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シスターさんに告白したところ、儀式と称して襲われてしまう少年のお話
written by フブキ
  • ショタ
  • シスター
  • 色仕掛け
公開日2021年10月30日 02:04 更新日2021年10月30日 02:04
文字数
1354文字(約 4分31秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
シスター
視聴者役柄
少年
場所
教会
あらすじ
憧れのシスターさんに想いを告げたところ、儀式と称して襲われてしまいます。
本編
(舞台:教会 扉の開く音)

……懺悔に来られたのですか?

あらあら、可愛いお客さん。どうしたのですか?

ここは遊び場ではありませんよ。

ボール遊びなら中庭のほうで……。え、わたしに用があって来た?

思い詰めたような顔をされていますね。

失礼いたしました。悩みごとに老いも若いも関係ありませんものね。

コホン。迷える子羊よ。どうされたのですか。

心のうちを正直に明かしてみるがよろしいでしょう。

貴方の罪を懺悔なさい。嘘偽りなく告白すれば、神は寛大な御心で赦してくださります。

(間が空く)

回心を呼び掛けておられる神の声に心を開いてください。

神のいつくしみに信頼して、あなたの罪を告白してください。

……アーメン。

え?わ、わたしのことが好き?

恋人になってほしい?

こ、困ります。わたしは神に身をささげた身。それにあなたとは歳が離れていますし……。

(断られた少年、泣き出す)

……あぁ、泣かないでください。ほら、せっかくの御召し物が濡れてしまいますよ。

結婚してくれないといやだ?

飛び降りる?

だ、だめですよ。命を粗末にしては。

神の御心が深いように、世界は広いのです。

正直にさえ生きていれば、いつかあなたと結ばれる運命にあるご婦人との出会いが……。

(さらに泣き出す)

……あぁ、そんなに泣かないで。

……わかりました。

あなたの申し出を受けることといたします。

主よ、お許しください。罪深きわたしを。心弱き者を赦したまえ。

……神の御赦しをえるために、あなたが一人前の信徒であることを証明せねばなりません。

御覚悟はおありですか?

(間が空いて)

良き返事です。ささ、それではわたしの寝室へ

(場面転換。ふたりが密着する)

儀式を始めるまえに聞いておかねばならないことがあります。

あなたはわたしと恋人になりたいとおっしゃいましたが、それが意味することをどの程度理解しているのでしょうか?

恋人となった男女は、手をつなぎます。やがては口づけを。そして最後には……。

ふふ、お顔が真っ赤になっていますよ。どうやら理解はしているようですね。

(ささやき)

おませさん。

確認ができたところで、儀式をすぐにでも始めなければ。

どんな儀式か気になります?

すぐにでもわかりますよ。あなたの身をもって。

(ささやき)

泣いてもやめてあげない。

……儀式はどんなに苦しくても耐えなければなりません。

悪魔はいつも姿を変えて、ひとの愛を揺るがそうとします。

一人前の信徒であれば、誘惑をはねのけられるはずです。

どうしたのですか、目をうるうるされて。怖いのですか?

もう帰る?だめですよ。儀式はすでに始まっているのですから。

(ささやき)

お耳をこんなに赤くして。悪魔の恰好の的。このままでは餌食になってしまいます。

わたしがあなたのよわよわなところを鍛えてさしあげます。

抵抗しても無駄です。

怯え切った顔、かわいいです……。わたしを、ゴホン。悪魔を誘っているのですか?

まったく罪深き行いです。

あなたの小さき身体では、儀式には一度しか耐えられない。

一度きりで終わらせるつもりでしたが、神への忠誠心を試す必要がありそうです。

朝まで続けます。

大丈夫です。あなたはわたしに身体をゆだねていればいいのです。

腰がガクガクになって、もうやめてって泣き叫んでも、無駄です。やめませんからね。

あなたのよわよわなところを清めてさしあげます。

(ささやき)

さぁ、それでは儀式を始めましょう。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
シスターさんに告白したところ、儀式と称して襲われてしまう少年のお話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
フブキ
ライター情報
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