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イケメンお姉さんの画霊が性欲の枷を外そうとしてくる
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • お姉さん
  • イケメン女子
  • ホラー
  • 現代
  • 画霊
公開日2023年08月02日 02:04 更新日2023年08月02日 02:04
文字数
1120文字(約 3分44秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
画霊
視聴者役柄
青年
場所
青年の祖父の家
あらすじ
貴方が祖父の遺品整理を行なっていると、突然何者かに声をかけられる。後ろを振り向くと、そこにはどこかで見覚えのあるお姉さんがいて…?
本編
ねぇ、君…こっち、向いて?


違う違う。こっちこっち。


ふふ…やっと気づいてくれた。こんにちは。


…おーい?固まってないで、何か反応してくれないかな?


あ、やっと期待通りの反応をくれたね。


おいおい…化け物って言い方は酷いな。わたしは画霊。絵の中に宿る精霊だと捉えてくれれば構わない。


お化けって…まぁ、人間から見たら、その通りなんだろうけど、その呼ばれ方はわたしとしては不本意だな。


とにかく…せっかくこうして対面できてるんだから、仲良くなろうよ。ね?


何って…握手だよ。友好の印の。


大丈夫、呪ったりしないから。そんなに警戒しないで。


(手を握られる)


ありがとう。君から手を握ってくれるなんて光栄だな。


まぁ、待ってよ。もうちょっとだけ握らせてよ。


うん…思った通り、わたしとの魔力の親和性が高い…これは決まりかな。


ごめん、こっちの話。手、離すね。


ん?あぁ、わたしが絵の中から出てこれたのは、君のおかげだよ。


そうさ。君があの忌々しい封印を解いてくれたおかげで、こうして実体化が可能になってるというわけさ。


いやいや、謙遜しなくていい。君は立派に封印を解いてくれたよ。そこの絵のそばにある壺を落として割ってくれただろう?


うん。主にその壺が絵本体の力を強め、わたしの実体化を妨げていたんだ。


そうそう。君のおじいちゃんが毎回旅行から帰ってきた際に、何かいわくつきのモノを買ってきていただろう?あれらがわたしを封印する役割を担っていたのさ。


君はたしかおじいちゃんの遺品整理のためにここに来たんだったね?


さっき割ってしまった壺だけじゃない。君が整理し、片付けたモノ全てがわたしを絵の中に閉じ込める枷だったんだ。それらを外してくれて感謝するよ。


せっかくだし、何かお礼でもしてあげようか。何をして欲しい?


何でもいいよ。わたしにできる範囲のことであれば何でも。


ふふ…今、わたしの身体を見て、エッチなこと考えたね?


君も健全な男の子というわけか。なら、今からやるべきことは一つだ。


(押し倒す)


まさかわたしの天敵たる爺さんの孫を押し倒す日が来るとは…


君はあの頑固な爺さんと違って、可愛げがあるしな…


何も知らず、わたしを解放してくれたところも、抜けていて可愛いし…特別にわたしのお婿さんにしてやってもいいぞ?


ははっ、遠慮するな。こうして実体化する前にも、君がわたしをエッチな目で見ていたことはわかっている。


さっきは握手までして、君の体内に魔力パスを通したし…これでわたしたちはお互いの肉体を感じやすくなっているはずだ。


ふふ…抵抗しても無駄だ。わたしがその気になれば、君を絵の中に閉じ込めることだってできるんだぞ?


安心しろ…わたしを解放したことを後悔させやしない。


たっぷり可愛がってやるから…君も自分の全てをわたしに曝け出して、ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
イケメンお姉さんの画霊が性欲の枷を外そうとしてくる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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