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服屋のアラクネ彼女さん
written by シス=リリシア
  • 恋人同士
  • 人外 / モンスター
  • アラクネ
公開日2021年08月31日 20:40 更新日2021年08月31日 20:40
文字数
1078文字(約 3分36秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アラクネ彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
アラクネ彼女の部屋
あらすじ
アラクネの彼女の部屋に行くと部屋には誰もいない。どこに行ったのだろうと不思議に思っていると…?
本編
(囁き)
「ばあっ!」
 
「うふふ、びっくりした顔もかわいいわねぇ」
 
「え?毎度急に上から現れるなって?」
 
「そうは言っても、彼氏くんがかわいい反応するのが悪いんでしょう?」
 
「それに、私はアラクネなの。糸を張り巡らせたこの部屋は、床は当たり前だけど、壁も天井も私にとっては地面みたいなものなのよ」
 
「だったら、どこから現れたって私の勝手でしょう?」
 
「でもまぁ…これでも色々感謝しているのよ?貴方は気がついていないのでしょうけれど」
 
「そうねぇ…まだこの国じゃ…というより普通の人間には亜人を心から受け入れているという人の方が少ないから、純粋に私を私として、そして女として見てくれたの、貴方が初めてだったのよ?」
 
「よからぬ事を企む人もいるし、実際友人のアラクネも巻き込まれてるから最初こそ私も貴方を警戒していたのだけれど、一緒に過ごすうちにそんなことができるほど器用な人じゃないとわかったもの」
 
「ここまで心を許してるのだから…」
 
(囁き)
「裏切ったりしたら許さないわよ?」
 
「なーんてね、冗談よ冗談」
 
「さて、堅苦しい重い話はここまでにして…いつものお願いできるかしら?」
 
「ありがと」
 
「さて、と…」
 
「この服、試着してみてくれる?」
 
(布が擦れる音)
 
「…うーん、やっぱりこの辺りは別のデザインの方がいいわね。こっちはこのままでもよさそう」
 
「アラクネの糸で作った服って丈夫で長持ちするし肌触りもいいから結構需要あるのよねぇ。注文が多くて参っちゃうわ」
 
「まあ、私の作ったものを選んで買ってもらえるのは嬉しいのだけれどね」
 
「貴方もいつも仕事手伝ってくれてありがとね。服を作ってるときに実際に着てもらうと色々気がつかなかったことに気づけるから助かるわ」
 
「ってあら?この辺り…ちょっとキツくなってない?」
 
「サイズは前測った通りに作ってるから…さてはちょっと太ったわね?」
 
「ほんとにもう、彼氏くんはだらしないんだから」
 
「一緒に暮らし始めたらその辺は私が管理してあげる」
 
「ふふっ、顔真っ赤よ?一緒に暮らすって聞いて色々想像しちゃったのかしら?」
 
「彼氏くんったらかわいいんだから」
 
「うーん…今日はもう服を作るのはいいわ」
 
「かわりに…」
 
(縛る音)
 
「貴方が欲しいわねぇ」
 
「 彼氏くんがあんまりにもかわいいから我慢できなくなっちゃった。ちょっとつまみ食いしちゃうけどいいわよね?」
 
「というか…彼氏くんもこういう風にされるのが好きな変態さんだものねぇ?」
 
「故意なのかそうじゃないのか知らないけれど、私をその気にさせたんだからきっちり責任とってもらうわよ」
 
(囁き)
「覚悟、しててね?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
服屋のアラクネ彼女さん
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シス=リリシア
ライター情報
 シス=リリシアと申します。普段はトピアという配信アプリで不定期で活動しております。moneepというアプリでも活動予定なのでそちらもよろしくお願いします。
 台本は不定期で気が向いた時に書いているので月単位で更新がないこともあるかもしれません。
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