不穏な先輩に部室に連れ込まれる、っていうの良いですよね。今度はヤンデレ幼馴染視点も書いてみたいです。
何部なのかはご想像におまかせします。

（教室）
あっ、いたいた！おーい後輩くーん！
今日、部活くるでしょ？
えへへっ。私のほう早く終わったから思い切って迎こっちまで来ちゃった。
なんか、後輩の教室にくるの新鮮だなぁ。
私も去年はこっちの教室だったんだよ？懐かしい～。
え？ああ、ごめんごめん。初めて下級生の教室入ったから、はしゃいじゃった。。
やだなぁ、後輩くん。「なんでここに？」って……ほら、最近あんまり部室に顔だしてくれないから、私の方から迎えに行っちゃおうかなー、って。
ん？それだけだよ？
急ぎの用？あー…そうそう。まぁそんなところ。
だから、ねっ？今日は一緒に部活いこう？
……って、貴方は………。ああ、貴方が噂の幼馴染さんなんだ。
えへへ、はじめまして。私は後輩くんの部活の…って、知ってるんだ？そりゃそうか。
えー！なんか恥ずかしいなぁ。後輩くん、私のことなんて話してるのー？もぅ。
うん。というわけだから、幼馴染さんごめんね？後輩くん、借りていくね。
じゃあはい、後輩くんはお姉さんと行こうね～。ではではっ！失礼します～。

（廊下）
なんか、クラスの皆に注目されちゃったね。
まぁ急に上級生が教室に来たら、関係なくても驚くかー。
えへへ、もしかしたらアレだね、クラスの皆に勘違いされちゃうかもね？
恋人同士だと思われちゃったかな？
もしそう思われたら…後輩くんは……いや…かな……？
……………ふーん、そっか。まぁそうだよね。後輩くんには幼馴染さんがいるんだもんね？
こんなこと言われてるも、困っちゃうよね？
…………へぇ、違うんだ？幼馴染さんとは、そういうのじゃないの？
んー…どうだろ？怪しいなぁ……。
えっ？用事？今日よび出した理由？あー……それはまぁ、部室ついてからね？
大丈夫どんな大層なものじゃないから。すぐ帰れる……かもよ？後輩くん次第だけど。

（部室）
はいっ、到着ー！
ささっ、後輩くん、どうぞどうぞ。お先に部室の中へ……？
んー…？なにって別に…後輩くんファースト？みたいな？
いいからほら、どうぞ？
うん、そしたら…これをこうして…ガチャ、っと……。
どうして鍵を閉めるのか…？
『……………どうしてだと思う？』
ほんとはわかってるんだよね？私が今日、なんで後輩くんを連れてきたのか。
まぁ、ここまで強引にくるとは、流石に思ってなかったのかな？なんでもいいけど。
ほら、そこ。椅子すわって？
……ね？『座って？』
そう、いい子だね。
……どうしたの？こんなに身体震わせて。
私が怖い？幼馴染さんのところに戻りたい？
そうだよね、きっと後輩くんはそう思ってるよね。
でもダメ。帰してあげない。
君は、今日はここで私と一緒にいてもらいます。
うん？そんなにあの子がいいの？あの子じゃないといや？私じゃダメなのかな。
ううん、別にいいんだよ。今は、どうとでも思ってくれてて。
そう、今は…だよ。
これから後輩くんは、私と一緒に色々お勉強して、少しずつ、ゆっくり、私のこと大好きになっちゃおうね。
大丈夫だよ。痛いこととか、しないから。
後輩くんがちゃんといい子でいてくれるなら……ね？

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレ先輩の強硬策。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
そらくん