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綺麗で大人しいお隣さんの本当の気持ち
written by USIQUI
  • からかい
  • 泥酔
  • 添い寝
  • 告白
  • 甘々
  • ラブラブ
  • 純愛
  • 敬語
  • 切ない
  • お姉さん
  • 年上
公開日2022年01月17日 23:43 更新日2022年01月17日 23:43
文字数
2599文字(約 8分40秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お隣さん(お姉さん)
視聴者役柄
大学生の男の子
場所
アパート
あらすじ
〜設定〜

あなた
新しく自分が通う大学の近くのアパートに越してきた大学生。
人当たりがよく、すぐ人と打ち解けることが出来る。


お隣さん
3年前からアパートに住んでいる住人。
基本的におとなしいが、オーバーリアクションをよくする。
あまり自分から交流をしようとしない為、周辺の住民との関係もあまりない。ゲームが好きで、コアな作品を愛している。
あなたとは3歳差。
本編
ピンポーン

「は、は〜い、どちら様でs・・・えぇっ!?ホントに誰ですか!?」


「えっ、あっ、新しくお隣に越してきた方ですか・・・はぁ〜、心臓飛び出ちゃうかと思いました・・・あっ、これが私の平常運転なのでお気になさらず!はい!」


「・・・すいません、うるさいですよね。」


「あっ、立ち話もなんですし。どうです?家でお茶でもしていきませんか?」


(扉が開く)


「どうぞ入っちゃってください。あっ、すみません、そこの・・・はい、そのスイッチを押して貰っても・・・ふふっ、ありがとうございます!」


「えーっと確かこの辺りに・・・あったあった。あの〜
、レモンティーって飲めますか?あっ、大丈夫ですか?分かりました!じゃあ淹れてくるので待っていてくださいね〜。」


しばらくして・・・


「はい、どうぞ〜。お口に合えばいいんですけど・・・おいしい?良かった〜。」


「それで・・・アナタはどのような方なんですか?少し気になっちゃって。・・・あ!やましい気持ちとかは断じてないので!はい!」


「・・・あぁ〜!あの大学に通ってる方なんですね!実は私も、あそこの卒業生なんですよ!ふふふっ、なんだかちょっと親近感湧いてきたかも。」


「・・・え?年下だから無理して敬語で話さなくてもいい?・・・あははっ、バレてた?こういう堅苦しい会話が少し苦手だったんだよね〜。でも、そう言ってくれるならそうさせてもらうね。」


「うーん・・・他に何を聞こうかな・・・ん?あぁ、あのゲーム機?親戚の人がもう使わないからって私にくれたんだ。私、こう見えてゲームすっごい得意なんだよー?まぁ、結構コアなものしか持ってないし、多分言ってもわからな・・・」


「へっ!?これ知ってるの!?私、これいっちばん好きなやつなんだぁー!じゃあ好きなキャラは!?何育ててた!?あー!分かるよー!それ私も使ってたー!」


数時間後・・・


「・・・あはは、ちょっと話しすぎちゃったね・・・。まさかこんな時間がはやく過ぎるとは・・・」


「・・・あのさ、また、おいでよ。もっと君の事、知りたくなっちゃったし。いつでも待ってるから、ね?」


〜3ヶ月後〜


ピンポーン
(扉が開く)

(酔っ払って)
「えへへ〜、いらっしゃ〜い。ん〜?また飲んでるのかって〜?別にい〜じゃ〜ん!・・・君くらいしかこんな時間に来る人なんて居ないんだし。」


「え〜?目のやり場に困る〜?な〜に言ってるの〜、もう見慣れたでしょ〜?私のだらしないとこ〜、全部〜!」


「さ、早く一緒にゲームしよ〜。ほらこっちこっち〜。・・・んえ?あ、こっちトイレだ。あはは〜、方向分かんないから君が案内してよ〜。ほら、肩借りますよ〜っと。うへへ〜、出発〜進行〜!」


「ぃやった〜!また勝った〜!へいへ〜い、調子悪いんじゃないの〜?君の力は〜、まだまだこんなものじゃな〜い・・・とととっ。」


(よろける)


「・・・?あれ?なんで君が私を見下ろしてるの〜?・・・あっ、私が君の膝で横になってるのか。まぁいいや、もう少しこのまま〜。」


「えへへ〜、君の膝、暖かくて気持ちいいですなぁ〜。え〜?恥ずかしい?勘違いするからやめて〜?え〜、私、君より3つ年上のお姉さんなのにな〜・・・そっか〜、私でドキドキしてくれてるんだ〜。」


(近付いて耳元で)


「・・・もっとドキドキする事、してあげよっか?・・・な〜んて、冗談じょ〜だん。そんな顔赤くしなくていいよ〜。・・・まぁ、君がしたいなら別にいいけどね。ん?なんでもないよ〜。さ、ほらほら〜。次はこれしよ〜!」


しばらくして・・・


「ん〜・・・さすがにちょっと疲れたなぁ。酔いも冷めてきたし・・・そろそろ君も帰った方が・・・ってあれ、寝ちゃってる。」


「しょうがないなー、今日は家に泊まらせてあげよう。ほら、起きてー。ちゃんとベッドで寝ますよー。ふふっ、何?寝言?声になってないよー笑」


「はい、とうちゃーく。ほらほら、そこに横になってねー。そう、いい子いい子。じゃ、私も隣失礼しまーす。」


「ん?なんで一緒のベッドで寝ようとしてるのって?ふふっ、それはね、君が夢を見てるからだよー。ほら、頭もふわふわしてるでしょ?そう、これは君が何でもしていい夢の世界だよ。」


「眠いから寝る?ざんねーん・・・じゃあ寝てもいいよ。私も一緒に寝てあげるから。」


「・・・これから言うことも夢での出来事だから、全部忘れてね。・・・私ね、君の事を一目見た時から君に惹かれてたの。なんだか優しそうで、すごく人当たりが良くて。」


「話していくうちに趣味も似てるってことが分かって。それからは、君と一緒にいる事が楽しくて楽しくて・・・全部かけがえのない思い出になるくらい幸せだった。」


「私の方が年上なのに、君の方がしっかりしてて、助けられることもたくさんあったけど。それでも私に呆れる表情ひとつしないで笑ってくれた君がとっても眩しくて・・・この人とずっと二人でいられる時間が一生続けばいいなって思ってた。」


「・・・でも、君とは歳が離れてるし、私はもう大学生でもないから・・・君とはつり合わないなって、そう自分に言い聞かせてたんだ。それでいい。そう思っていればお互いこの関係を続けていけるって。」


(少し間が空いて)

(涙声で)
「・・・でも辛いよ・・・こんなに近くにいるのに、こうやって触れ合えるのに、どこか遠い・・・届かない存在になっちゃったみたいで・・・君に近付く度、君の顔を見る度にその気持ちが大きくなっていくの・・・」


「だからお願い・・・この夢の中だけ、今この瞬間だけでも、私の恋人でいてくれない・・・?」


「・・・ホントはもう起きてるんでしょ?私、君の事ならなんでも分かっちゃうから。・・・やっぱり、ダメかな?」


(少し間を空けて)


「え?現実でもずっと一緒にいたいって・・・ホントに言ってるの?それってその、私がか、彼女に・・・なるってことだよ?ずっとって事は・・・未来の奥さんにもなるって意味だし・・・」


「ううん、嫌じゃない!嫌じゃないけど・・・私でいいのかなって・・・そう、思って・・・」


「・・・信じていいの?じゃあさ・・・約束、してくれる?この夢が覚めても、私の隣にいてくれるって。ちゃんとおはようって、言ってくれる?・・・ふふふっ、嬉しい。」


「それじゃあ、もう寝よっか。明日早く起きて、どこかに出かけて・・・ふふっ、そうだね、起きてから決めればいいよね。・・・それじゃあ、おやすみ。これからもずーっと、一緒だよ。」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
綺麗で大人しいお隣さんの本当の気持ち
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
USIQUI
ライター情報
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