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【性別不明愛が重い】性別不明な美術部所属の先輩は君に夢中
written by 霜月鷹
  • 甘々
  • ボーイッシュ
  • 性別不明
  • ダウナー
  • 愛が重い
公開日2026年04月30日 14:33 更新日2026年04月30日 14:33
文字数
2759文字(約 9分12秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
性別不明の先輩
視聴者役柄
先輩の絵が好きな後輩
場所
部室
本編
【表記説明】

「〇〇」 通常の台詞

「(〇〇)〇〇」 特定のアクションをしながらの台詞(耳元で囁く)等

※〇〇 効果音、キャラクターのモーション

〈〇〇〉 聞き手との距離

〈距離:遠〉 少し遠くから話しかけている

〈距離:普通〉 近過ぎず遠過ぎず、日常会話をしている際の距離感

〈距離:近〉 聞き手のすぐ近くで話しかけている

《〇〇開始》 頭を撫でる、耳かきをする等プレイの開始点
《〇〇終了》 プレイの終了点

【シナリオ本文】

※ドアの開閉音

※溜め息

〈距離:普通〉
「君、今日も来たの?」
「ほんと、物好きっていうかなんていうか……」
「もしかしなくても、常に暇を持て余してる感じ?」
「時間は有限なんだから、もっと有意義に使わなきゃ駄目だ──は?」

〈距離:普通〉
「僕の絵を見るのが、最高の時間の使い方……?」

〈距離:普通〉
「ふぅん……僕の絵、そんなに好きなんだ」
「(小声で呟く)そっか……」
「それなら、好きなようにしてれば?」
「僕はいつも通り、のんびり描いてるから」

〈距離:普通〉
「ん、どうしたの?」
「あぁ……これね、見ての通りの白紙」
「なんか最近、上手いこと絵が描けなくてさ……」
「しつこく絵を見せろって頼み込んでくる奴のせいで中々集中できなくて──って冗談だよ!」
「冗談だから、そんなに悲しそうな顔しないで?」

〈距離:普通〉
「僕のこれは……」
※一呼吸置く
「うん、本当……ただのスランプだから」
「そのうちきっと、また描けるようになると……思う」
「……って、今度はなに?」
※息を呑む
「あっ……その、ノート……」

※一呼吸置く

〈距離:普通〉
「それは気晴らしに描いたものっていうか、作品にはならないだろうなーって落書きの寄せ集めだけど……」
「まさか、それも見たいとか言い出さないよね?」
※溜め息
「駄目……絶対に見せない」
「というか、見せたくない……」

〈距離:普通〉
「そもそもこれの中身、人に見せるようなものじゃないし……はぁ?」
「どうしても見せてほしいって……」
※溜め息
「そんな必死になって頼んでも、駄目なものは駄目」
「これ以上しつこく聞いてくるなら、君の事は出禁にしちゃうよ?」
「はいはい、分かったらそのまま良い子にしててね」

※しばらく沈黙

※欠伸

〈距離:普通〉
「駄目だ……全っ然描けない」
「よいしょっと……ん、どこ行くのかって?」
「座り疲れたから、休憩ついでにちょこっと外を歩いてくるだけ」
「そうだ……せっかく遊びに来てくれたんだし、飲み物くらいなら買ってあげるけど」
「君、リクエストはある?」

〈距離:普通〉
「僕に任せる……分かった」
「十分もすれば戻ってくると思うけど……くれぐれも、大人しくしててね?」

※ドアの開閉音

※しばらく沈黙

※ドアの開閉音

〈距離:普通〉
※溜め息
「ノートの中、見るなって言ったよね?」
「なのに君、どうしてそれを開いてるの?」

〈距離:普通〉
「ん?戻ってくるのが早過ぎるって?」
「財布を忘れてたのに気付いて、慌てて取りに来ただけだよ」
「そんな事より──」

〈距離:近〉
「(耳元で囁く)ノートの中、見たんでしょ?」

〈距離:近〉
「ねぇ、急に黙り込んじゃってどうしたの?」
「見たんでしょ?我慢できなくなっちゃってさ……」
「僕があんなに見ないでって言った、誰にも見られたくなかった僕のヒミツ」

〈距離:近〉
「(耳元で囁く)見ちゃったんならさ……」
「(耳元で囁く)少しだけ、僕に付き合ってもらうよ?」

〈距離:普通〉
「君が見たがってたノートの中身……」
「それ、気持ち悪いでしょ?」
「僕が君のこと、そんなふうに見てるんだって分かって──そんな事ない?」
※溜め息
「別に、僕のことなら気にしなくたって平気だよ」

〈距離:普通〉
「というかさ……」
「そんなのを見ちゃって、君は本当になんとも思わないの?」
「だってその中身──」
※息を呑む
「全部、君の絵ばっかりなのに……」

〈距離:普通〉
「僕の絵を見ている君」
「僕の隣でご飯を食べていた君」
「何処か遠くを見つめている君」
「僕の隣で、のんびり昼寝してる君」
「全部、僕が見ていた君の……」
※溜め息
「本当……気持ち悪いよね、僕……」

〈距離:普通〉
「最近の僕さ……なんか、変なんだよ」
「いつもなら描ける筈のモノがちっとも描けなくて、気が付いたら君のことばっかり考えて……」
「描くものだって、君ばっかりで……」

〈距離:普通〉
「自分でも何言ってんだろって思うけどさ……」
「今の僕はね、大好きだった絵がどうでもよくなっちゃうくらい……」
「君の事で、頭がいっぱいなんだ……!」

〈距離:普通〉
「あの日、初めて会った君が僕の絵を褒めてくれた時からずっと……」
「ずっとずっと、君の事が頭から離れないんだ!」
「君の事を考えると胸が苦しくなる!」
「君が誰かと話しているのを見ると不安になる!」
「君がいつも通りの時間にここに来ないと、何か会ったんじゃないかって心配になって……!」
「絵のこと以外はどうでも良かった、そう思ってた筈なのに……!」

〈距離:近〉
「ねぇ、これはなんなの……?」
「なんで僕は、君の事しか考えられないの……?」
「どうして君が近くにいると、それだけで心が満たされていくの……?」
「ねぇ……!」
「黙ってないでさ……教えてよ……!」

〈距離:近〉
「絵じゃなくて僕を見てほしい!」
「他の誰かじゃなくて、僕だけといっしょに居てほしい!」
「ずっと……」
「ずっとずっとずっと、僕の傍に居てほしい!」
「僕の為に笑って、僕と一緒に泣いて……」
「君の時間ぜんぶを、僕の為に使ってほしい……!」

〈距離:近〉
「なんで……」
「なんで僕の心は、こんな気持ちでいっぱいになってるの……?」

〈距離:近〉
「分かんない……」
「分かんないんだよ……!」
「どうして君は、僕の心をこんなにグチャグチャにしちゃうの?」
「どうして僕は、君から離れたくないって思ってるの?」
「ねぇ……」
「僕は、どこかおかしくなってしまったの?」

※一呼吸置く

〈距離:近〉
「怖いんだよ……!」
「この気持ちの理由が、ちっとも分からないのが……」
「だからさ……頼むよ……!」
「この気持ちが何なのか……」
「僕に教えてよ……!」

〈距離:普通〉
「え……?」
「君が僕の絵に持ってるのと、同じ気持ち……?」
「なにそれ……」
「それってさ……僕が君のこと、好きって事……?」
「ははっ、なにそれ……意味わかんない……」
「分かんない、からさ──」

〈距離:近〉
「(耳元で囁く)確かめさせてよ」
「(耳元で囁く)僕が本当に、君のことを好きなのか」

〈距離:近〉
「ねぇ……僕の事、このまま抱きしめて?」
「もう、何その顔……」
「君のせいでこんな事になってるんだから、それくらいはしてくれても良いんじゃない?」

〈距離:近〉
「んっ……ありがと」

※しばらく沈黙

〈距離:近〉
「ねぇ……もしもだよ?」
「もしも僕が、本当に君の事を好きならさ……」
「君は僕のこと、受け入れてくれるの?」

〈距離:近〉
「だってさ……君が好きなのは僕じゃなくて、僕の絵なんでしょ?」
「だからもし、僕の気持ちが迷惑になったりしたら──」
「そっか……ふふ」
「ありがと、君って優しいね」
「それじゃあ──」

〈距離:近〉
「(耳元で囁く)今日はこのまま……」
「(耳元で囁く)僕の気持ち……全部、受け止めてよね」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【性別不明愛が重い】性別不明な美術部所属の先輩は君に夢中
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
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