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普段ツンケンしてる妹が夜、腋の処理を手伝うように言ってきて・・・【夜と腋と妹と】
written by タナカジロー
  • 添い寝
  • 寝起き
  • 寝落ち
  • ラブラブ
  • ツンデレ
公開日2022年09月16日 14:35 更新日2022年09月16日 14:35
文字数
2378文字(約 7分56秒)
推奨音声形式
ステレオ
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
場所
兄の部屋
あらすじ
夜、普段ツンケンしている妹が急に部屋にやって来て、部屋の明かりを消してベッドに寝るように言ってきた。言うとおりにするとベッドに潜り込んできて、絶対に何も見ずに腋の処理を手伝うよう強要する。からかい交じりに手伝っていると、恥ずかしさに怒り狂った妹の反撃が始まった。
本編
[ノック]

ねぇ、お兄ちゃん、起きてる?
そう。
今、部屋に入るけど、こっち見ないでね。

[ドアを開け、閉める音]

そのままスマホ見てて。

[スイッチ音]

電気消したの。わかることわざわざ聞かないで。
あとは豆電球だけ。
ねぇ、こっち見てないよね?
じゃぁ、ベッドに寝て。
いいじゃん、もう寝る時間でしょ。
どうせ起きてても、スマホでエロ画像漁るだけでしょ。
それ位知ってるもん。
もう、いいから寝て!寝るの!

寝た?本当に?
じゃぁ、電気、全部、消すね。

[スイッチ音]

じゃあ、そっち行くから。
・・・うーん。あーうー。
見えないー・・・
お兄ちゃーん、どこー?
スマホで照らしてー。でも見ちゃダメー。
あ、全然逆方向だった。

[ごそごそと布団に潜り込む音。声が近くなる。]

ふぅ、迷った迷った。
何、寝るにきまってるじゃん。
いいじゃん、どうせ最近まで一緒に寝てたんだし。
でも触んないでね、スケベ。

はぁ?ホラー見て怖くなったとか、そんな漫画みたいな理由じゃないし。
単に、なんとなくっていうか、なんとなくだし。

あっ、スマホ見ちゃダメ!明るくなるでしょ!
没収!

ねぇ、お兄ちゃん。
眠くないでしょ?
うん、うん。
そうだよね。
ねぇ、お兄ちゃん。
手、伸ばして。
うん、寝たままでいいから、こっちに手だけ伸ばして

絶対見たらダメだからね。
絶対、目、閉じたままじゃないとダメだから!
暗くてどうせ見えないとかじゃないの、閉じてないとダメなの!

んっ・・・
お兄ちゃんの手、冷たい・・・

そうだよ、パジャマ着てないの。
し、下着は着けてるにきまってるでしょ、ヘンタイ!
下はパンツもパジャマもちゃんと着てますぅ!
上のパジャマだけ着てないの!だから絶対、絶対見ちゃダメなの!
なんでそんな恰好、って、それは、だから、うぅ・・・

[消え入りそうな声。]
腋、触ってほしいから。
触ってって言ったの・・・
だから、腋・・・

[小声での叫び]
わーきー!
腋、触ってって言ったの!
腋毛の剃り残しがないか、見ないでチェックしてって言ってるの!わかった!?

しー・・・お母さんたちに聞こえちゃうでしょ。
だから、その、私、さっき、自分で、したから、腋の処理、それで、大丈夫か、確認してほしいの。

お友達の中で、私以外みんな、毎日腋のチェックしてるって聞いたから・・・
自分でやったよ?ちゃんとやった・・・はずだけど・・・
でもでも、初めてだし、よく見えないから、ちゃんとできてるかわかんないから。
でも見られるのとか絶対無理だから、だから触って確認してって言ってるの!
バカ!わかった?バカ!

やだ、お母さんに頼めないから頼んでるんじゃん。
だって、お母さんに言うの恥ずかしいもん。
お母さん、お喋りだから、言ったら絶対、誰かに言うもん。
お父さんとか無理。ありえない。
まぁ、お兄ちゃんだったら、ちょっと嫌だけど、バラすような友達いないだろうから、ギリギリ安心かなって・・・

ああ、もう、ごめんごめんごーめーん!
ちょっとでいいから、お願い!
触って何にもなかったらそれで終わりだから、ね?ね?
おーねーがーいー!

ありがと、お兄ちゃん♡

ねぇ、目、つむってる?
絶対見ちゃダメだからね?
絶対見たら、えっと、殴るから。
じゃあ、腕上げるから、触ってみて・・・
うぅ・・・本当に見えてないよね?
長いのとかはもう、絶対ない・・・はず・・・
でもあったら、道具持ってきてるから・・・

ひぅっ!
うううぅ、やっぱり恥ずかしい・・・
ど、どう・・・?

も、もっと広げないとわかんないって・・・
バカ!ヘンタイ!
あうぅ・・・こう?

んぅ・・・ひんっ・・・っん、あっ・・・

ハァ、ハァ・・・どう、だった・・・?
ちょりちょりしない?
そ、そう・・・よかった・・・
じゃ、じゃあ、反対側も・・・

端っことかちゃんと見てよね、見てじゃない、見ちゃだめ!触って、確かめて・・・!

ひっ・・・あっ・・・んっぅん・・・やぁん・・・

「変な声出すな」って・・・だ、誰のせいで、あひっ!やぁっ!にゃっ!
そんなっ、こちょこちょするみたいに触っちゃっ、ダメっ、くすぐり弱いの知ってっ!っる、くせにぃ・・・ひんっ!ごめ、ちょっと、もっと、ゆっくりぃ・・・

[疲れ切っている]
ハァ、ハァ、ハァ・・・・お、終わった・・・?
両方とも、大丈夫?ちゃんと自分で処理できてた?
エヘヘ、良かったぁ・・・え?

に、においのチェック、って・・・
へ、ヘンタイだ・・・
や、やだ、やぁだぁ、無理無理、嗅ぐとか、無理・・・うう、嗅がないと、ダメ・・・?
そうしないとわかんない・・・?

ほ、本当?・・・ううぅ、におい、大丈夫かな?
あ、でも、今日はもうダメ、汗かいたから無理!
絶対、今、においするから、でも、普段はちゃんとしてるから、いい!

[主人公、腋を舐める。]
ひゃぅぅ!
い、い、今、な、な、何、したの?

な、な、な、な・・・・なめ、な、なめめめ・・・

キモイキモイ!バカ!ヘンタイ!

[主人公、くすぐる。]
きゃははははは!!!
ちょ、ちょっと、バカ、やめ、くすぐった、反則!ズル!バカ!キモイ!

[蹴り落とす音。]

知らない!バカ!床で寝てろ!ヘンタイ!

[布団に潜り込み、後ろから抱きしめる。]
ふゅん!?
もう!そうやってぎゅってして、なかったことにするのズルいしキモイ!
はーなーせー!しーつーこーいー!

はぁ、はぁ、はぁ・・・
疲れた・・・
疲れたら・・・すごい・・・眠い・・・

かなり眠そう
・・・ねぇ。
もっかい、さっきの・・・
ぎゅっ、して・・・

[ゴソゴソ]
んぅ・・・ん・・・すぅ・・・すぅ・・・

[間。朝のSE。]

[寝ぼけている]
ん・・・あ、お兄ちゃんだぁ・・・エヘヘ、おはよ〜。
んー・・・ぎゅ~~・・・あったかぁい・・・

ふぇ?わき?
キレイだよー、ほらー、ばんざーい。つるつるー。
やぁん、もう、におい嗅いでるー。ヘンターイ。
臭くないでしょ?ふっふっーん。
だってお兄ちゃんが昨日、ちゃんとチェックしてくれたから・・・

あ・・・あ・・・あ・・・

忘れろー!出てけー!ヘンターイ!

[蹴り落とす音。]
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
普段ツンケンしてる妹が夜、腋の処理を手伝うように言ってきて・・・【夜と腋と妹と】
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
タナカジロー
ライター情報
pixivにあげていたものを移動中です。

オリジナルのボイス台本を書いています。女性1人読みの男性向けが多いです。

SSとしても読めるものを目指しています。

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