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彼女との仲を意地でも認めない彼女の妹に嵌められた
written by 松平蒼太郎
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  • 修羅場
公開日2022年05月15日 20:02 更新日2022年05月15日 20:02
文字数
2107文字(約 7分2秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
双子妹
視聴者役柄
妹の姉の彼氏
場所
自宅
あらすじ
貴方には彼女がいるが、彼女の双子の妹は二人の仲を頑なに認めようとはしなかった。
そんなある日、彼女(双子の姉)が家を訪ねてきて、貴方に妹のことを相談するが…?
本編
(インターホン)

はいはい、今出まーす……ってアンタか。何の用?お姉ちゃんならいないけど?

あっそ。じゃあ大人しく出直してきなさい。お姉ちゃんいないんなら、用事はないでしょ?

は?何でアンタを家に上げなきゃいけないのよ?ふざけないで。

あのねぇ…あたし、お姉ちゃんとアンタの仲、認めてないから。

当たり前でしょ。お姉ちゃんはアンタのモノじゃなくて、あたしのモノなの。

姉妹水いらずの時間を邪魔しないでくれる?今は留守だけど。

分かったら、さっさと帰った帰った。

ぐっ…アンタねぇ…!

た、たしかにお姉ちゃんはアンタにベタ惚れに見えるけど…

それでも姉妹の絆には敵わないんだから! 

あたしとお姉ちゃんだって、すっっごい仲良しだし⁉︎

そうよ!アンタに付け入る隙なんて、一ミリもないんだから!

は?なに、お姉ちゃんに告げ口する気?

こっの…!どこまでも卑怯な奴ね…!

大体ズルいわよ…!アンタばっかり、いっつもお姉ちゃんを独占して!

アンタが来る前はお姉ちゃん、あたしにベッタリだったのにっ!

(首絞め)

ねぇ…これ以上痛い目見たくなかったら、さっさとお姉ちゃんと別れなさいよ…!

大体、アンタみたいな醜男と美人なお姉ちゃんじゃ、全然釣り合わないのよ!

それにアンタみたいな冴えない男が近くにいたら、お姉ちゃんのためにもならない!

お姉ちゃんがダメンズ好きになって、経済的に破滅したらどう責任取ってくれんの⁉︎ いい加減にしてよ!

(突き飛ばされる)

いたっ…!このっ、やってくれたわね…!

うるさい…うるさいうるさいうるさい!

あたし、アンタみたいな男、ぜっっったい認めないから!

アンタはあたしが破滅させてやる…!覚悟しなさい…!





(インターホン)

彼氏くん。遊びに来ちゃった♪えへへ♪

うん、お邪魔しまーす。




そういえば彼氏くん、この間は妹がごめんね…色々言われたでしょ?

だよね…なんとかあたしたちが付き合うこと、あの子にも認めてほしいんだけど…

うーん…そうだよね、難しいよね…

あたしがいくら言っても聞く耳持たないし…

だけど認めてもらわないことには、結婚なんて夢のまた夢だよね…

うん、そうだね…二人で時間をかけてあの子を説得していくしかないよね。

わたしたちのラブラブっぷりを見せつけたら、いつかきっとあの子も納得してくれるよ。

というわけで…イチャイチャしよっか♪ ギュー♪

(抱きしめる)

うん…君の抱き心地、最高。

やっぱり君がそばにいてくれないと困るよ。

うん、ホントに……そばにいてくれないと媚薬の匂い、ちゃんと嗅いでくれないもんね?

あはっ♪ 遅いわよ、バーカ♪

(さらに強く抱きしめる)

無駄よ…絶対離さないから…

そ。あたし、妹の方。見分けつかなかった?

そっか…やっぱアンタ失格。お姉ちゃんの彼氏でいる資格なし。

ま、言っても双子だしね。

ちょろっと髪型変えて、雰囲気似せてしまえば、判別つかなくなるわよね。

目的?言ったでしょ、アンタを破滅させるって。

ご丁寧に媚薬の匂いまで付けてあげたんだから、ちゃんとあたしのこと襲いなさいよね。

(押し倒される)

いったいわね…!押し倒すならもっと丁寧にしてよ!

ふん…ここまできたら分かるでしょ?アンタにあたしを襲わせんのよ。

ふふふ…やっと気づいた?この鈍ちん。




きちんと誘惑に従ってあたしに浮気しろっつってんの。




そしたら流石のお姉ちゃんも、アンタを軽蔑するでしょ。

あはは!嫌ならさっさと離れたら?

ま、アンタみたいな意思薄弱男子が、媚薬の効果に逆らえるわけないんだけど。

えぇ、アンタのことは嫌いよ。嫌いの前に大を付けてもいいわ。

でもこれが一番効果的なのよ。お姉ちゃんとアンタを別れさせるためには…

そうよ…あたしがお姉ちゃんの目を覚まさせてあげるの…

アンタがあたしに浮気してるシーンを、ばっちり見てもらう形でね。

あはは!なに?この期に及んで、あたしの心配してくれんの?

いいわよ、別に。お姉ちゃんを取り戻すためなら、アンタと身体重ねることぐらい、どうってことないわ。あたし、彼氏いないしね。

バーカ…抵抗しても無駄よ。それ、本当に強力なんだから。

ほーら…さっさと胸揉むなりキスするなりしなさいよ。

ったく…しょうがないわね。じゃ、あたしからトリガー引いてあげる。

(キス)

ね…もうムラムラ限界でしょ?我慢しなくていいから。

あ…そうだ、言い忘れてた。もうすぐここにお姉ちゃん来るから。

はぁ?当たり前でしょ。あたしがここに来る前に電話で呼んだのよ。

「今後のことについて、三人で話し合いたいから、彼の家に来て」って。

ふふふ…完璧なシナリオじゃない?

アンタがあたしを襲ってるシーンを見たら、まず間違いなく、お姉ちゃんの心はアンタから離れる。

そして傷心のあたしをお姉ちゃんが慰めてくれるの。

あーあ…我ながら天才。もっと早くこうしとけばよかっt……

(キスされる)

はぁはぁ…アンタ、乱暴すぎ。こんな野獣にお姉ちゃんが襲われるって考えただけで、ゾッとする。

ま、その憂いも今から断ち切られるんだけど。

アンタのクズっぷり、しっかりお姉ちゃんに見せつけなさいよね。

ふん…言いたいことはそれだけ?

ま、あたしもそこまで鬼じゃないしね。ちょっとだけアンタに夢、見してあげる。

(咳払い)

彼氏くん…好きだよ。

あたしのこと、メチャクチャにして…?

彼氏くんに襲われるなら本望だから…

あたしとの濃密な時間、いっぱい楽しもうね…?ふふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
彼女との仲を意地でも認めない彼女の妹に嵌められた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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