ヤンデレ配信者と初期からのリスナーであるあなたとのお話。
『ご使用に関して』
アレンジ、改変全て自由です。
ご自由にご利用ください。

「はーい、こんばんわー！」

「今日はあたしのトークイベントに応募してくれてありがとー！」

「見事にあたしとこうやって1対1でのトークタイムに当選したわけだけど今の感想は？」

「嬉しい、夢みたい？ありきたりだねー、あはは。」

「さて、時間も限られてるしどんどんお話していこー！」

「あなたってあたしのことを初配信の時から見てくれてるよね？」

「知ってるのって？当たり前じゃん、特に最初期から見てくれてる人のことはちゃーんと知ってるよー」

「あなたの想像以上にあたしはあなたのことを見てるよ？」

「怖くない、怖くない。だってどんな人が見てくれてるかって気になるじゃない」

「バーチャルの世界の住人だからね、ネットでの情報収集なんてお手の物だよ、あはは」

「で、あなたはあたしのどこに惹かれたの？」

「ずっと見てくれてるってことは何かしらあるんだよね？」

「いつも明るくて楽しく配信をやってるところ？そう言うところが見ていて楽しい？」

「へぇ、そっかそっか」

「あなたはあたしみたいな女の子が好き？」

「好き？・・・それは恋愛対象として？」

「あなたの彼女にしてって言ったらOKする？」

「へぇ、するんだ」

「でもあなた他の女の子の配信でも言ってない？そういうこと」

「特にあなたが一番最初に推し始めた子とかにさ」

「あたしに対してはガチ恋？ふーん・・・」

「それならさ、これからあたし以外の配信者を見ないでって言ったらあなたはそうしてくれる？」

「してくれるよね？彼女にしたいぐらい好きだったら。」

「あたしもあなたがいつまでも見てくれるような配信を続けるからさ・・・」

「もし約束してくれるなら・・・あなたにだけ特別にイイコト、してあげるよ？
」

「約束してくれる？ほんと？嬉しいな、ははっ」

「そろそろイベントの時間も終わりだから後でまた連絡するね？絶対起きててね？」

「それじゃあ、またね」

（少しの間）

「はーい、さっきぶりー」

「じゃあ今日はこのまま寝落ちするまで通話しよっか」

「さっき聞けなかったことも色々聞かせてね」

（少しの間）

「・・・へぇー、SNSでたまたま見かけて初配信見に来てくれたんだー」

「それで一気にガチ恋勢にまでなっちゃんったんだ、ふふっ、嬉しいなぁ」

「でもね、あたし一つだけ悲しいことがあるんだ」

「これから聞くからちゃんと答えてね。いくよ？」

（ここから若干声のトーンを変えて）

「どうして私を裏切ったの？」

「キミが一番最初に推し始めたのは私だよね？」

「あんなに好きって言ってくれたのに。私だけを見てるって言ってくれたのに。」

「ねぇ、どうして？どうして推し変したの？」

「浮気は許さないって言ったよね、私」

「特に最初から見ているキミだけは」

「ねぇ、答えてよ、何か言ってよ、ねぇ」

「・・・何？どういう状況か理解できない？」

「そのままの状況だよ」

「私はキミが一番最初に推し始めた配信者。そしてさっきまで話していたのは・・・私が演じていたもう一人のあたし。」

「2つの名前で配信をやってたの」

「どうしてそんなことをって・・・全部キミが悪いんだよ。」

「最近私の配信のコメントもSNSでの反応も少なくなってさ・・・」

「私だけを見てるとか言いながら、他のアカウントで他の子の配信見てるの知ってるんだからね？」

「キミのことなら何でも知ってるんだよ？」

「キミの最近よく見てる好きそうな見た目と配信スタイルにしたら簡単に引っかかってさ・・・」

「正直悲しかったよ、ガチ恋だとか言われて・・・」

「キミの好きってその程度だったんだって・・・」

「何か言い訳はある？あるわけないよね？」

「まぁ、どうでもいいんだけどね、これからキミは私の恋人なんだから」

「どういうことってさっき言ってたよね？」

「あなたの彼女にして？って言ったらＯＫしてくれたじゃない」

「ちゃんとその部分は録音してあるから逃げられないよ？」

「もう絶対に逃がさない、キミが私の全てを受け入れてくれるまで・・・」

「あぁ、安心していいよ。あっちの方でも配信は続けるから。」

「キミが好きなあたしにもちゃんと会わせてあげるからさ・・・」

「そういうことでこれからもよろしくね？」

「私だけのリスナーさん、ふふっ」

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレ配信者とのトークイベントでのお話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ゆりらんたん