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クール系ヤンデレ敬語義妹に弱味を握られて一生尽くすことを誓わされる
written by 平 朝臣
  • 学校/学園
  • 色仕掛け
  • シリアス
  • 罵倒
  • 洗脳
  • 調教
  • クール系
  • ヤンデレ
  • 敬語
  • 逆レイプ
  • 逆NTR
公開日2022年11月17日 19:05 更新日2022年11月17日 19:05
文字数
1930文字(約 6分26秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
義妹
視聴者役柄
義兄
場所
夕方の大学の講義室→外の廊下
本編
(夕方、人気のない大学の講義室にて)


SE:講義室のドアの開閉音

#ため息

はぁ…随分と遅かったですね、兄さん…。

全く…あまりにも遅くて、待ちくたびれてしまいました…。

というか、たかだか一言、二言で終わる程度の用事なのに、何をそこまで手間取ったんでしょうか…。

まぁ、それはさておき…。

私の指示通り、あの女に対して、金輪際関わらないで欲しいと、伝えましたか?

…そうですか。

でしたら、さっさと帰りましょうか。

もう日が沈み始めてますからね。

…どうしたんですか、兄さん?

そんなに浮かない顔をして…。

まさかとは思いますが…あの女と別れたことを、まだ引きずっているんですか?

SE:妹がゆっくり歩きながら近づいてくる音

SE:妹がリスナーを壁ドンする音

#右耳 5cm 囁き 怒気を孕んだ冷たい声で

冗談じゃありません…。

忘れたとは言わせませんよ、兄さん…。

あの日、兄さんが犯した、最悪の禁忌を…。

折角、兄さんの二十歳はたちの誕生日だからって、サプライズでアパートを訪れて…。

しかも、お祝いのシャンパンまで用意してあげたのに、兄さんは…っ。

…今でも、あの時の光景が、フラッシュバックするんです…。

理性を失った兄さんによって、無理矢理組みしだかれた恐怖を…。

そして、欲望のままに奪われ、刻みつけられた、破瓜はかの痛みを…。

なのに、目覚めた兄さんは、何も覚えてない、やってないの一点張りで…。

#歯軋り

ぎりっ…。

こんなの…赦せません…。

むしろ、どうして、平然としてられるんですか、兄さんは…。

妹がこんなに苦しんでいるというのに、何故、のうのうと生きていられるんですか…?

ねぇ…兄さん…。

…また、そうやって、目を逸らすんですね…。

SE:衣服が擦れる音

#移動しながら

んっ…はぁ…。

#左耳 5cm 囁き 淡々と冷たい声で

けど、私は、絶対に忘れませんし、赦しもしませんよ…。

だからこそ、兄さんには、一生かけて罪を償ってもらうんです…。

私に、生涯癒えることのない傷を負わせたあがないとして…。

…彼女と別れる必要はあったのか、って…。

#ため息

はぁ…まだ、分からないんですか、兄さん…。

理由なんて、一つしかないじゃないですか…。

単純に、気に入らないんですよ…。

兄さんによって、私は不幸にされたというのに、その兄さんが、他の女に現を抜かしていることが…。

さっきも言った通り、兄さんには、責任を取る義務があるんです…。

だから、兄さんは、あらゆる物事において、私を優先しなければならないんですよ…。

たとえ、そのために、何かを失ったとしても…。

理解できましたか、兄さん…。

#深いため息 移動しながら

…はぁ~…。

SE:衣服が擦れる音

#正面 通常距離

兄さんなりに、罪を重く受け止めているようなので、これ以上なじることはしません。

ですが、くれぐれも忘れないで下さい。

兄さんが、それだけの十字架を背負っているということを…。

…では、お先に、失礼しますね。

SE:講義室のドアの開閉音


(少し間を空ける)


(夕方、廊下にて)


SE:廊下を歩くゆっくりとした足音

SE:足音が止まる

#ほくそ笑みながら

クスッ…クスクス…。

心配いりませんよ、兄さん…。

あの日、兄さんがお酒を飲んで、泥酔してしまったことも…。

それから、眠っている兄さんに、自ら処女を捧げ、絶頂へと導いてあげたことも…。

全て、私の目論見通りなんですからね…。

クスクス…当然、起きた兄さんは、私の中で果てた事実だけを見て、私を襲ったと誤認してしまったわけですが、それも計画の内です…。

そうやって、一度でも兄さんに罪悪感を植え付けてしまえば、私に逆らえなくなってしまいますからね…。

あとは、その意識を利用して、あの女と別れるように迫れば、完璧というわけです…。

なので、兄さんは、何も悪くありません…。

悪いのは、私が目を離した隙に、兄さんを奪おうとしたあの泥棒猫なんです…。

私はただ、兄さんからそいつを、引き剥がしてあげただけに過ぎませんから…。

#ため息

はぁ…それにしても、驚きましたね…。

兄さんが独り暮らしを始めて、こんなにも早く女が寄りつくとは、思いもよりませんでした…。

これからは、兄さんに対する監視を、もっと強化する必要がありますね…。

クスクス…ですが、幸いにも、これをきっかけにして、兄さんと深い関係を結ぶことができました…。

それだけは、あの女に感謝しないといけませんね…。

あとは、二度と兄さんに、他の女が近寄らないよう、さらなる既成事実を作る必要がありますが…。

まぁ、これに関しては、既にデキてる可能性もあるので、あまり心配はいりません…。

それに、いざとなれば、再び兄さんを襲ってしまえばいいだけのことです…。

今の兄さんなら、私が自暴自棄になったと思い込んで、なし崩しに受け入れてくれるはずですからね…。

クスクス…そういうことなので、兄さんは安心して、私に一生を尽くして下さい…。

何故なら、それが、私にとって、最大の幸福なんですからね…。

クス、クスッ…クスクス…。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
クール系ヤンデレ敬語義妹に弱味を握られて一生尽くすことを誓わされる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
平 朝臣
ライター情報
タイラ トモオミ
 初めまして。
 平朝臣と申します。
 ヤンデレを題材にしたシリアスな作品が多めですが、耳かき系も少数ながらありますので、どうぞお楽しみください。
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