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私の唯一解けない謎〜想いの気付き〜
written by シス=リリシア
  • 恋人同士
公開日2021年07月25日 22:51 更新日2021年08月31日 21:55
文字数
823文字(約 2分45秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
探偵
視聴者役柄
助手
場所
部屋
あらすじ
奴から無事逃げることができた探偵の助手(あえて逃がされたとも言える)。
その後、起きた出来事を探偵に話したら…
本編
「…助手君、何か言うことはあるかい」
 
「特にない…か」
 
「なぜあんなことをしたのか聞こうじゃないか」

「興味を持たれて捕まった?…どういうことかね?」
 
「ふむ…なるほど…つまり私のせいで奴は君に興味を持ったということになるのか…」
 
「すまない助手君…これはある意味私のせいだ。きっと奴はこれから君を狙ってくるだろう」
 
「しかし安心してくれたまえ、君は必ず私が守ると誓おう」
 
「しかし奴は手段を選ばない。もしかしたら私を始末してから助手君を手に入れようとするかもしれない」
 
「だから…君は私を守って欲しい」
 
「…いい返事だ、さすが私の助手なだけある。そ、それに…助手君はわ、私の恋人なのだからな」
 
「あと助手君…」
 
(布が擦れる音)
 
(囁き)
「これでも心配したんだ…あまり無理はしないでくれ…」
 
「仮説段階とはいえ、私はきっと君のことが好きなんだ…君になにかあったらと気が気でなかった…」
 
「なるべくで構わないから私から離れないでくれたまえ…」
 
(布が擦れる音)
 
「…さて、辛気臭いのはこのあたりで終わりにしよう。私らしくないからな」
 
「助手君、デートの準備をしたまえ。今日はラブロマンスの映画を見に行くぞ!」
 
「こう、恋人同士というのは…そ、そういうシーンで手を握るのだろう…?」
 
「恋人らしいことを行えば、なにか発見できるかもしれないだろう?現場検証と言うやつだよ助手君」
 
「なんだね助手君。そういう知識はどこから仕入れてくるのか?そんなもの聞き込みからに決まっているだろう?」
 
「ラブロマンスの映画で手を繋ぐといいと教えてくれたのは警部殿の妻からだよ。今も時々恋人らしいことの知識を教えてくれているぞ」
 
「何故か君との関係を話したら急に詰め寄ってきて、『なんでも手伝うから何かあったら言ってね!』と詰め寄られてな…目の色が急に変わって正直ちょっと怖かったが…」
 
「まあそんなところだな」
 
「はやく私の分も含めて準備をしてきてくれたまえ」
 
「そして…準備が終わったらいつもの紅茶の準備をしてくれたまえ」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
私の唯一解けない謎〜想いの気付き〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シス=リリシア
ライター情報
 シス=リリシアと申します。普段はトピアという配信アプリで不定期で活動しております。moneepというアプリでも活動予定なのでそちらもよろしくお願いします。
 台本は不定期で気が向いた時に書いているので月単位で更新がないこともあるかもしれません。
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