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【百合】クールで少し辛辣な後輩社員に酔った勢いで迫られる
written by 松平蒼太郎
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  • 職場/オフィス
公開日2023年03月04日 08:40 更新日2023年03月04日 08:40
文字数
1768文字(約 5分54秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩社員
視聴者役柄
先輩社員
場所
オフィス→居酒屋→後輩宅
あらすじ
貴女は大学時代からの知り合いで、同じ部署で働いている後輩の女子社員に、飲み屋で恋愛相談をする。その際に彼女から古傷を抉られ、おいおい泣く貴女を彼女は仕方なしといったふうに自分の家に連れ帰るが、それは彼女が貴女をいただくための策略であって…?
本編
[事務所/オフィス]


…?先輩、どうかしました?


さっきからソワソワしてるみたいですけど…


何でもない?けど、少し様子おかしいですよ?


わたしでよければ後で話を聞きますが。


わかりました。では、仕事が終わったら、いつもの場所へ飲みに行きましょう。


はい。飲み屋の方が話しやすいでしょうし。


ですから、今は仕事に集中してください。


あんまりソワソワされると、わたしまで気が散りますので。


はい。頑張ってください。あと少しで終業時間ですので。


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[居酒屋]


…なるほど。つまり、面食いな先輩はそのイケメンで可愛い男性社員にキュンキュンして仕方ないということですね。


いえ、先輩が面食いなのは間違いないと思いますが…


で?どうやってアプローチかけるか、算段はついてるんですか?


無策…まさに無能の極みですね、先輩。


仕事はあんなにできるのに…恋愛となると急にクソ雑魚になるの、やめてもらえます?


仕方なくありません。いつも付き合わされるこちらの身にもなってください。


先輩、中身はともかく、外見は綺麗ですので、男を釣れる余地は十分あると思うのですが…


まぁ、でも遠くから見てるだけで恋愛が成就するなら、誰も苦労しませんし。


とりあえず適当に仕事頼むフリして、一声かければいいんじゃないですか?


先輩からの仕事関連での頼みなら、向こうも無碍にはしないでしょうし。


声をかけるのも緊張する?はぁ…


先輩、本気で恋愛成就させる気あります?


そんなんじゃ彼、とっとと他の女の子に持ってかれますよ?


はい。ご存知の通り、うちの会社、女性社員が多いですから。


先輩がモタモタしてる間に、掻っ攫われる可能性大です…あの大学時代の時のように。


えぇ、そうです。同じサークルの男の子を好きになったけど、結局声をかけられないまま、その子は他の女の子と付き合うことになった…


歴史は繰り返すとはよく言ったものです。このままだと確実に、先輩はあの日のような悪夢を繰り返すでしょうね。


あ〜、先輩、泣かないでくださいよ…周りに迷惑ですから…


お酒入って泣き上戸になったかぁ…仕方ありませんね。


とりあえずお店出ましょう?お金はわたしが払っておきますので。


(ため息)


まったく、先輩はいつまで経っても世話が焼けるんですから…


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[後輩宅]


あ、先輩…わたしの家、着いちゃいましたけど、このまま泊まっていきます?


わかりました。じゃあ上がってください。お水、出しますので。


……少しは落ち着きました?


そうですか…ならよかったです。


いえ、別に…先輩のお世話なんていつものことですから。


先輩は手のかかる人ですので…やっぱりわたしがいないと、ですよね?


はい…そうですよね。先輩、一人じゃ何にもできませんもんね?


何もできない先輩は…下のお世話もわたしがするしかないですよね?


(押し倒す)


ふふっ…さぁ?どうして押し倒されてると思います?


はい、ご明察です。わたし、先輩のこと好きですよ?


先輩は仕事では有能だけど、基本バカで、恋愛クソ雑魚女子で、わたしがいないと男の子に声一つかけられなくて…


でもいいじゃないですか…声なんてかけられなくても。わたしがいるんですから。


はい。先輩にはわたしさえいればそれで十分。でしょう?


先輩の恋は一生成就しませんし、させません。


代わりにわたしが先輩のお嫁さんになってあげます。


…先輩、乙女の本気の告白を冗談とでも?


そりゃあ、わたしも少しは酔ってますけど…今言ってることは全部本気ですから。


えぇ、そうです。同じ就職先を選んだのも、先輩目当てです。いけませんか?


わたし、これでもずっと頑張ってきたんですよ?常に先輩のそばに居られるように…


先輩のお世話をたくさんできるように…ね?


わたしほど、先輩に甲斐甲斐しくお世話する後輩なんていないじゃないですか…


わたしが先輩にとって唯一無二のパートナーなんですよ?


だったら、恋人になる資格も十分ありますよね?


同性同士だからこそ、ここまでずっと近くに居られたんです。


そう言う意味では、女に生まれてよかったと思っています。


先輩にもわたしのこと、好きになってもらいますから。


いいえ…これを一夜限りの過ちで終わらせません。


これからもずっと、同じ過ちを繰り返し続けるんですよ?わたしたち…


今夜はお互い初めてですから…一生忘れられないくらい、気持ちのいいエッチしましょうね?せーんぱい♡ ふふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【百合】クールで少し辛辣な後輩社員に酔った勢いで迫られる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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