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助手くんの全部は私のものだから
written by そらくん
  • 甘々
  • お姉さん
  • ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1005文字(約 3分21秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
博士
視聴者役柄
助手
場所
指定なし
あらすじ
師匠(漆黒のローブを羽織ってる)の弟子でありたいし、博士(純白の白衣を羽織ってる)の助手でありたいですよね。世界はそういう風にできてるらしいので。
本編
やぁ、おはよう、助手くん。今日もいい朝だね。
気分はどうだい?うんうん、なら良かったよ。
……ん?白衣?ああ、洗濯しておいてくれたのか。
ありがとう。ん、助手くんはほんとうに気が利く優秀な子だな。やはり君を雇って正解だったよ。
ところで、どうしたのかな?さっきから、いささか呼吸が乱れているようだが…。
……おっ、とと…。ふふっ、なんだなんだ急に抱きついてきて。
大丈夫?こんなに身体を震わせてしまって。苦しいのかな?
ははっ、こらこら、そんなに腕を掴まれたら痛いよ。
……こうも激しく求められたら、どうにかなってしまいそうだ…。
いや、失敬。大丈夫。こっちの話だから。
ああ。ほら、君がほしいのはこれだろう?私特製、君専用のビタミン剤。
あーあー、興奮しちゃって。
……まぁ、私がそうなるようにしたわけだが…。
ほら、落ち着いて?ちゃんとあげるから、だから…ね?

いつもの、できるよね?

私から“ご褒美”ほしいときは、どうするんだっけ…?
…君が世界で一番愛しているのはだれ?
…慈しむべきはだれ?
…守るべき人は?
…君が、一生を賭(と)して付き添い、身を捧げるべきは…?だぁれ?

そう、私だね。助手くんは、私のものなんだよね?
私の言うこと聞いて、私のために尽くしてくれるって、そう約束したもんね?
ああ、いい子だ。嬉しいよ。
じゃあ、はい。ご褒美の“ビタミン剤”だ。
慌てないで、ゆっくり飲み込こんでごらん。
…そう。………はい、ごっくん。
…………いい子。
そしたら、薬が効いてくるまで私が抱きしめていてあげよう。
ほら、よしよし。大丈夫だからな。私はここにいるぞ。
…どうかな?落ち着いた?頭も撫でてあげようか。よーしよーし。
お目々、とろんとしてる。可愛いなぁ。
もう君はこの薬なしじゃ…ううん、私無しじゃ、生きていけないんだもんね。
大好きだ、愛してるよ。
安心してくれ、君をこんなにしてしまった責任はとるから。必ず君を幸せにしてみせる。
そのために研究を続けて来たんだ。君の安寧は、私が保証するよ。
だから助手くんは、このままずっと私と一緒に堕ちていこう…。

まぁ、この状態の君に何を言っても聞こえないか。
ははっ、どうしたんだ。そんなにすり寄ってきて。私から離れたくないのかな?もぉ、しょうがないな助手くんは。
私の匂い、落ち着くのかい?薬品くさいだけだと思うが、君が好きでいてくれるなら嬉しいよ。
ああ、このままもう少し休んでいようか。
意識が戻ったら、また一緒に研究を手伝ってくれるかな?うん、約束だぞ。
愛してるからな、助手くん。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
助手くんの全部は私のものだから
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
そらくん
ライター情報
 そらくんです。「みたいなのどうよ氏」に深い感銘を受けて趣味で台本を作らせて頂いています。
 つたない文章ですが、どうぞよろしくおねがいします…!
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