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公開日2022年06月14日 05:54
更新日2022年06月14日 05:54
文字数
1560文字(約 5分12秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ウンディーネ
視聴者役柄
人間
場所
水没都市
あらすじ
水没都市ーー天界で神々が引き起こした最終戦争(ラグナロク)により、地上の殆どが水没してしまった世界に存在する都市。
人類の大半は滅び、一部の生き残っている人類は異種族の世話になっている者がほとんど。
そんな世界でも精霊を認知できる希少な存在である貴方はある日、妹のように可愛がっているウンディーネ(水の精霊)の前で結婚願望を漏らす。
それを聞いた彼女は、自分を結婚相手に推薦し始めるが…?
人類の大半は滅び、一部の生き残っている人類は異種族の世話になっている者がほとんど。
そんな世界でも精霊を認知できる希少な存在である貴方はある日、妹のように可愛がっているウンディーネ(水の精霊)の前で結婚願望を漏らす。
それを聞いた彼女は、自分を結婚相手に推薦し始めるが…?
本編
お兄様…このようなところで黄昏てどうしたんですの?
へ?け、結婚⁉︎ お兄様が⁉︎ どこの⁉︎ 誰と⁉︎
あ、あぁ…なんだ、そういうことでしたのね。
もう…驚かせないでくださいまし。心臓が飛び出るかと思いましたわ。
それで?急にどうしたんですの?綺麗な人と結婚がしたいだなんて…
ふーん…良い相手が見つからない、と。それは大変ですわね。
ですが、人間以外の種族の女性は見目麗しい者が多いではありませんか。このわたくしのように。
ガ、ガキ…?それ、わたくしのことを言ってるんですの?
こんな大人のレディーの姿をしているというのに、ガキ呼ばわりだなんて…お兄様、目が腐っているんじゃありませんか?
へ、へ〜…精神年齢が幼い、と…そう仰るんですのね?
あまり精霊を甘く見ない方がよろしいですわよ?
ましてや、わたくしは四大精霊の一角ですのよ?
男の一人や二人、堕とすなど朝飯前ですわ。
なら、試してみます?わたくしの力を…
(咳払い)
ねぇ、人間君…わたし、貴方の唇が欲しいのだけれど…ダメ?
ふふふっ…そんなそっけないこと言わずに…ね?
ほーら…こっちを向いて。目を逸らしちゃ、嫌…
(キス)
どう?お姉さんとのキス、とっても気持ちよかったでしょ?
えぇ、そうだけど?わたしは正真正銘のウンディーネよ。
ねぇ、知ってた?精霊は人間の望む姿に自在に変わることができるのよ。
そう…今のわたしの姿は人間君が理想とする女性の姿。
先ほどまでの妹っぽいわたしは、あの方が人間君と気軽に接することができるという理由で、そうしてただけ。
わたし、前々から人間君のことは気に入っていたの。
初めてわたしを見た時も怖がらず、一緒にたくさん遊んでくれたわよね?水没した街ならではの遊びをたくさん…
そうそう。水中鬼ごっこにかくれんぼ、あとは競泳だったりとか…
ふふふっ、そうね。人間君の全戦全敗で、わたしの全戦全勝。
水を自在に操れるわたしにどうやって勝つつもりだったの?
ふふっ…そういうところが素敵よ。
種族が違っても差別しない。剥き出しの自分で向き合ってくれる、そんな人間君が好きよ。
あらあら…照れてる。可愛い♡ うふふ♪
あら、妹っぽいわたしに戻ってほしい?
いいわよ…わたしのプロポーズを受け入れてくれたら、ね?
(キス)
人間君…この際だし、お姉さんと一つにならない?
そう、精霊契約。わたしと結べば良いことずくめよ?
人間君はわたしの力を行使でき、わたしは人間君から精気を受け取ることができる。
悪い話じゃないでしょ?わたしの力を行使できるってことは、水の中でも自在に動けるってこと。
この水没した世界ではとっても生きやすくなると思うわよ?
あら、その顔…俺なんかじゃ君とは釣り合わない的なこと考えてるでしょ?
仕方ない人間君だこと…いいわ、最後の一押しをしてあげる。
(咳払い)
お兄様…どうかわたくしを受け入れてくださいまし。
わたくしがお兄様のことをお慕い申し上げているのは、本当のことですわ。
お兄様はこんなにも、わたくしの話し相手をしてくださるじゃありませんか。
そもそも精霊を認知できる人間なんて、非常に珍しいんですのよ?
お兄様がわたくしを見つけてくれた時、これは運命だと思いましたわ。
はい…お兄様にわたくしを拒否する理由も権利も、どこにもございません。
今さらわたくしに見出されたことが怖いんですの?
えぇ、分かりますわよ。お兄様は結婚願望をお持ちですけれど、ご自分に自信が持てない。
だから結婚を望みつつも、心のどこかで自分にふさわしい相手がいると信じられない。
ですが、そのような心配は無用です。
お兄様の心を理解し、寄り添える者が目の前にいるじゃありませんか。
先ほどのように、お兄様の理想の「お姉さん」にもなれますのよ?
わたくし、変幻自在の精霊ですから。
お兄様に受け入れてもらえるなら、どちらの姿でも構いませんわ。
えぇ…お兄様の望むがままに。
わたくしはお兄様だけの精霊ですから…ね?
へ?け、結婚⁉︎ お兄様が⁉︎ どこの⁉︎ 誰と⁉︎
あ、あぁ…なんだ、そういうことでしたのね。
もう…驚かせないでくださいまし。心臓が飛び出るかと思いましたわ。
それで?急にどうしたんですの?綺麗な人と結婚がしたいだなんて…
ふーん…良い相手が見つからない、と。それは大変ですわね。
ですが、人間以外の種族の女性は見目麗しい者が多いではありませんか。このわたくしのように。
ガ、ガキ…?それ、わたくしのことを言ってるんですの?
こんな大人のレディーの姿をしているというのに、ガキ呼ばわりだなんて…お兄様、目が腐っているんじゃありませんか?
へ、へ〜…精神年齢が幼い、と…そう仰るんですのね?
あまり精霊を甘く見ない方がよろしいですわよ?
ましてや、わたくしは四大精霊の一角ですのよ?
男の一人や二人、堕とすなど朝飯前ですわ。
なら、試してみます?わたくしの力を…
(咳払い)
ねぇ、人間君…わたし、貴方の唇が欲しいのだけれど…ダメ?
ふふふっ…そんなそっけないこと言わずに…ね?
ほーら…こっちを向いて。目を逸らしちゃ、嫌…
(キス)
どう?お姉さんとのキス、とっても気持ちよかったでしょ?
えぇ、そうだけど?わたしは正真正銘のウンディーネよ。
ねぇ、知ってた?精霊は人間の望む姿に自在に変わることができるのよ。
そう…今のわたしの姿は人間君が理想とする女性の姿。
先ほどまでの妹っぽいわたしは、あの方が人間君と気軽に接することができるという理由で、そうしてただけ。
わたし、前々から人間君のことは気に入っていたの。
初めてわたしを見た時も怖がらず、一緒にたくさん遊んでくれたわよね?水没した街ならではの遊びをたくさん…
そうそう。水中鬼ごっこにかくれんぼ、あとは競泳だったりとか…
ふふふっ、そうね。人間君の全戦全敗で、わたしの全戦全勝。
水を自在に操れるわたしにどうやって勝つつもりだったの?
ふふっ…そういうところが素敵よ。
種族が違っても差別しない。剥き出しの自分で向き合ってくれる、そんな人間君が好きよ。
あらあら…照れてる。可愛い♡ うふふ♪
あら、妹っぽいわたしに戻ってほしい?
いいわよ…わたしのプロポーズを受け入れてくれたら、ね?
(キス)
人間君…この際だし、お姉さんと一つにならない?
そう、精霊契約。わたしと結べば良いことずくめよ?
人間君はわたしの力を行使でき、わたしは人間君から精気を受け取ることができる。
悪い話じゃないでしょ?わたしの力を行使できるってことは、水の中でも自在に動けるってこと。
この水没した世界ではとっても生きやすくなると思うわよ?
あら、その顔…俺なんかじゃ君とは釣り合わない的なこと考えてるでしょ?
仕方ない人間君だこと…いいわ、最後の一押しをしてあげる。
(咳払い)
お兄様…どうかわたくしを受け入れてくださいまし。
わたくしがお兄様のことをお慕い申し上げているのは、本当のことですわ。
お兄様はこんなにも、わたくしの話し相手をしてくださるじゃありませんか。
そもそも精霊を認知できる人間なんて、非常に珍しいんですのよ?
お兄様がわたくしを見つけてくれた時、これは運命だと思いましたわ。
はい…お兄様にわたくしを拒否する理由も権利も、どこにもございません。
今さらわたくしに見出されたことが怖いんですの?
えぇ、分かりますわよ。お兄様は結婚願望をお持ちですけれど、ご自分に自信が持てない。
だから結婚を望みつつも、心のどこかで自分にふさわしい相手がいると信じられない。
ですが、そのような心配は無用です。
お兄様の心を理解し、寄り添える者が目の前にいるじゃありませんか。
先ほどのように、お兄様の理想の「お姉さん」にもなれますのよ?
わたくし、変幻自在の精霊ですから。
お兄様に受け入れてもらえるなら、どちらの姿でも構いませんわ。
えぇ…お兄様の望むがままに。
わたくしはお兄様だけの精霊ですから…ね?
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