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ケダルイノラネコ
written by 霜月鷹
  • 告白
  • ツンデレ
  • ダウナー
  • 日常
公開日2022年10月19日 00:39 更新日2022年10月19日 00:39
文字数
940文字(約 3分8秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
友人
視聴者役柄
友人
場所
自宅
本編
やっほ、退屈だから遊びに来たよ。
またかって……別にいーじゃん、どうせアンタもやる事ないんでしょ?
読書の最中?なら良いや、適当にゴロゴロしてるから。
「そういうのは家でやれ」……はぁ、家でやれですか。
いやいや、何が悲しくて休みの日に自分の家で一人ゴロゴロしてなきゃいけないんだか……私はね、家に居るのがどーしよーもなく退屈だからアンタのところに来たの。
他の選択肢?ある訳ないでしょ、ここが一番居心地良いんだもん。
わざわざ遠くまで出掛ける気にもならないし、ここが私にとって一番ちょうどいい場所なの!
「お前は野良猫か」って……ふぅん、アンタって私の事そーゆー目で見てたんだ。
まぁ確かに、暇な時はそこら辺フラフラしてるけど……でもなんで野良猫なワケ?
私だって自分の住んでる部屋くらいあるし、せめて飼い猫とかじゃない?
「ここで飼ってる訳じゃ無いし距離感が野良猫っぽい」……あっそ。
アンタから見ると、私ってそんな距離離れてたんだ……なんかちょっと、傷付いたかも。
なんでって……そんなの決まってるじゃん。

あのさ……ネコって中々素直になれないだけで、本当は相手の事が大好きで仕方ない生き物なんだよ?

だって私、アンタの好みにはそんな近くないし……それに趣味だってそんなに合うって訳でもないし……
でもアンタって、私がダル絡みしてもちゃんと相手してくれるし、私の知らない事いっぱい知ってて話も面白いし。
それに……それにアンタの傍に居ると私、今すっごい楽しいって思えるの!
他人と関わるのなんてダルくて面倒なだけって思ってたのに、アンタだけは違った。
なんかすっごいワクワクして、嬉しくて、楽しくて──きゃっ⁉
ちょ、ちょっと……いきなり何するの⁉
「正直に気持ちを伝えてくれて嬉しい」……そ、それはどうも。
じゃなくて、なんで私の事を思いっきり撫でまわしてんの⁉
嫌なら止めるって……別に、嫌じゃないけど……
「野良猫が懐いてくれたからつい」って……悪かったわね、今まで中々懐かなくて。
でもさ、私の気持ちに中々気付いてくれなかったアンタもアンタじゃない?
確かにツンツンしてたけど、私だってけっこうアピールしてたつもりなんだけどな……そこはお互い様?
そっか、なら仕方ないね……今から私の気が済むまで、何時間でもアンタに甘えさせてもらうから。

これからは責任もって私の事を 愛してよね面倒見てよね……私の 彼氏飼い主さん。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ケダルイノラネコ
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
有償販売利用の条件
有償・無償問わず演者側キャラクターの性別変更、罰ゲーム等への使用は御遠慮願います。
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