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天界最強の龍神の愛が天元突破して最早取り返しのつかないところにまでいってしまった〜東の守護神・青龍編〜
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 拘束
  • 敬語
  • 監禁
  • 調教
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • 龍神
  • 狂愛
  • 束縛
  • 媚薬
公開日2022年02月11日 17:15 更新日2022年02月11日 17:15
文字数
1825文字(約 6分5秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
龍神
視聴者役柄
人間
場所
竜宮城
本編
あれ…?ここは…

あ、主(あるじ)…?わたしは一体…

無事でよかったって…それはどういう…

…ッ、主…その傷はどうされたんですか…?

…!そういう、ことだったんですね…

わたしを毒龍の洗脳から救い出すために、こんな傷を…!

…つまり、主が傷ついたのは全部わたしのせいということですね…

貴方を守るなんて豪語しておきながら、この体たらく…

自分で自分が情けないです…主の従者失格ですね…

主が記憶を失ったのも、元はと言えばわたしの姉のせいですし…

でも結局はその姉の元に主をノコノコ行かせた、わたしの責任じゃないですか…

謝って許されることではありませんが…申し訳ございません…

わたしとさえ出会わなければ、主は人として幸せな人生を送れたでしょう…

わたしは、主のそばにいるべきではなかったんです…!

え…?それは……ですが、しかし…!

…ッッ!記憶を失っても主は主ですね…

昔、わたしを救ってくれた時と全く同じで、お優しいです。

ですが、もういいんです。

これ以上、わたしごときのためにその身を削る必要はございません。

毒龍は主が倒したようですし…

あとはあの悪神(あくしん)だけですね?

はい。この青龍にお任せください。

たとえ差し違えてでも、奴は打ち果たしてみせます…!

それでは行って参ります………主?

…なぜ、この期に及んでそのようなことを…

わたしさえいなければ、貴方はこんなに傷つくことはなかったのに…どうして!

どうしてこんな不甲斐のない、愚かな従者に対してそのようなお言葉をかけられるのですか!

そんなこと言われたら、わたし…!

(抱きつく)

主から離れられなくなってしまうではないですか…!

主はズルいです…卑怯です…

…ですが、それが主の願いだというのであれば、わたしは喜んで聞き入れます…

この青龍、今度こそ本当の意味で主の力になってみせます…!

もう一度、貴方の信頼に応えてみせますから…!

はっ…!お任せください!

共に戦いましょう…わたしと主の、未来のために…!



主…お目覚めですか?

よかった…戦いが終わってからずいぶん長く眠っておられましたよ?

はい。丸一日、ぐっすり眠っておいででした。

あの悪神…共工は無事倒しました。

彼女は浄化しきれないほど、穢れに染まりきっていましたから…

主にとっては望ましくない結果になってしまいましたが…

いえ…わたしは全然…

主が共に奮闘してくれたので、ほぼ無傷です。

それにしても…本当に強くなられましたね。

今の主と一対一で戦っても、昔のように楽には勝てないでしょう。

ふふっ、はい。昔話は後ほど。

それでいかがなさいました?

この青龍に、なんなりとお申し付けください。

え?その拘束ですか?

もちろん、主をこの竜宮城から外に出さないためです。

今回のことで改めて痛感しました。

主は神々や龍族の女性にモテまくるということが。

そしてそのせいで、主は争乱に巻き込まれ、自ら戦わざるを得ないということも。

主…貴方はあの時こう仰いましたね?

「記憶を失っても失わなくても、俺はお前のことが好きだ。だから一緒にいてくれ」って。

そのお言葉…この胸に深く突き刺さりました。

貴方のそばにいるために…貴方を傷つけさせないために、これからも力を尽くす所存です。

はい。わたしが持ちうる最強の拘束術で、指一本たりとも動かせないようにしました。

いいえ、やり過ぎではありません。

主のこれまでの行動を考えれば、これでも生ぬるいくらいです。

この青龍、四神としても四海龍王としても、これからもっと強くなってみせますから。

え?…あぁ、今調合してるのは媚薬です。

はい。天界の神と、海の龍王としての知識を総動員して作った最高傑作です。

なんでそんなものをって…

決まっています。主の浮気癖を治すためです。

話を聞いたところ、姉上たちにも色目を使っていたようですし…

まずは無理矢理にでも、わたししか見れないような身体を作るしかありませんよね?

当然です。主の浮気癖は筋金入りですから。

いえ、もはや癖を通り越して病気です。

病気はきちんと治さないといけませんよね?

はい、できました。それでは主、お口を開けて…

大丈夫です。苦いものが苦手な主でも飲めるように、味は甘くしてありますから。

む…飲まず嫌いはよくありません。

ちゃんと主のお口に合うように作ってありますので。

もう…お子様なところは相変わらずなんですから…

仕方ありません…お口、失礼しますね。

(口移し)

ふぅ…ちゃんと飲み込みましたか?

ふふっ…ちゃんと効果は表れてるみたいですね。

はい…青龍はここに。

どんなことがあっても、わたしは貴方の元を離れません。

未来永劫、おそばで貴方をお守りしますから。

愛しています、主…

ずっと…ずーっと一緒ですよ?ふふふっ…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
天界最強の龍神の愛が天元突破して最早取り返しのつかないところにまでいってしまった〜東の守護神・青龍編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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