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ヤンデレ副会長 8本目 尊厳と懇願
written by 考える脳
  • 告白
  • ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
792文字(約 2分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
・・・なあ、後輩くん。暇じゃないか?

まあ、後輩くんはあの子のお気に入りだからな。そういった待遇になるのもうなずけるよ。

・・・なあ、もし。もし良かったらでいいんだが、その。少し手伝ってはくれないか?(少し遠慮気味に)

そうか、手伝ってくれるか! ありがとう(嬉しそうに)

体育倉庫の備品確認は、いくら私といえど少々きついからな、助かるよ。

それじゃあ行こうか。なに、あの子の事なら私に任せておけ、何とか誤魔化してやる。

{横開きのドアが開く音}(体育倉庫の扉が開く)

じゃあ、後輩くんはこの書類にある備品を確認して、問題ないのならそのままチェックをつけていってくれ。

私は確認漏れ等を行うから近くにいるよ。

それじゃあ始めようか。



よし、これで最後だな。お疲れ様。

・・・なあ、キミは、私が実は小心者で卑怯者だと言ったら、嫌いになるかい?

そう、か。ありがとう。ますます君のことを好きになったよ(だんだん声が小さくなる)

だから、もういいよな。 すまないがもう抑えられそうにないんだ。

・・・(近づく)(抱き着く)(以下のセリフはすべて切なそうに)

・・・だから、お願いだ。私のものになててゃくれないか?

私はあの子の様になんでもこなす技量はないし。

あの子の様に明るくもない。

あの子の様にうまくやれる自信もない。

だけど、私は・・・

あの子の様に束縛しないから。

あの子の様に独占しないから。

あの子の様に暴力も振るわないし。

あの子の様に積極的に求めないし。

あの子の様に私を一番に見なくてもいいから。

他人に君の優しさを振りまいてやってもいいから。

一番じゃなくても、何番目でもいいから。お願いだ。

私はもう、キミなしじゃ生きて行けそうにもないから。

キミの側にずっと置いておいてくれ。

忘れてもいいから、気付かなくてもいいから、ただの自己満足でしかないのはわかっているけど。

この気持ちだけには嘘はつけないから。

私はキミを愛している
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ副会長 8本目 尊厳と懇願
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
考える脳
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