪ それさえ分かれば、十分です♪
身体、軽くなったでしょう?あの鉛のように重かった身体が嘘のように、ね?
えぇ、無論ですとも。君を惚れさせた責任は必ず取ります。未来永劫、永遠に。
もはやこの現世に未練はないでしょう?
君の見舞いにもろくに来ない両親、きょうだい、親戚、そして仲の良い友人…は、最初からいないのでしたね。これは失礼しました。
ふふ、そう不貞腐れないで?これからは僕がいるんですし、それでいいでしょう?
……へぇ?それはそれは…くく、やはり君は面白い…!
えぇ…君の言う通り、今のその感情は、僕の毒によって作られた感情に過ぎない。
そんな作り物の感情も、いつかは本物になる…とても素敵な考えだと思いますよ?矮小な人間様が持つ考えにしては、ね。
さぁ、そんなことより…これから共に、黄泉の国へ参りましょう。
生きた人間を連れ帰るのは初めてですが…まぁ、僕のそばにいれば問題ないでしょう。
あぁ、この社には僕の分身を置いておくので問題ありません。寂れているとはいえ、僕が現世に出てくるための重要な門ですから。
おっと…大切なことを忘れていた。
君の身体に僕の証を、一目でわかるように付けておかないと。
(身体に蛇に絞められたような跡をつける)
これで、よし。僕の絞め跡が、服の上からでもよく分かる。
…言ったでしょう?君は僕だけの女だって。
ちょうど君のような女の子が欲しかった…僕の退屈と孤独を埋めてくれる、そんな女の子が。
…そうですね、僕自身も自分勝手だとは思いますよ?
でも神様なんてみんなそんなもの…己の欲に従い、感情の欲するままに動く。その点ではあまり、人間様と変わらないかもしれませんね?
ですが、君の願いはきちんと叶えてあげましたよ?病気で一人寂しく死にたくないという、君の願いは。
だから…これからは二人きりです。孤独な神と人間、お互いの傷を舐め合って生きていきましょう?
人から見捨てられた者同士、仲良くできると思いますので……ね?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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