- 告白
- ファンタジー
- 純愛
- 癒し
- 耳かき
- 幼なじみ
- 聖女
- 悪魔祓い
- 耳ふー
公開日2022年07月15日 12:19
更新日2022年07月15日 12:19
文字数
2130文字(約 7分6秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼馴染/聖女
視聴者役柄
幼馴染/旅人
場所
某所
あらすじ
旅から帰ってきた貴方を聖女である幼馴染が出迎えた。
彼女は貴方が悪魔に取り憑かれたことを看破して、耳かきによる悪魔祓いを提案するが…?
彼女は貴方が悪魔に取り憑かれたことを看破して、耳かきによる悪魔祓いを提案するが…?
本編
おかえり。無事に帰ってきてくれてよかった。
うん。またどこかで無茶してるんじゃないかなーって、心配してた。
とりあえず上がって。その辺でくつろいでていいから。
はい、どうぞ。東の国から取り寄せた茶葉で作ったお茶。
うん。緑茶って言うんだって。見たまんまだよね。
美味しい?そっか、じゃあわたしも飲も。
あはは、毒味なんてさせてないって。わたしより先に飲んでもらっただけだよ。
(緑茶を飲む)
はー…なんだかホッとする。このちょっとした苦味がいいね。
うん、どうかした?わたしでよければ何でも相談して。
うん…うん…
そうなんだ。まぁ帰ってきて、一目見た瞬間分かったけどね。君が悪魔堕ちしてること。
黒魔術を行使した友人の代わりに、呪いを引き受けた、か…君らしいね。わたしとしては、そういうことはしてほしくなかったんだけど…
でも大丈夫。わたしが君を救ってあげるからね。
…無駄だよ、悪魔くん。貴方じゃ、わたしに指一本触れることすらできない。わたしには神のご加護があるから。
貴方には少し大人しくしててもらうね…
目、覚めた?大丈夫?
そっか…怖いんだ。自分が自分じゃなくなるのが…
けどさっき言ったでしょ?わたしが君を救うって。
君はわたしの大事な幼馴染だから。それにわたし…
…ううん、何でもない。このことは後で言うね。
さ、ちょうど膝枕もしてることだし、耳かきしてあげる。
うん。旅で疲れた君を癒して、ついでに君の中にいる悪いモノを取り出すよ。
大丈夫。わたしには神のご加護があるから。逆に取り憑かれたりなんてしない。
さ、耳の中をじっくりお掃除していくね…まずは左耳から。
(耳かき)
けっこう汚れてるね。まぁ旅の途中に耳掃除なんてそうそうしないんだろうけど。
え?そういうのをサービスしてくれるお店はあるんだ…ふーん…
ううん、別に?怒ってないよ?
でも君にはわたしがいるんだから、ここに帰ってきた時にしてもらえばよくない?
そうそう。わたしならタダでやってあげるし。
いいよ、お礼なんて。君を助けるなんて当たり前だから。
もうしばらく時間かかるから…ゆっくり、リラックスしててね…
うん、大体こんなものかな?
中の悪魔くんの力もだいぶ弱まったみたいだし…順調順調。
それじゃ最後に、耳に息を吹きかけて、と…
(耳ふー)
ふふっ、これは神のご加護付きの息吹。身体にはとっても良いんだよ。
さ、反対の耳もやるよ。ゴローンしてね〜…
…はい、よくできました。それじゃあ、右耳も同じようにやっていくね。
(耳かき)
え?何言ってるの、恩返しなんてそんな大層なこと考えなくていいって。
わたしは君が無事でさえいてくれれば、それで満足だから。
旅は危険がいっぱいだからさ…山賊とか魔物とか追い剥ぎとか…
あ、あとはハニートラップとか。男の人がよく引っかかってお金たくさんとられるって話もよく聞くし。
き、君は大丈夫だよね…?そういう経験があったりしない?
そっか…よかったぁ…
あ、いや、それは!信用してないとかじゃなくて、その〜…!
き、君だって男の子だし…やっぱり綺麗な女の人に迫られたら、興奮するでしょ…?
で、でしょ?男の子なんだし、そういうことされたら、反応くらいしちゃうよね…
…へ?えええっ⁉︎
ああっ!ごめん!手が滑っちゃった!ホントごめん!
だ、大丈夫…?耳に後遺症残ったりしないよね…?
ホントに?無理しちゃダメだよ?わたしに気を使わなくていいからね?
と、とりあえず耳かきの続き、していくね…
その、さっき言ったことって本当…?
す、好きって言ってくれたじゃん…わたしのこと…
う、うぅ〜…!そんな直球の告白されたら、こっちが恥ずかしいよ…!
でもわたしは神に仕える身だし…君に愛されるのは嬉しいけどやっぱり…
…もう。簡単に言ってくれるなぁ、君は。聖職者だって色々規則があって大変なんだからね?
だけど…ありがとね。君の気持ちはとっても嬉しい。
わたしも好きだよ、君のこと。愛してる。
聖職者だから結婚はできないけど…それでも一番に愛することはできるから。
だから…大好きな君が苦しんでるなら、いつでも助ける。
どんなことがあっても、君のこと好きって気持ちに変わりはないから。
あはは…ごめん、なんか君と同じ気持ちだったんだって安心したら、涙が…
ごめん。泣いてる場合じゃないよね。君の中の悪いモノを完全に除去しなくちゃ。
うん、まかせて。これで決着をつけるから…!
これで終了、かな…?どう?
そっか…よかった。悪魔くん、もう君の中からいなくなったんだね。
最後にこれ、忘れちゃダメだよね…
(耳ふー)
はい、これで本当に耳かきは終了。お疲れ様。
え?目を瞑ればいいの?こう…?
(キスされる)
あっ…え、えっとその〜…
あはは…なんていうか、その、すごく嬉しい…
ごめんね。今の気持ち、あんまりうまく言い表せなくて…
ちょっとだけ祈らせて…ただの自己満足かもしれないけど。
神よ…罪深いわたしをお許しください。
わたしは…今目の前にいる男の人のことを愛しています。
これからも一生、彼を愛し続けます…アーメン。
(キス)
改めて…わたしのこと、好きになってくれてありがとう。
わたし、いつでもここで君の帰り待ってる。
また旅に出るんでしょ?いいよ、行っても。
でも一つだけ約束して。ちゃんと五体満足で、無事にわたしの元に帰ってくるように。
とりあえず今はゆっくり休んで。このまま寝ちゃっていいから。
うん、おやすみ。明日はわたしが美味しい朝食作ってあげるからね…
うん。またどこかで無茶してるんじゃないかなーって、心配してた。
とりあえず上がって。その辺でくつろいでていいから。
はい、どうぞ。東の国から取り寄せた茶葉で作ったお茶。
うん。緑茶って言うんだって。見たまんまだよね。
美味しい?そっか、じゃあわたしも飲も。
あはは、毒味なんてさせてないって。わたしより先に飲んでもらっただけだよ。
(緑茶を飲む)
はー…なんだかホッとする。このちょっとした苦味がいいね。
うん、どうかした?わたしでよければ何でも相談して。
うん…うん…
そうなんだ。まぁ帰ってきて、一目見た瞬間分かったけどね。君が悪魔堕ちしてること。
黒魔術を行使した友人の代わりに、呪いを引き受けた、か…君らしいね。わたしとしては、そういうことはしてほしくなかったんだけど…
でも大丈夫。わたしが君を救ってあげるからね。
…無駄だよ、悪魔くん。貴方じゃ、わたしに指一本触れることすらできない。わたしには神のご加護があるから。
貴方には少し大人しくしててもらうね…
目、覚めた?大丈夫?
そっか…怖いんだ。自分が自分じゃなくなるのが…
けどさっき言ったでしょ?わたしが君を救うって。
君はわたしの大事な幼馴染だから。それにわたし…
…ううん、何でもない。このことは後で言うね。
さ、ちょうど膝枕もしてることだし、耳かきしてあげる。
うん。旅で疲れた君を癒して、ついでに君の中にいる悪いモノを取り出すよ。
大丈夫。わたしには神のご加護があるから。逆に取り憑かれたりなんてしない。
さ、耳の中をじっくりお掃除していくね…まずは左耳から。
(耳かき)
けっこう汚れてるね。まぁ旅の途中に耳掃除なんてそうそうしないんだろうけど。
え?そういうのをサービスしてくれるお店はあるんだ…ふーん…
ううん、別に?怒ってないよ?
でも君にはわたしがいるんだから、ここに帰ってきた時にしてもらえばよくない?
そうそう。わたしならタダでやってあげるし。
いいよ、お礼なんて。君を助けるなんて当たり前だから。
もうしばらく時間かかるから…ゆっくり、リラックスしててね…
うん、大体こんなものかな?
中の悪魔くんの力もだいぶ弱まったみたいだし…順調順調。
それじゃ最後に、耳に息を吹きかけて、と…
(耳ふー)
ふふっ、これは神のご加護付きの息吹。身体にはとっても良いんだよ。
さ、反対の耳もやるよ。ゴローンしてね〜…
…はい、よくできました。それじゃあ、右耳も同じようにやっていくね。
(耳かき)
え?何言ってるの、恩返しなんてそんな大層なこと考えなくていいって。
わたしは君が無事でさえいてくれれば、それで満足だから。
旅は危険がいっぱいだからさ…山賊とか魔物とか追い剥ぎとか…
あ、あとはハニートラップとか。男の人がよく引っかかってお金たくさんとられるって話もよく聞くし。
き、君は大丈夫だよね…?そういう経験があったりしない?
そっか…よかったぁ…
あ、いや、それは!信用してないとかじゃなくて、その〜…!
き、君だって男の子だし…やっぱり綺麗な女の人に迫られたら、興奮するでしょ…?
で、でしょ?男の子なんだし、そういうことされたら、反応くらいしちゃうよね…
…へ?えええっ⁉︎
ああっ!ごめん!手が滑っちゃった!ホントごめん!
だ、大丈夫…?耳に後遺症残ったりしないよね…?
ホントに?無理しちゃダメだよ?わたしに気を使わなくていいからね?
と、とりあえず耳かきの続き、していくね…
その、さっき言ったことって本当…?
す、好きって言ってくれたじゃん…わたしのこと…
う、うぅ〜…!そんな直球の告白されたら、こっちが恥ずかしいよ…!
でもわたしは神に仕える身だし…君に愛されるのは嬉しいけどやっぱり…
…もう。簡単に言ってくれるなぁ、君は。聖職者だって色々規則があって大変なんだからね?
だけど…ありがとね。君の気持ちはとっても嬉しい。
わたしも好きだよ、君のこと。愛してる。
聖職者だから結婚はできないけど…それでも一番に愛することはできるから。
だから…大好きな君が苦しんでるなら、いつでも助ける。
どんなことがあっても、君のこと好きって気持ちに変わりはないから。
あはは…ごめん、なんか君と同じ気持ちだったんだって安心したら、涙が…
ごめん。泣いてる場合じゃないよね。君の中の悪いモノを完全に除去しなくちゃ。
うん、まかせて。これで決着をつけるから…!
これで終了、かな…?どう?
そっか…よかった。悪魔くん、もう君の中からいなくなったんだね。
最後にこれ、忘れちゃダメだよね…
(耳ふー)
はい、これで本当に耳かきは終了。お疲れ様。
え?目を瞑ればいいの?こう…?
(キスされる)
あっ…え、えっとその〜…
あはは…なんていうか、その、すごく嬉しい…
ごめんね。今の気持ち、あんまりうまく言い表せなくて…
ちょっとだけ祈らせて…ただの自己満足かもしれないけど。
神よ…罪深いわたしをお許しください。
わたしは…今目の前にいる男の人のことを愛しています。
これからも一生、彼を愛し続けます…アーメン。
(キス)
改めて…わたしのこと、好きになってくれてありがとう。
わたし、いつでもここで君の帰り待ってる。
また旅に出るんでしょ?いいよ、行っても。
でも一つだけ約束して。ちゃんと五体満足で、無事にわたしの元に帰ってくるように。
とりあえず今はゆっくり休んで。このまま寝ちゃっていいから。
うん、おやすみ。明日はわたしが美味しい朝食作ってあげるからね…
クレジット
ライター情報
pixivにてフリー台本を投稿しています。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)