0
神社に住んでる不思議なお姉さんと過ごすひととき
written by シス=リリシア
  • 癒し
  • 巫女
  • 神様
公開日2021年10月17日 20:17 更新日2021年10月17日 20:17
文字数
898文字(約 3分0秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
巫女服のお姉さん
視聴者役柄
お気に入りの常連参拝客
場所
神社
あらすじ
よく行く神社には不思議なお姉さんがいる。話を聞いてると巫女服を着ているのに巫女では無いみたいで、神さまと自称してて、話し方もなぜか古風。いつ神社に足を運んでも必ずいる。そんな不思議なお姉さんとのひととき。
本編
「ん…?おお、お主か。」
 
「随分疲れた顔をしているな…ほら、こっちにくるといい。」
 
「よし、聞き分けのいい子は嫌いじゃないぞ?」
 
「さて、と…ぎゅ〜…」
(布が擦れる音)
 
「そう驚くでないわ…妾に身を委ねよ…」
 
「ふふっ…顔が真っ赤になっておるぞ?」
 
(布が擦れる音)
 
「残念そうな顔をして…もっと抱きしめられたかったか?」
 
「安心せい、後で満足するだけしてやるからな。」
 
「ほれ、ついてこい。」
 
(足音)
 
(間を置いて)
 
「よし、ここなら日当たりも良くて心地よいか…」
 
「よいしょ…ほれ、ここに頭を乗せよ。」
(腿を叩く音)
 
(布が擦れる音)
「実はこの緋袴、卸したてでな…妾以外で触れたのはお主が初めてだぞ?卸したての感触を今のうちに楽しむと良い。」
 
「神様なのに巫女服でいることろしか見たことがない?まあこれしか持っておらんし、必要も無いからな。」
 
「…そういえば、触れたのが妾以外でお主くらいなのはこの緋袴以外も大抵そうかもしれぬな…」
 
「ん?お主にしか膝枕したことないのだから当たり前であろう?」
 
「まあ…その…なんというか…神に惚れられた時点でその神の唯一になるからの…」
 
「そ、その顔はなんだ…にやにやするでないわ…!お、お主が悪いのだからな…!」
 
「こ、こほん…!そうではなくてな…最近やたら疲れた顔をしておるから、妾直々に癒してやろうかと思っての。」
 
「こうやって…な?」
 
(頭を撫でる音:最後まで)
 
「ほれ…気持ちいいか…?」
 
「…ならよかった。お主は時々頑張りすぎるきらいがあるからな…こうやって妾直々に癒してやらねばな。」
 
「何故こうも良くしてくれるのか?」
 
「それは…その…倒れられたらしばらくこの神社に顔が出せなくなるであろう…?」
 
「そうなったら寂し…ごほん!た、退屈になってしまうからな…!」
 
「そ、その顔をやめんか…!」
 
「ま、まあこの話は置いておくとして…」
 
「真面目な話、無理をするなとは言わぬが無理はしすぎるでないぞ」
 
「お主に何かあって来れなくなればこの神社の巫女共や居着いてる獣共も寂しがる。それに妾も…多少は心配もする。」
 
「返事が無いが聞いておるのか?…って眠ってしまったのか。」
 
「かわいい寝顔をしおって…」
 
「よしよし…いい夢が見られるように祈っておるぞ…」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
神社に住んでる不思議なお姉さんと過ごすひととき
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シス=リリシア
ライター情報
 シス=リリシアと申します。普段はトピアという配信アプリで不定期で活動しております。moneepというアプリでも活動予定なのでそちらもよろしくお願いします。
 台本は不定期で気が向いた時に書いているので月単位で更新がないこともあるかもしれません。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
シス=リリシア の投稿台本(最大10件)