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【貞操逆転】ヤンデレ姉妹の束縛家族会議
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • ヤンデレ
  • 年下
  • 年上
  • 家族会議
  • 貞操逆転
  • 束縛
公開日2023年05月31日 18:46 更新日2023年05月31日 18:46
文字数
2546文字(約 8分30秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
姉妹
視聴者役柄
長男
場所
自宅
あらすじ
貴方は家庭教師のアルバイトの面接を受けて帰っていたところ、家の近くで妹とばったり鉢合わせ。こっそり面接を受けに行っていたことがバレてしまう。そして姉をも交えた、緊急の家族会議が開かれることになって…?
本編
A.妹 B.姉


A.お、兄貴じゃん。外出てるなんてチョー珍しい。こんなとこで何してんの?


A.アタシ?アタシは普通に部活帰り。兄貴は?


A.えー、教えてくれたっていいじゃんかよ〜。減るもんじゃないし。


A.つーかさぁ、兄貴がピシッとスーツ着こなしてんの、なんかウケんだけど。普段、ヒキニートだし。


A.あ、兄貴、あそこになんかめっちゃデブい猫いんだけど。ほら、あそこあそこ。


(カバンを奪い取る)


A.はい、隙あり。カバンの中身拝見っと…


A.あー、やっぱり…兄貴さぁ、前に言わなかった?家庭教師のアルバイトはするなって。


A.いや、この履歴書とパンフレット、どう見てもバイトする気満々じゃん。つーか、スーツ着てる時点で分かったし。


A.この状態で言い逃れとか、フツーに無理だから。


A.じゃあ帰ろっか。今日は姉貴も交えて家族会議ね。ほら、行くよ。


(兄の手を無理やり引っ張って帰る)


A.ただいまー。姉貴ー、ちょっと緊急事態なんだけど。


B.おかえり。何?今、夕飯作ってて、手を離せないのだけど。


A.いや、兄貴がアタシらに黙ってこっそりアルバイトの面接に行っててさぁ…それも家庭教師の。


B.…わかったわ。とりあえず二人とも手を洗って、リビングに集合。妹ちゃんは制服、着替えてきていいわよ。なぜかスーツを着ている弟くんは、そのままでいいから。


A.はーい。兄貴、姉貴に誤魔化しとか通じねーから覚悟しとけよ?


(しばらくして三人がリビングに集合)


B.さて…色々言いたいことはあるのだけれど、まず弟くん、今日はいつのまにスーツを着込んで面接に行っていたのかしら?やっぱり、わたしと妹ちゃんがそれぞれ職場と学校に行っている間?


A.だよねー。それ以外に行けるタイミング無いもんねー。で?いつのまに、履歴書書いたり、面接の予約したりしてたわけ?


B.ふぅ〜ん…いつものように引きこもってゲームをしていると見せかけて、そんなことを…それに至った経緯を教えてもらえる?


A.ネット仲間?それって男だけのグループ?


B.そのチャット内容、見せてもらえる?スマホに履歴は残っているんでしょう?


A.大人しく見せろよ…この期に及んで、誤魔化しは効かねーから。ほら、早く。


(スマホを手渡される)


B.どれどれ……「お前、これからは男も働く時代だぞ。女きょうだいにいつまでも養われてねーで働け。いい歳なんだからさぁ」……ふーん?ずいぶん分かったような口を聞くのね、この男は。


A.「ちょ、おまw 二十代前半で引きニートしてるってマジ?流石に恥ずかしすぎだろw 働けw」……へー、何コイツ?引きニートの何がいけないわけ?兄貴はプロの自宅警備員ですけど?ちゃんと家でアタシに勉強を教えるっていう労働をこなしてますけど?


B.他にも言いたい放題言われてるわね……「男だからって、養われるのが当たり前とか思っちゃダメなんだよな…俺も嫁さんに黙ってこっそり短時間の軽作業のバイトしてるけど、スゲー楽しいし。君も若いうちに労働の尊さとか楽しさとか知っといた方がいいよ」……寝言なら寝て言いなさい、このバカ男。それから、女の嗅覚舐めてると痛い目見るわよ。まぁ、今ごろこってり絞られてるのでしょうけど。


A.兄貴、このグループ退会ね……はい、退会した。もうこれで余計なこと吹き込んでくるバカはいなくなったでしょ。


B.弟くんは素直だから、こんな愚民どもの戯れ事にも耳を貸しちゃったのね。ダメよ、こんなの真に受けちゃ。貴方が生活のお金を気にすることはないのよ?


A.姉貴の言うとおりだよ。アタシだって、これでも真面目に勉強して、めっちゃいい大学行こうとしてんだからさ。大学行ったら、バイトして家に金入れるつもりだし。兄貴が気にすることなんて何もないから。


B.どうしても気になるなら、お家で働けばいいじゃない。料理、洗濯、掃除、ゴミ出し…やることならいっぱいあるから。少しずつ自分の出来ることを増やしていけばいいのよ。ね?


A.…は?その場で採用された?ちょっと待て、それは流石に聞いてないんだけど…⁉︎


B.聞き捨てならないわね…その面接官、もしかしなくても君の身体が目当てでしょ?さっきから少し変な匂いするし。面接では何されたの?正直に言ってみて?


A.はぁ?何それ…!ソイツ、完全にヤる気満々じゃん!アタシらの兄貴にベタベタ触りまくってさぁ…!


B.はぁ…やっぱりこうなるのね。弟くんは身内贔屓抜きで見てもイケメンだし。身体も華奢で、いつ襲われてもおかしくないものね。これから弟くんの管理は、もっと厳しくしなくちゃいけないわね。


A.黙って大人しく引きこもってりゃよかったのに…わざわざアタシら以外の女と接点持ちに行くから…


B.許さないわよ、そんなこと…弟くんはわたしたちの大事な家族で、唯一の男きょうだい。他の誰にも渡すつもりはないから。


A.大体、兄貴は世間知らず過ぎんの。アタシらは家族だからいいけど、世間の女はみんな獣なんだって。ガキからババアまで、みーんな兄貴の貞操狙ってんの。ちょっとは自分がモテるって自覚持てよ。


B.言い過ぎじゃないわ。実際、その通りなのよ。つい最近もニュースであったでしょう?女子高生が男子中学生を集団でレイプする事件…


A.あ〜、それあった。マジ可哀想だったよね、その中学生くん。女性恐怖症になってるのが容易に想像できるわぁ…


B.弟くんがこれから先、そういう目に遭わないとも限らないし…そう考えると、家で引きニートをしてくれてる方がよっぽど安全なの。言ってること、分かるわよね?


A.姉貴〜…アタシ、やっぱ不安だよ。兄貴のこの鈍い反応見てるとさぁ…今のうちにわからせといたほうが絶対いいって。襲われてからじゃ、元も子もないし。


B.そうね…弟くんにはもっと危機感を持ってもらわないと。もう身体に直接わからせるしかないわね。弟くん、覚悟はいい?


(Bが片側からすり寄る)


A.逃がさねーから…兄貴、口で言っても全然分かってくれねーし。こうなんのも仕方ないってことで。


(Aがもう片側からすり寄る)


B.弟くん…貴方はわたしたちで満足しておけばいいの。好き好んで外の女に食べられる必要なんて全くないんだから。


A.つーか、ずっと同じ家で暮らしてるアタシらが、実質兄貴の嫁じゃん?出会いとか絶対要らないでしょ。もう余計なこと考えないで、アタシらに抱かれてればいいんだって。


A.これからもアタシらが兄貴の面倒みてやるから…な?
B.これからもわたしたちが弟くんの面倒みてあげるから…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【貞操逆転】ヤンデレ姉妹の束縛家族会議
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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