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ストーカーから助けてくれたイケメンな先輩はヤンデレで
written by ガーナマン
  • ヤンデレ
  • 年上
  • 先輩
  • イケメン
公開日2022年06月03日 17:49 更新日2022年06月03日 17:49
文字数
1978文字(約 6分36秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
やあ、お疲れ様。
一体どうしたんだい?
そんなに怯えて。
ストーカーにつけられてる、、、?
ぷっ、アッハハハハ

君は真面目だけど、時々変わったことを言うね。
確か先月は、、、
あっ、そうそう。
自分の持ち物が新品になっている、だったか?

あんなに真面目な顔で言ってくるから、私も何回か一緒に見張ったね。
結局何も起きなくて君の勘違いということで終わったはずだったが...。
今度はストーカーとはね、そんなことを言う根拠はあるのかい?

誰かにつけられてる気がする、、、
ストーカーを直接見たわけでもなく、何か被害があったわけでもない。
それでは警察は動いてくれないよ。
そんなに心配そうな顔をするな。
警察は、と言っただろう。
私は怖がってる君を見捨てたりなんてしないよ。
今回も手伝ってあげるさ。
礼はいらない、可愛い後輩のためだ。

何か考えがありますかって?
う〜ん、まぁ手っ取り早いのは、、、
えいっ。
何をそんなに驚いている?
ストーカーと言うことは君を狙っている。
つまり私が君とイチャつけば、怒って飛び出してくるって寸法だ。

それじゃあ私が危ないって?
何を言っている、私が空手で毎年全国大会に出てるのを忘れたか?
小さくて可愛い君より何倍も強いよ。

では気を取り直して、しばらくは手をつないで登校しよう。
学校にいる間は、周りに見せつけるようにイチャつく。
学校は大丈夫ではって、もしかしたら生徒が犯人かもしれないだろう?
打てる手は全て打つのが私の信条だ。
よし、それでは偽装恋人作戦開始だ。

(間)
今日は話題のカップル限定のスイーツを食べに行こう。
ストーカーが私達が油断したと思って店内で襲ってくるかもしれない。
もちろん警戒しておくから君は安心して食べるといい。

(間)
この前のスイーツ店では成果が出なかったから、今日はプリクラを撮りに行こう。
狭い密室に入ったのを見たら逃げ道がないと思ってストーカーが入ってくるかもしれない。
そこを私が待ち構えて倒すという作戦だ。
もちろんプリクラは撮るぞ。

(間)
後輩君、今日で二ヶ月経つがどうだ?
ストーカーの気配まだ感じるか?
最近は全然しない、、、か。
ストーカーから見ても私達はお似合いのカップルだったのかもな。
...なぁ、君さえ良ければこのまま付き合わないか?
この二ヶ月で私は君との相性の良さを感じたし、、、君もそうだろう?

私のことは恋愛対象として見れない...か。
そうか、、、。
突然変なことを言ってすまなかったな。
じゃあ今日で偽の恋人ごっこは終わりにしよう。
そんなに謝らないでくれ。
私を二ヶ月付き合わせたという申し訳なさで告白が成功するなんて、私は望まないからな。

もう大丈夫とは思うが、とりあえず今日は家まで送ろう。
手をつなぐ必要はないが、最後に君からつないではくれないか?
さっき振ったばかりの女の手を握るのは嫌か?
ありがとう。君のそんな優しさに私は惹かれたんだ。

もう家に着いてしまったな。
私は君に振られたわけだが、明日からも今までと同じように接してくれたら嬉しい、、、
そうか...やはり君は優しいな。
また何か困ったことがあればすぐに言うんだぞ。
君のためならすぐに駆けつけるからな。

(ドア閉まる音)
(途中で遮られる)

後輩くん、私は何度も言ったはずだ。
ドアが閉まるまでドアノブから手を離すな、カギはすぐに閉めろ、
君のストーカーがドアから入ってくるから、、、と。
もう大丈夫だと油断したかい?
残念だったね、この二ヶ月は君を油断させるための時間だったんだよ。

君は勘がいいから、私が何かしたらいつも気づいてしまう。
なら完全に油断させてから襲えばいいと、だが肝心の方法が思いつかなくてね。
そんな時、君がストーカーで悩んでいることを聞いてね、これしかないと思ったんだ。
え?ストーカーは私じゃあないよ。
君から相談を受けた日に捕まえてね、君に近づかないようにお願いしたら泣きながら約束してくれたよ。
少し痛い思いはしてもらったが。

私は君に、この二ヶ月で私の魅力が伝わるように頑張った。
しかし君に振られ、諦めようかとも思った。
でもさ、私に向けられた君の無防備な背中を見て耐えられなくなってしまった。
どうして諦めなくてはいけないんだ?
こんなに私は君のことを愛しているのに。
君のことを他の女から守れるのは私だけだ。

なぁ、いいだろう?
私のものになってくれよ。
この二ヶ月間君も楽しそうだったじゃないか。
...断るか。
君を痛めつける真似はしたくなかったんだが、、、仕方ないな。

簡単に下になってしまったね。
それもそうだろう。
君より私の方が身長も体重も力も全てが優って
いるのだから。

君は前言っていたな。
今日から数日、家族は皆親戚の集まりで家には自分だけだと。
絶好のチャンスじゃあないか。
神が君を私のものにしろと言っているようだ。

今から痛みによる恐怖と快楽で、君の心と体が私のものになるよう教えこんでやろう。
それじゃあいい声で泣いてくれよ。
愛しい未来の彼氏君。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ストーカーから助けてくれたイケメンな先輩はヤンデレで
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ガーナマン
ライター情報
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