- 恋人同士
- 甘々
- 学生
- ボクっ娘
- 純愛
- ラブラブ
公開日2022年02月21日 19:25
更新日2022年02月21日 19:25
文字数
1614文字(約 5分23秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ボクっ娘
視聴者役柄
彼氏
場所
彼の部屋
あらすじ
ちょっぴりバレンタイン要素があります。大好きな彼氏のことを独占したいボクっ娘ちゃんのお話です。
本編
(彼氏の部屋)
おーじゃましまーす。
あーやっぱり、君の部屋がいちばん落ち着く~。君の匂いでいっぱいで。
ずっとここにいたいくらい。
(彼氏がからかっているんだろと言う)
ふふ。からかってなんかないよ。ほら、ここのところお互い忙しくて、学校でしか会えてなかっただろ?
寂しくって。だって、ボクたちが付き合ってること、クラスのみんなには内緒にしてるから、外じゃあまり話もできないし。
(付き合っていることをそろそろ打ち明けてもいいのでは、と彼氏)
……うーん、やっぱり気が乗らないな。辛いのは辛いけど、我慢できるし。ボクの彼氏は君なんだってみんなに自慢したい気持ちもあるけど、やっぱりこのまま秘密のままにしておきたい。
(理由を教えてくれ、と彼氏)
……いくら君の頼みでもそれは無理。理由は絶対教えない。
(彼氏、やれやれと首を振る)
……ごめんね?お詫びじゃないけど、はいこれ。ボクからプレゼント。
(手作りクッキーを渡す)
本当はバレンタインデーに渡すつもりだったんだけど、風邪ひいて体調崩してたから、すっかり遅くなっちゃった。
砂糖は少なくしてあるから、甘いものが苦手な君でも大丈夫なはず……
せっかくだから、さっそく食べて味の感想を聞かせてよ。
……美味しい?よかった。作ったかいがあったよ。
(彼氏の電話がとつぜん鳴る)
……知り合いから電話?うん、ボクのことは気にしないで電話にでてあげて
(彼氏、部屋を出ていく。気配が消えてからベッドにダイブ)
……スンスンスンスン。あぁ、いい匂い。こうやって枕をぎゅっと抱きしめてると、彼の匂いで満たされてやっぱり落ち着く~
ハグされてるみたいで心がぽかぽかになるよ~
……さっき、ちょっと強く言い過ぎたかな。絶対教えないだなんて。
……で、でも彼はボクだけの恋人なんだから、分かってくれるはず。
子供みたいに無邪気に笑うところが好き。真面目な顔をした時の横顔が好き。キスしたらすぐに照れて赤くなっちゃうところも好き。
ボクとふたりっきりの時だけに、そういう姿を見せてほしい……。誰にも彼のかわいいところを見せたくない……
……スンスンスンスン。君の匂いもボクだけのもの……。ぜんぶボクのもの……
……スンスンスンスン。ふふ、幸せ……
(扉がとつぜん開く)
……お、おも、おもったより、は、早かったね。も、もうちょっと電話をするのだとばかり。
ひとのベッドに寝転がって、何をしているのかって。こ、これはあれだよ。
ボ、ボクの探求心が触発されたというか。その、ほら、アメリカの都市伝説にあるだろ。ベッドの下の男の話。包丁を持った男が隠れているやつ。なにゆえ彼は、クローゼットではなくベッドと床の隙間に隠れるという非合理的な決断をしたのか。形而上学的な問いかけをだね……
あぁ、もう!分かりました、白状します!
君の枕を抱きしめてクンクンしていました!もういっそのこと、ひとおもいにボクを殺して……
(彼氏が近づいてくる)
ど、どうしたの黙ったまま近づいてきて。罰としてボクの匂いをかぐ?
い、いつもとテンションが違う。キスだっていつも恥ずかしがるから、ボクの方からするぐらいなのに
ちょ、ちょっと待ってよ!……ひゃぁ!
(彼氏、うなじの匂いをかぐ)
……反省しました!反省したから!もうボクの匂いをかがないで!
……うう、こんなにも恥ずかしいなんて。……うなじにまだ君の鼻の感触が残っているよ
はい。今後は控えることにします……
そ、それよりも電話。誰からだったの?わたしの知ってる人?
幼なじみ?え、君に幼なじみがいるなんて聞いたことがなかったんだけど!
中学までは一緒の学校に通っていたけど、高校は別々……。へぇ、そうだったんだ。
今度の休みにこっちに帰って来るのか……。
ふふ。久しぶりに会ったらいいんじゃない。男同士水入らず。つもる話もあるでしょ?
それはボクの勘違いだってどういう……?男じゃなくて女なの!?
しゃ、写真あるよね。見せてよ!
幼なじみがいるなんて聞いていないよぉ!
おーじゃましまーす。
あーやっぱり、君の部屋がいちばん落ち着く~。君の匂いでいっぱいで。
ずっとここにいたいくらい。
(彼氏がからかっているんだろと言う)
ふふ。からかってなんかないよ。ほら、ここのところお互い忙しくて、学校でしか会えてなかっただろ?
寂しくって。だって、ボクたちが付き合ってること、クラスのみんなには内緒にしてるから、外じゃあまり話もできないし。
(付き合っていることをそろそろ打ち明けてもいいのでは、と彼氏)
……うーん、やっぱり気が乗らないな。辛いのは辛いけど、我慢できるし。ボクの彼氏は君なんだってみんなに自慢したい気持ちもあるけど、やっぱりこのまま秘密のままにしておきたい。
(理由を教えてくれ、と彼氏)
……いくら君の頼みでもそれは無理。理由は絶対教えない。
(彼氏、やれやれと首を振る)
……ごめんね?お詫びじゃないけど、はいこれ。ボクからプレゼント。
(手作りクッキーを渡す)
本当はバレンタインデーに渡すつもりだったんだけど、風邪ひいて体調崩してたから、すっかり遅くなっちゃった。
砂糖は少なくしてあるから、甘いものが苦手な君でも大丈夫なはず……
せっかくだから、さっそく食べて味の感想を聞かせてよ。
……美味しい?よかった。作ったかいがあったよ。
(彼氏の電話がとつぜん鳴る)
……知り合いから電話?うん、ボクのことは気にしないで電話にでてあげて
(彼氏、部屋を出ていく。気配が消えてからベッドにダイブ)
……スンスンスンスン。あぁ、いい匂い。こうやって枕をぎゅっと抱きしめてると、彼の匂いで満たされてやっぱり落ち着く~
ハグされてるみたいで心がぽかぽかになるよ~
……さっき、ちょっと強く言い過ぎたかな。絶対教えないだなんて。
……で、でも彼はボクだけの恋人なんだから、分かってくれるはず。
子供みたいに無邪気に笑うところが好き。真面目な顔をした時の横顔が好き。キスしたらすぐに照れて赤くなっちゃうところも好き。
ボクとふたりっきりの時だけに、そういう姿を見せてほしい……。誰にも彼のかわいいところを見せたくない……
……スンスンスンスン。君の匂いもボクだけのもの……。ぜんぶボクのもの……
……スンスンスンスン。ふふ、幸せ……
(扉がとつぜん開く)
……お、おも、おもったより、は、早かったね。も、もうちょっと電話をするのだとばかり。
ひとのベッドに寝転がって、何をしているのかって。こ、これはあれだよ。
ボ、ボクの探求心が触発されたというか。その、ほら、アメリカの都市伝説にあるだろ。ベッドの下の男の話。包丁を持った男が隠れているやつ。なにゆえ彼は、クローゼットではなくベッドと床の隙間に隠れるという非合理的な決断をしたのか。形而上学的な問いかけをだね……
あぁ、もう!分かりました、白状します!
君の枕を抱きしめてクンクンしていました!もういっそのこと、ひとおもいにボクを殺して……
(彼氏が近づいてくる)
ど、どうしたの黙ったまま近づいてきて。罰としてボクの匂いをかぐ?
い、いつもとテンションが違う。キスだっていつも恥ずかしがるから、ボクの方からするぐらいなのに
ちょ、ちょっと待ってよ!……ひゃぁ!
(彼氏、うなじの匂いをかぐ)
……反省しました!反省したから!もうボクの匂いをかがないで!
……うう、こんなにも恥ずかしいなんて。……うなじにまだ君の鼻の感触が残っているよ
はい。今後は控えることにします……
そ、それよりも電話。誰からだったの?わたしの知ってる人?
幼なじみ?え、君に幼なじみがいるなんて聞いたことがなかったんだけど!
中学までは一緒の学校に通っていたけど、高校は別々……。へぇ、そうだったんだ。
今度の休みにこっちに帰って来るのか……。
ふふ。久しぶりに会ったらいいんじゃない。男同士水入らず。つもる話もあるでしょ?
それはボクの勘違いだってどういう……?男じゃなくて女なの!?
しゃ、写真あるよね。見せてよ!
幼なじみがいるなんて聞いていないよぉ!
クレジット
ライター情報
ボイス作品が好きです。ツイッターをやっています。フォローしていただけると嬉しいです。https://twitter.com/hubuki44334180
pixivを始めました。https://www.pixiv.net/users/33119105/novels
pixivを始めました。https://www.pixiv.net/users/33119105/novels
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
フブキ の投稿台本(最大10件)