うみゅ……あれ？ここは……？
えっ！なんで君がいるの？
……ここは君の部屋で…昨日二人で飲みに行って私が酔いつぶれたから介抱した……？
ふーん……なにかヤラシイことしたでしょ

ふふふ、わかってるって、君はそんなことしない真面目くんだからね〜

ん、何？朝ごはん作ったからいっしょに食べましょう？……えっ？作ってくれたの？私の分も？
ふーん、健気じゃん、ちょっとは可愛いとこあるじゃん
なーに照れてんの？恥ずかしい？まだまだお子ちゃまだなー君は
さぁ早く食べよ、じゃないと冷めちゃうよ

ごちそうさまでした、いやー料理上手なんだね、意外だな〜
うん、上手上手、そんじょそこらの女性じゃ太刀打ちできないぐらいだよ
今度さ、料理教えてよ、次の日曜日とかさ…
えっ、いいの？ありがと
うん？どしたの？
顔色が悪い……大丈夫……なんでもないから…なんでも……

ごめんね…いつもいつも、ほんの些細なミスを何度も厳しく叱咤して、無理難題を押し付けて、なのに私の愚痴にいつも付き合ってくれて、それで今回も私のことを介抱してくれて………
君が素直で、真面目で、健気で、可愛くて、いじったときの反応が面白くて、だから…その…本当は頑張ってほしくて…わざと他の人より厳しくしたりとか…

えっ、気にして…ない…？むしろ厳しくしてもらってるから頑張れてる……？
そんな……なんでいつも君は……もう…ズルいよ…ズルすぎるよ……(と言って先輩が抱きついてくる)

ねぇ、私をこんなふうにしちゃった責任……とってよね……？
だから〜、つ、付き合ってほしいって言ってるの…言わせないでよ…恥ずかしいんだから……

それで……返事は……？
うん……ありがと

これからもよろしくね
私の可愛い可愛い後輩くん♡

・台本（ゆるボイ！）
酔いつぶれた先輩を介抱したら大変なことになった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
零音リオリア