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ベテランの淫魔メイドは小娘淫魔をダシにして、ご主人様を籠絡する
written by 松平蒼太郎
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公開日2023年03月15日 21:01 更新日2023年03月15日 21:01
文字数
1881文字(約 6分17秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
淫魔メイド
視聴者役柄
人間の主人
場所
あらすじ
とある館の主人である男は、一人の女の子に一目惚れし、自分に仕える淫魔のベテランメイドにスカウトしてくるよう命じる。それを承諾したベテランメイドは、命令通り彼女をスカウトし、館のメイドとして迎え入れる。ところが、その女の子も実は淫魔であり、主人の男のことを隙あらば狙っていた。だが、既にそれを看破していたベテランメイドの淫魔は、彼女の動きを封じ込めた上で、主人の男にも迫ってきて…?
本編
ご主人様…いかがされました?先ほどからため息ばかりついて…


はい。わたしでよければご主人様のお悩み、ぜひお聞かせください。


…メイドとして雇いたい女の子がいる?


一応、理由をお聞かせ願えますか?


見た目パーフェクト、気立ても器量も良し…


なるほど…つまり彼女は、ご主人様のお眼鏡にかなったというわけですね。


かしこまりました。では、わたしが彼女を説得して参ります。


はい、お任せください。


わたしはご主人様の願いを何でも叶える万能メイドですので。


して、彼女の居場所や人柄、家族構成、経済状況等、詳細な情報をいただいても宜しいですか?


……はい、了解致しました。


それでは、早速彼女をスカウトしに行って参ります。しばしお待ちください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ご主人様、いかがです?最近の彼女の働きぶりは…


左様でございますか。それはよかったです。


彼女がご主人様のお役に立っていると聞いて、わたしも安心しました。


えぇ。わたしから見ても彼女は瀟洒なパーフェクトメイドです。非の打ち所など全くございません。


そうですね。ご主人様の人を見る目は確かかと。


人を見る目は確かですが…女を見る目は足りてなさそうですね。


どういう意味も何も、まだお気づきになりませんか?


ご主人様…貴方は彼女に魅了の魔法をかけられているんですよ。


えぇ。なんせ彼女は淫魔ですから。人間の男を堕とすなど朝飯前です。


きっとどこかで目が合った瞬間に、魔法をかけられたのでしょう。


ですが、わたしという淫魔がそばにいたおかげで、多少の魔力耐性がついていたご主人様は、彼女の魅了魔法に完全に引っかかることはなかった。


彼女を直接口説かず、わたしにスカウトさせに行ったのがその証拠。


もし、ご主人様に魔力耐性が一切無ければ、その場で彼女に求婚を申し出ていたことでしょう。


彼女の方も随分ご主人様にご執心のようでしたし、口説かれた時点でご主人様をお持ち帰りする算段だったのでしょう。危ないところでしたね。


結局はわたしにスカウトされ、ご主人様の懐に潜り込もうとでも考えたのでしょうが…


浅はかでしたね。わたしという存在を見誤ったのが、彼女の敗因です。


えぇ。彼女にはキツ〜いお灸を据えておきましたので。


いえいえ、どうかご安心ください。


殺すなどという野蛮なことは致しません。


ただ、上下関係というものをわからせてあげただけです。


はい。彼女にきっちりメイドとしての所作やマナーを叩き込んできました。


これからは全くの下心抜きで、ご主人様にご奉仕することでしょう。


さ、次はご主人様の番です。


彼女にかけられた魅了魔法を、今から解いて差し上げます。


…いけません、ご主人様。わたしから逃げようなどと考えるのは…


(捕縛魔法)


…拘束完了。しばらく大人しくしていてくださいね?ンッ…


(スーパーディープキス)


ご主人様ァ…なんて蕩けた顔をしてらっしゃるのですか?


たかが一回唾液交換したぐらいで…なんて可愛らしい…


いえいえ。これは魅了魔法を解くために必要なことです。


淫魔に魅了された人間は、自力でその洗脳からは抜け出せませんからね…


彼女と同じ淫魔であるわたしが、そのことを一番よくわかっています。


ではどうすればいいか?簡単な話です。


魅了魔法を帳消しにするぐらいの快楽を人間の体内に叩き込めばいい。


できます。同じ淫魔とはいえ、わたしは彼女より上級種。いわば格上です。


彼女はご主人様を目で魅了したようですが…わたしは全身でご主人様を魅了してご覧にいれます。


彼女との格の違いというやつを、ご主人様に見せつけてやります。


はい。女を見る目がないご主人様は、これからもわたしが守っていかねばなりません。


このまま放っておくと、またどこぞの女の毒牙にかかるか分かりませんし…


悪く思わないでくださいね?これも全てご主人様の御身を思ってのことですから。


はぁ…それにしても、ご主人様をこうして間近で見つめられる日が来るなんて…長年お仕えしてきた甲斐がありました。


わたしが大切に育ててきたご主人様…他の雌犬なんぞに奪われてたまるものですか…!


いつでも襲おうと思えば襲えたのですけれど…何の脈絡もなく襲うのは芸がないと思いまして。


そういう意味では、あの小娘には感謝してもいいかもしれませんね。


わたしとご主人様がこうして交尾するきっかけを作ってくれたのですから。


ご安心ください…何も考えられなくなるくらい、トロトロに溶かしてあげるだけですから♡


幸福の絶頂というやつを何度でも味わわせてあげます…


ご主人様のお身体もお心も…全てこのメイドが管理しますので。


ですからどうか、そのままでいてください…


最高のご奉仕でご主人様をたくさんイカせてあげますからね♡ うふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ベテランの淫魔メイドは小娘淫魔をダシにして、ご主人様を籠絡する
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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