- 甘々
- 微ヤンデレ
- 共依存
- 擬人化
- 猫又
- 死別
- 再会
公開日2023年01月16日 13:43
更新日2023年01月16日 13:43
文字数
1670文字(約 5分34秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
猫又(元飼い猫)
視聴者役柄
猫又の飼い主
場所
自宅
本編
(ドアの開閉音)
ただいま~えへへ、久しぶりの我が家はやっぱり落ち着くねぇ……って、やっぱり君はそういう顔してるよね。
えっとさ、私の事……分かる?
先月死んじゃった君の飼い猫……あぁちょっと待って!本当、本当だから通報とかしないで!
いやまぁ確かに今の私って猫要素皆無だけど、でも確かにこの家の猫だったから!
君を独りぼっちにするのが心残りで、化け猫になって生き返ったの!
だって君、メンタル限界ギリギリでいつ私の後を追ってきてもおかしくない感じだったしさ……私、君の事を助けたくて帰ってきたの!
こうなったら仕方ない……これを見てくれれば、私が本当に君の大事な家族だって分かってくれるはず。
ほら……よいしょ!
この耳と尻尾……尻尾はなんか一本増えちゃってるけど、流石にこれで分かるよね?
私が出せる最大限の猫要素……これでどうだ!
「分からないし気味悪い」……そっかぁ、やっぱり信用してもらえないよねぇ!
あと、気味悪いは傷付くからやめて欲しいな……ご主人にそんな事言われると、ちょっと本気で凹むから。
それじゃあご主人、ちょっと手を出して。
へぇ……言う事は聞いてくれるんだ。
それじゃあ──はむっ!
ほら……ご主人が考え事してる時、私よく指を甘噛みしてたでしょ?
力加減はこんな感じで……その顔、ひょっとして信じてくれた?
ま、これだけで信じるのは流石に無理だよね。
それならさ、私が最期に聞いた言葉……君が私にかけてくれた言葉、言ってあげる。
あの時は君と私の二人しか居なかったんだし、これなら信じてくれるでしょ?
「独りにしないで!死なないで!置いて行かないで!」って……あの言葉、正直だいぶ堪えたよ。
あんなに泣きじゃくって、必死に私の事を呼び止めてさ……本当なら私も君の事を一人にしたくなかったけど、でも死ぬのはもう避けられないって感じでさ。
ご主人を独りにしちゃう自分を呪って、苦しい想いをし続けてるご主人の事を想って、想って想って想って……最期の瞬間までご主人の事を想い続けたの。
そしたらさ、こんな感じで生き返っちゃったってワケ。
あー……これじゃ生き返ったっていうより「化けて出た」って方が正しいのかな。
自分でもちょっと引いてるけど、私ってば化けて出るくらいにご主人に執着してたんだな~って。
とにかく、これで私が君の大事な猫さんだって事……信じてくれたかな?
おっと……あはは、いきなりぎゅ~ってされるとは、ちょっと予想外だったかも。
いやいや、全然ダメじゃないよ。
やっぱり君は、私の大好きなご主人なんだな~って実感しただけ。
ちなみにだけどさ、その感じだと私の事……良かった、信じてくれたんだね。
嬉しいなぁ……今の私、こうやってご主人の事を抱きしめてあげる事が出来るんだ。
ほら、私はちゃんと受け入れてあげるから……好きなだけ泣きな?
ただでさえ私が死んでメンタルギリギリになってたんだから、ここで一旦崩れとくのも全然アリだよ?
そうそう、君はもう無理しなくて良いの。
これからは私が面倒見てあげるから、君は死ぬまで私にお世話されてたら良いんだよ。
ふふ、もちろん……私、本気でご主人のこと養ってあげるから。
ほらこれ、見て?
実は死んだ次の日くらいには生き返ってたんだけどね、これ手に入れる為に色々頑張ってたらちょ~っとだけ帰りが遅くなっちゃったの。
そそ、私の身分証明書……実は私ね、もう働く場所とかも決まってるんだ。
だから言葉だけじゃなくて、本当に君の事を養えるの。
しばらくは在宅になりそうだから、ご主人のパソコン……借りても良いかな?
ありがと、それじゃあ後でパスワード教えてね。
えっと、気持ちは分かるけど……そんなにビックリした?
あはは、そんなに驚かれると、なんかちょっと恥ずかしいかも。
まぁでも、とにかくご主人はもう大丈夫……もう、何もしなくて良いんだよ。
君はいっぱい頑張って、私の事もすっごく大事にしてくれた……だからこれは、今まで頑張った君へのご褒美と、捨て猫だった私を助けてくれたご主人への恩返し。
今度は私が、ご主人の事を守ってあげるから……だから君は、もう何も考えなくて良いからね。
私がご主人の事、死ぬまでず~っと幸せにしてあげる。
愛してるよ、ご主人……もう絶対、君を独りにはしないからね。
ただいま~えへへ、久しぶりの我が家はやっぱり落ち着くねぇ……って、やっぱり君はそういう顔してるよね。
えっとさ、私の事……分かる?
先月死んじゃった君の飼い猫……あぁちょっと待って!本当、本当だから通報とかしないで!
いやまぁ確かに今の私って猫要素皆無だけど、でも確かにこの家の猫だったから!
君を独りぼっちにするのが心残りで、化け猫になって生き返ったの!
だって君、メンタル限界ギリギリでいつ私の後を追ってきてもおかしくない感じだったしさ……私、君の事を助けたくて帰ってきたの!
こうなったら仕方ない……これを見てくれれば、私が本当に君の大事な家族だって分かってくれるはず。
ほら……よいしょ!
この耳と尻尾……尻尾はなんか一本増えちゃってるけど、流石にこれで分かるよね?
私が出せる最大限の猫要素……これでどうだ!
「分からないし気味悪い」……そっかぁ、やっぱり信用してもらえないよねぇ!
あと、気味悪いは傷付くからやめて欲しいな……ご主人にそんな事言われると、ちょっと本気で凹むから。
それじゃあご主人、ちょっと手を出して。
へぇ……言う事は聞いてくれるんだ。
それじゃあ──はむっ!
ほら……ご主人が考え事してる時、私よく指を甘噛みしてたでしょ?
力加減はこんな感じで……その顔、ひょっとして信じてくれた?
ま、これだけで信じるのは流石に無理だよね。
それならさ、私が最期に聞いた言葉……君が私にかけてくれた言葉、言ってあげる。
あの時は君と私の二人しか居なかったんだし、これなら信じてくれるでしょ?
「独りにしないで!死なないで!置いて行かないで!」って……あの言葉、正直だいぶ堪えたよ。
あんなに泣きじゃくって、必死に私の事を呼び止めてさ……本当なら私も君の事を一人にしたくなかったけど、でも死ぬのはもう避けられないって感じでさ。
ご主人を独りにしちゃう自分を呪って、苦しい想いをし続けてるご主人の事を想って、想って想って想って……最期の瞬間までご主人の事を想い続けたの。
そしたらさ、こんな感じで生き返っちゃったってワケ。
あー……これじゃ生き返ったっていうより「化けて出た」って方が正しいのかな。
自分でもちょっと引いてるけど、私ってば化けて出るくらいにご主人に執着してたんだな~って。
とにかく、これで私が君の大事な猫さんだって事……信じてくれたかな?
おっと……あはは、いきなりぎゅ~ってされるとは、ちょっと予想外だったかも。
いやいや、全然ダメじゃないよ。
やっぱり君は、私の大好きなご主人なんだな~って実感しただけ。
ちなみにだけどさ、その感じだと私の事……良かった、信じてくれたんだね。
嬉しいなぁ……今の私、こうやってご主人の事を抱きしめてあげる事が出来るんだ。
ほら、私はちゃんと受け入れてあげるから……好きなだけ泣きな?
ただでさえ私が死んでメンタルギリギリになってたんだから、ここで一旦崩れとくのも全然アリだよ?
そうそう、君はもう無理しなくて良いの。
これからは私が面倒見てあげるから、君は死ぬまで私にお世話されてたら良いんだよ。
ふふ、もちろん……私、本気でご主人のこと養ってあげるから。
ほらこれ、見て?
実は死んだ次の日くらいには生き返ってたんだけどね、これ手に入れる為に色々頑張ってたらちょ~っとだけ帰りが遅くなっちゃったの。
そそ、私の身分証明書……実は私ね、もう働く場所とかも決まってるんだ。
だから言葉だけじゃなくて、本当に君の事を養えるの。
しばらくは在宅になりそうだから、ご主人のパソコン……借りても良いかな?
ありがと、それじゃあ後でパスワード教えてね。
えっと、気持ちは分かるけど……そんなにビックリした?
あはは、そんなに驚かれると、なんかちょっと恥ずかしいかも。
まぁでも、とにかくご主人はもう大丈夫……もう、何もしなくて良いんだよ。
君はいっぱい頑張って、私の事もすっごく大事にしてくれた……だからこれは、今まで頑張った君へのご褒美と、捨て猫だった私を助けてくれたご主人への恩返し。
今度は私が、ご主人の事を守ってあげるから……だから君は、もう何も考えなくて良いからね。
私がご主人の事、死ぬまでず~っと幸せにしてあげる。
愛してるよ、ご主人……もう絶対、君を独りにはしないからね。
クレジット
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
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