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俺の推しに嫉妬した彼女が耳元で囁いてきた
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • 甘々
  • ラブラブ
  • カップル
  • 恋人同士
  • 囁き
公開日2022年09月04日 21:38 更新日2022年09月04日 21:38
文字数
963文字(約 3分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
自宅
あらすじ
ある日貴方は彼女に突然、推しの動画を突きつけられて、動揺してしまう。どうやら彼女は画面の中にいる貴方の推しに嫉妬しているようで…?
本編
ねぇ、ちょっといい?聴いてほしいものがあるんだけど…

そ、これ………めっちゃカワボだよね?たぶん、リアルだったら、男の子たちが寄ってたかってナンパするレベル。

…ね?正直に言ってよ…これ、君の推しでしょ?

君が熱心にこの配信者の動画漁ってるとこ、見ちゃったからさぁ…

たしかにあたしよりカワボだけど…なんかムカつく。

あたしの彼氏って、こういうカワボが好みだったんだなーって…



〜以下、耳元で囁く〜

ねぇ…こうしてずっと耳元で囁いてあげようか?あたしが…

君にそういうとこがあんのは知ってたけどさぁ…実際目の当たりにすると、やっぱムカつく。

あたしっていう彼女がいんのに、他の女の声聞いて喜んでんだなって…

あたし、ずっと我慢しなくちゃいけないわけ?君があたし以外の女の声で癒されてるの…

じゃあさ、逆に君があたしの立場だったらどう?

あたしがもし、君よりかっこいい声の男の人の動画開いてデレデレしてたら…

でしょ?ムカつくよね?ふつうに嫉妬するでしょ?

謝罪がほしいわけじゃない。ただ分かって欲しかっただけ。




〜以下、普通の声量に戻す〜

まぁ画面の中の女に嫉妬するあたしもたいがい、心狭いような気もするけどさ、仕方ないでしょ?

あんまり我慢してると、嫉妬で頭おかしくなりそうだったから…

あ、でも君の推しが絶対に君にできないこと、一つあるんだけど。教えてあげようか?

それは…こういうこと。

(抱きしめてキス)

うん…肉体同士の触れ合い。いくらネットが発達しても、二次元と三次元の壁は越えられないでしょ?

ううん、推し活は続けていいよ。

できれば、あたしのいないとこでやって欲しいけど。

ただ、あたしがこういう気持ちだったってことだけは、覚えといてほしい。

分かった?じゃ、もっとたくさん触れていい?てか、触れるけど。

(強く抱きしめてディープキス)

二次元での一番はその子でいいけど…リアルでの一番はあたしにして。お願い。

ありがとう。正直、素直に頷いてくれると思わなかったから、ちょっと驚いてる。

ううん、その辺の棲み分けっていうか、区別ができてるんならいいよ。これ以上は何も言わない。

え?……あははっ。なにそれ。君が声フェチってこと?

もしかしてさっきの囁き、効果抜群だった?

いいよ。ムラムラしてんでしょ?あたしがスッキリさせてあげる。

いいって、別に。もう怒ってないから。

君のこと、大事にしてあげるから…リアル彼女のあたしが、ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
俺の推しに嫉妬した彼女が耳元で囁いてきた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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