- 告白
- ヤンデレ
- メイド
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年08月31日 21:50
文字数
1139文字(約 3分48秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
メイド
視聴者役柄
主人
場所
指定なし
本編
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「…どうかされたんですか?」
「ふむふむ…なるほど…そんなことが…」
「それは…大変でしたね…」
「ほら、いらしてください」
(布が擦れる音)
「ぎゅー…もう大丈夫ですからね。私がそばにいますから」
(小声で)
「ご主人様を傷つける輩は消しておかねばなりませんね…」
「いえ、何も言っておりませんよ?」
「それより、他に何かありましたか?こういう時は何か些細なことでも良いことを見つけるだけでも気が楽になりますよ?」
「なるほどなるほど、女性とお話したと…」
「今度映画に誘われた…?ふむ…」
(小声で)
「ご主人様に色目を使った不埒な輩がいるのですか…要監視ですね…」
「いえいえ、ご主人様にもとうとう春が訪れたと考えるとちょっと感慨深いなと思いまして」
「そんなつもりはない?しかし映画に誘われたということはそういうことでしょう?」
「興味ない?そうなのですか?」
「それはまたなぜ?」
「顔を赤らめて…さてはご主人様、意中の相手がいらっしゃいますね?」
「更に真っ赤になりました。図星ですね?」
(小声で)
「ご主人様が…相手は誰でしょうか。ご主人様のメイドとして見定めなければ」
「相手はどんなお方ですか?」
「すごく優しい?ほうほう…」
「仕事も完璧、なるほど…」
「気遣いもできる?」
(小声で)
「ほう…その方、なかなか出来るようですね…」
「え?多分その人もご主人様を好いている?」
「なぜそのようなことが分かるのですか?」
「よく知ってる人だから?どなたでしょうか…」
「そうですね…あ、もしや学生時代仲の良かったあのお嬢様ですか?」
「違う?…では、よく通ってらした花屋の娘さんですか?確か同い年でしたよね?」
「あそこは本当に花が好きで行ってだけ?」
「…すみません、私にはわかりません。教えて頂けますか?」
「花屋に通ってた時何度か渡した花を覚えているか?もちろんですよ。ご主人様からもらったプレゼントは全て覚えております」
「当時もらった花は…白いカーネーションに白いツツジ、赤い菊、赤いアネモネ等ですよね」
「あ、私が見習いの頃、ご主人様が子供の時ですね。その時はたくさんの四葉のクローバーの束を頂いたの…を…おぼえて…」
「あの…ご主人様が植物に詳しくなったきっかけってもしかして…」
「ご主人様、そう受け取ってよろしいのですよね…?」
「気付くのが遅い?」
「お待たせして申し訳ありません…!」
「ご主人様…!私もご主人様をお慕い申しあげておりました…!」
「メイドだからと、従者が主に恋をするなど許されないことだとこの気持ちを押し殺しておりました…でも、良いのですね…」
「だって、ご主人様からアプローチしてくださったのですものね…!」
「ご主人様、愛しております…!今後ともこんな私ですがよろしくお願いいたします…!」
「…どうかされたんですか?」
「ふむふむ…なるほど…そんなことが…」
「それは…大変でしたね…」
「ほら、いらしてください」
(布が擦れる音)
「ぎゅー…もう大丈夫ですからね。私がそばにいますから」
(小声で)
「ご主人様を傷つける輩は消しておかねばなりませんね…」
「いえ、何も言っておりませんよ?」
「それより、他に何かありましたか?こういう時は何か些細なことでも良いことを見つけるだけでも気が楽になりますよ?」
「なるほどなるほど、女性とお話したと…」
「今度映画に誘われた…?ふむ…」
(小声で)
「ご主人様に色目を使った不埒な輩がいるのですか…要監視ですね…」
「いえいえ、ご主人様にもとうとう春が訪れたと考えるとちょっと感慨深いなと思いまして」
「そんなつもりはない?しかし映画に誘われたということはそういうことでしょう?」
「興味ない?そうなのですか?」
「それはまたなぜ?」
「顔を赤らめて…さてはご主人様、意中の相手がいらっしゃいますね?」
「更に真っ赤になりました。図星ですね?」
(小声で)
「ご主人様が…相手は誰でしょうか。ご主人様のメイドとして見定めなければ」
「相手はどんなお方ですか?」
「すごく優しい?ほうほう…」
「仕事も完璧、なるほど…」
「気遣いもできる?」
(小声で)
「ほう…その方、なかなか出来るようですね…」
「え?多分その人もご主人様を好いている?」
「なぜそのようなことが分かるのですか?」
「よく知ってる人だから?どなたでしょうか…」
「そうですね…あ、もしや学生時代仲の良かったあのお嬢様ですか?」
「違う?…では、よく通ってらした花屋の娘さんですか?確か同い年でしたよね?」
「あそこは本当に花が好きで行ってだけ?」
「…すみません、私にはわかりません。教えて頂けますか?」
「花屋に通ってた時何度か渡した花を覚えているか?もちろんですよ。ご主人様からもらったプレゼントは全て覚えております」
「当時もらった花は…白いカーネーションに白いツツジ、赤い菊、赤いアネモネ等ですよね」
「あ、私が見習いの頃、ご主人様が子供の時ですね。その時はたくさんの四葉のクローバーの束を頂いたの…を…おぼえて…」
「あの…ご主人様が植物に詳しくなったきっかけってもしかして…」
「ご主人様、そう受け取ってよろしいのですよね…?」
「気付くのが遅い?」
「お待たせして申し訳ありません…!」
「ご主人様…!私もご主人様をお慕い申しあげておりました…!」
「メイドだからと、従者が主に恋をするなど許されないことだとこの気持ちを押し殺しておりました…でも、良いのですね…」
「だって、ご主人様からアプローチしてくださったのですものね…!」
「ご主人様、愛しております…!今後ともこんな私ですがよろしくお願いいたします…!」
クレジット
ライター情報
シス=リリシアと申します。普段はトピアという配信アプリで不定期で活動しております。
台本は不定期で気が向いた時に書いているので月単位で更新がないこともあるかもしれません。
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