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食べるのが大好きな女友達に色々と相談したら誘惑されて・・・
written by USIQUI
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  • 浮気
  • 同級生
  • ヤンデレ
公開日2022年01月24日 00:16 更新日2022年01月24日 00:16
文字数
2245文字(約 7分29秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女友達
視聴者役柄
彼女に束縛されてる男の子
場所
レストラン、大学、街中
あらすじ
改変自由です!

〜それぞれの記号の見方〜

( )=その時の感情やアクションなどを表す

『 』=「あなた」や誰か
のセリフを、その作品のヒロインが復唱する際に使われる

ー設定ー

メンヘラな彼女と付き合っていたあなた。
暴力なども振るわれていたため毎日少しずつ精神がすり減っていき、限界に近づいた頃女友達が声をかけてくれた。
それ以来悩み事を聞いてもらう目的で女友達が大好きなご飯を一緒に食べに行く回数も増え、ついに別れる決意を固める。
しかし、彼女が『別れたら死ぬ』と脅してきた事でどうしようもなくなってしまい・・・
本編
ガヤガヤ・・・(店内の騒がしい音)


ふぅ〜・・・お腹いっぱいだよぉ・・・
まさか君が何でもない日にご飯を奢ってくれるなんてねぇ〜。
何かいい事でもあった?笑


・・・その逆、ね。
う〜ん・・・
となると、何となく予想は着いてるんだけど。
当ててあげよっか。
君の彼女のことでしょ。


・・・図星か。
あの子、ちょっとメンヘラなとこあったからね。
それが最近になって酷くなってきた・・・みたいな?


リストカットに自殺宣言、それに軽いDVまで・・・あちゃ〜・・・
だいぶ重症だねその子。


友達だから率直に言わせてもらうけど。
ちょっと君、そろそろ危ないよ。
そういう子って行くとこまで行くと『一緒に死ぬ〜』とか言って道連れにしようとしてきたりするからさ。


というか何をしでかすか分からないから怖いの。
そこは君も自分で用心しときなよ?
私だって、1番大事な友達がいなくなるのは絶対に嫌だからさ。


・・・どう?少しは落ち着いた?
そっか、それなら良かった。


ところで・・・
もうちょっとなんか頼んでいい?笑
デザート食べたくなっちゃって・・・


『それくらいならお易い御用』?
やった〜!
ゴチになりま〜す!


ー数日後ー


(学校にて)


コツコツ・・・(歩く足音)


ふんふふん♪・・・(鼻歌)


・・・あれ、どしたの?
なんかすごいやつれてるけど・・・


『彼女と別れる事にした』・・・
お〜!よくやった!


『でも、別れたら死ぬって脅された』・・・
・・・ありゃりゃ。
やっぱりそこまで依存されてたか。
まぁ、しょうがないっちゃしょうがないのかもね。


あの子が”そういう子”だって分かってて仲良くした君も君なわけだし。
なんだったっけ、『誰でもいいから甘えたい〜』って言い出したのが始まりだよね確か。


・・・私にしとけば良かったのに。(小声)


ん?いや、なんでもないよ〜。
・・・ところでさ。
また今日も何か奢ってくれない?
ちゃんと色々相談乗るからさ〜。


ホント?いいの?
ふふっ、やっぱり持つべきはこういう友達だよね〜!
さっ、そうと決まれば準備準備!


(しばらくして・・・)


ガヤガヤ・・・(街の喧騒の音)


ねぇ、あとどれくらいで着きそう?
徒歩で20分・・・
先は長いねぇ・・・
ま、気長に行こうよ、気長に。


コツコツ・・・(歩く足音)


あははっ、そうそう。
そこで私が転んじゃってみんな大笑いでさ〜。
いや〜困った困った〜・・・って


(声をかけられる)


(不快そうに)


・・・はい、なんでしょう。
綺麗・・・私が?
あぁ、ありがとうございます。
『そんな冴えない男といないで、一緒に飲もうよ』って?


(怖い声で)


・・・すみませんが、この子は私の彼氏なので。
それを、まだ冴えない男呼ばわりするなら・・・
私、何するか分かりませんよ?(ギロッ・・・)


タッタッタッ・・・(足早に走り去る音)


(元に戻って)


ふぅ〜・・・怖かったぁ・・・
私ナンパとかされた事なかったからビクビクしちゃったよ。


というか、いきなりの事だったとはいえ君を彼氏って言っちゃったね。
まだ正式に別れてないのになんか申し訳ない・・・


え?『かっこよかった』?
えへっ、えへへ・・・そうかな?


と、とりあえず、目的地ももうすぐだから走って向かっちゃお?
ほら着いてきて〜!


タッタッタッ・・・(走る足音)


(食事を済ませて・・・)


おいしかった〜・・・
久しぶりにあんな豪華なもの食べた気がするよ〜。


(惜しんで)


・・・もう遅くなっちゃったね。
とりあえず今日はもうお開きにしよっか。
大丈夫だよ〜、1人で帰れるって。


ガサガサ・・・(ポケットを漁る)


・・・あれっ?あれれっ?


(焦って)


家の鍵・・・失くした・・・かも。
あはは〜・・・どうしよ・・・


えっ?『家泊まっていくか』って・・・
いいの?で、でも彼女がいるんじゃ・・・


『同棲はしてない』・・・
そっか、じゃあお言葉に甘えて。
お邪魔しちゃうね・・・えへへっ。


(自宅について・・・)


ガチャッ・・・(扉が開く)


なんか前に来た時より色々変わったね〜。
って言っても、1年くらい来れてなかったから無理もないか。


思えば君があの子と付き合い初めてからもう1年かぁ・・・
君もよく耐えたよ。
私に頼ってくれたのも嬉しかったし。
君って昔から変なところで意地っ張りだったじゃん?


・・・そんな君があそこまで弱っていくのは正直見てられなかったな。


なんかさ、私達って相性いいよね。
二人でいた時間も長いし、お互いの事もよく理解し合ってる。
こーんな可愛い女の子が今まで横にいて、何もしてこなかった君も君じゃない?ふふっ。


・・・もしかして、どういうことか分かってない?
結構ストレートに言ったつもりだったんだけどな〜。


じゃあ、これならどう?


ドサッ・・・(押し倒す)


えへへっ、押し倒しちゃった。
これで少しは分かってくれたかな・・・って。


な、なんで泣いてるの?
そんなに私にこうされるの嫌だった・・・?


『彼女のトラウマのせい』・・・
そ、そっか・・・ごめんね。


(何かを閃いて)


あっ、それなら・・・


(優しく抱きしめて)


ぎゅ〜・・・


ふふっ・・・
こうやって、辛かった事とかトラウマを幸せな気持ちでいっぱいにすれば・・・君も楽になれるよね。


・・・私を彼女にしてくれたらさ、きっと楽しいと思うんだ。
君が好きなことも、君が嫌がることだって全部分かる。
だから絶対君を幸せにできる自信があるよ。
だって・・・ずっと一緒にいたんだもん、がっかりなんてさせたりしない。
だから・・・


私を、私を選んでほしい・・・な。


(3秒ほどの沈黙の後)


いい・・・の?
ホントに?
・・・えへへっ、やった。

君を束縛してたあの子との思い出、全部私で塗り替えてあげる。
これからは私が君の事守るから・・・い〜っぱい頼ってね。
大好きだよ、私の彼氏くん。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
食べるのが大好きな女友達に色々と相談したら誘惑されて・・・
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
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