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実験動物と蔑まれていた吸血鬼の女による究極わからせ
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • シリアス
  • 監禁
  • 拘束
  • 調教
  • 人外 / モンスター
  • 吸血鬼
  • クール系
  • サディスト
  • 復讐
  • わからせ
公開日2023年03月12日 05:36 更新日2023年03月12日 05:36
文字数
1859文字(約 6分12秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
吸血鬼の女
視聴者役柄
マッドサイエンティスト
場所
研究施設→女の住処
あらすじ
とある研究施設で、男は吸血鬼の女を実験動物として扱っていた。男は数々の実験を彼女に繰り返していたが、彼女の仲間が助けに来た際の動揺で、彼女の前で隙を見せてしまう。彼女に隙をつかれた男は逆に拘束され、その場で吸血されることになってしまい…?
本編
…何?わたしをここから解放する気になった?


そう…まだ監禁を続けるんだ。わたしのこと…


分かってる…貴方にとって、わたしは実験動物でしかない。


けど…わたしは貴方に弄ばれるために生まれてきたわけじゃない。


いつか必ず貴方の喉元に食らいついてやる…!


(電撃をくらう)


…ッ!ぐぅ、ぅ…!


はぁっ、はぁっ…


いつまでもこんなことが続けられないと思わないで…!


もしわたしが死んで、直々に手を下せなくなっても…いつか貴方は相応の報いを受ける。絶対に…!


うん、絶対。天に誓ってもいい。


いつまでそうやって、わたしを見下した態度が取れるか、見ものだね…ふふふっ…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(緊急アラート)


ずいぶん慌ただしいね。何かあった?


あぁ、わたしの仲間がね…


助けに来るの遅い。あとで文句言ってやろ。


それで?貴方はわたしをどうするつもり?


そう…貴重な実験サンプルを失いたくないんだ。


だったら、わたしも連れて行ってよ。その新しい研究施設とやらにさ。


(男が女の手を掴もうとする)


やっと隙を見せてくれたね…!


(首を絞めながら押し倒す)


はぁ、はぁ…ずっとこの時を待ってた…!


貴方がわたしに直接近づいてくるのをずっと…!


苦しい?当然だよね。


吸血鬼と人間じゃ、パワーが違いすぎる。


このまま締め殺してもいいけど…せっかくだし、貴方の血、飲ませてもらおうかな。


生の血は長いこと飲んでなかったから…遠慮なくいただくね?


(吸血)


はぁっ、んっ、あむっ、んっ…


…貴方、意外と美味しい血、持ってんだ。


性根は腐ってるのに…なんだか皮肉だね。


くびり殺してやりたいと思ってたけど…予定変更。貴方はわたしの眷属にする。


そうだよ…今度は貴方がわたしに見下される番。


人間の言葉でいう因果応報ってやつ。


わたし、貴方のこと絶対に許さないから。


わたしを実験動物だと見下し、来る日も来る日もこれでもかってぐらい、苦痛を味わわせて…


それだけじゃない。貴方は何人ものわたしの仲間に手をかけた。


極悪非道のマッドサイエンティスト…貴方に与える慈悲はない。


わたしの元で、永遠に苦しんで生きればいい…!


わたしも加減はしない。貴方を死にたいと思うぐらい、徹底的にいじめ抜いてあげる…!


それが貴方にふさわしい罰。死んだ方がマシだって思わせるくらいの苦痛を与え尽くしてやる…!


分かってる…わたしは化け物だ。


人の生き血を吸うおぞましい化け物…


だけど、貴方もわたしとは違った意味で化け物。


多くの命を弄んだ貴方を、わたしは決して人間とは思わないから。


貴方の体が干からびるまで血を飲み干して…蘇生魔法をかけて、また同じように干からびるまで飲み干す。


そうやって、同じ苦しみを何度でも味わわせてあげるんだ…


…あ、そろそろ仲間が来るね。


それじゃあ一旦、貴方とはここでサヨナラ。


大丈夫…あとで蘇生魔法をかけて、きちんと蘇らせてあげるから。


貴方を未来永劫、わたしの元で苦しめ続けてあげる…あははっ♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ただいま。人間くん、いい子で待ってた?


ふふ…なあに?また干からびるまで吸血されたい?


けど今はなぁ…あまりお腹空いてないし、貴方の血を飲もうとは思わないかな。


…吸血がダメなら、しばき回されたい?


あは、あはは…!


貴方、本格的に頭ダメになった?


いいえ…ダメになったというより、マゾを開拓したというべきか…


ちょっといじめ過ぎたかなぁ…ふふっ♪


最初はわたしからの懲罰に対して、あんなにもがき苦しんでいたのに…


今や、逆に自分から懲罰されることを望みに来るなんて…哀れなドM野郎に成り下がったってわけね。


あのわたしを蔑んでいた頃の貴方はもういない…わたしが化け物だった貴方を殺した。何度も何度も…


昔と違って、今の貴方はわたしの仇敵じゃない。


わたし専用のペットで、わたしだけの人間くん♡


わたしの期待通りに…いいえ、期待以上に動いてくれる貴方は、わたしの立派な眷属だから。


苦痛が欲しいなら、いくらでも与えてあげる。


貴方が痛がる姿は、わたしの荒んだ心も癒してくれるから…


もっとわたしのために苦しんで欲しい…


もっとわたしのために痛い思いをして欲しい…


もっとわたしのために辛さのあまり泣き叫んで欲しい…


貴方のためなら…わたしはいくらでも酷いことをしてあげられる。


不思議だな…昔はあんなに貴方を憎んでいたのに、今はそれが裏返って全部愛情に変わった気がする。


…ちょっとだけ気が変わった。そのままじっとしてて。


(喉元に食らいついて吸血)


…いきなり喉元噛まれてビックリした?


噛まれた痛みと吸血された快楽で、何も考えられない?


いいよ…そのままグチャグチャになって?


そんな貴方がわたしは大好きだから…


いっぱい愛してあげる…わたしだけの人間くん?あははっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
実験動物と蔑まれていた吸血鬼の女による究極わからせ
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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