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各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜魔犬・ヘルハウンド編〜
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 拘束
  • 罵倒
  • 人外 / モンスター
  • ヤンデレ
  • 不良 / ヤンキー
  • ツンデレ
  • チョロイン
  • 幻獣
公開日2022年02月25日 09:56 更新日2022年02月25日 09:56
文字数
1064文字(約 3分33秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幻獣
視聴者役柄
人間
場所
地獄
本編
おい、ご主人。

何アタシ抜きで、他の雌犬と楽しんでんだ、こら。

あぁ⁉︎ すっとぼけんな!

テメェから匂いまくるんだよ!

他の雌犬の匂いがな!

(頭を撫でられる)

てめっ…そんなことで許されると思って…!

ぐっ…し、仕方ねーなぁ。

今回ばかりは特別に許してやる。

特別だからな!いつでも許されるとか、勘違いすんなよ!

んだよ…アタシだって、ご主人のこと待ってたのに…

ド、ドッグフードで機嫌取ろうとすんじゃねー!

…で、でも今ちょうど腹減ってるし、それ寄越せ。

(咀嚼)

つーかさぁ、最近外騒がしくね?

へー、戦争…ま、アタシにゃ関係ないけど。

てか、アタシよりご主人が気をつけろよー。

ご主人が特別な身体持ってんのは知ってっけどさ、それ以外はただの人間なわけだし。

い、一応心配してやってんだよ!

ご主人来てくれなかったら、餌もらえねえし!

あとちょっと寂しかったりしなくもないような…

う、うっせ!とにかく、気をつけろよな!

あん?……そーだな、戦争は死人が出るだろうし、アタシは出張らなきゃかもな…

ほら、死神とか悪魔がさ、死んだ奴を冥界か地獄に連れてくだろ?

そん時に死んだ奴のマーキングをすんのがアタシの役割。

そ。魂の回収をやりやすくするためにやってんだ。

あ?ご主人?ご主人は死なねーよ。

そーいう匂い、今んとこしねーし。

てか、ご主人は殺しても死なないだろ…

…っておい。ちょっと待て。どこいく気だ?

は?他のペットに餌をやりにいくって…

テメェ、アタシに堂々と喧嘩売るなんていい度胸してるじゃねーか…!

ったりめーだろ!

よその女んとこ遊びに行くなんて、許さねーよ!

仕事?仕事って言えば、何でも許されるとでも思ってんのか?あ?

言っとくけどな、アタシはご主人を誰にも譲るつもりはねぇ。

さっきと同じ手はくわねーぞ、バカ!

(手を噛む)

ご主人ならいいよな?ちょっとくらい本気で噛んでも。

なぁ、ご主人…冥界と地獄、どっちに行きたい?

好きな方を選べ。マーキングしてやる。

別にご主人が死んでも構わねーよ。

むしろ魂だけの状態にして、ずっと地下世界に縛り付けてやる。

そうすりゃ、いつでもアタシと会えるし、他の雌犬んとこにも行かなくて済むよな?

…って、行かせるかよ、この野郎…!

(押し倒す)

決めた。ご主人はアタシが直接殺す。

あ?死ぬまで殺すに決まってんだろうが。

不死じゃねーんなら、噛み続けてりゃいつか死ぬだろ。

ご主人にはアタシのそばにいてもらわねえと。

アタシを手なづけられる人間なんて、ご主人しかいねえんだから。

ご、ご主人がいねーとやっぱ寂しいし…な?

そ、そうだよ!寂しがり屋だよ、アタシは!わりーか⁉︎

ここでずっとアタシを可愛がってくれよ…ご主人。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜魔犬・ヘルハウンド編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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