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イケメンな熾天使お姉さんからの熱烈求愛ハグ
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • お姉さん
  • 熾天使
  • イケメン女子
  • 求愛
  • 求婚
  • ハグ
  • お姫様抱っこ
  • 現代
公開日2023年08月15日 08:37 更新日2023年08月15日 08:37
文字数
1174文字(約 3分55秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
熾天使
視聴者役柄
エンジェルハンター
場所
某所
あらすじ
天使狩人(エンジェルハンター)である男は、道端を呑気に歩いている天使を見かけ、背後から銃で撃つ。が、彼女には全く効かず、逆に銃を撃つという行為が自分への求愛行動だと解釈されてしまい…?
本編
(銃弾を受ける)


ん?これは…君がやったのか?


え?なんだ、その顔は?わたし、何か驚くようなことしたか?


銃…?あぁ、その手に持ってるオモチャのことか?それは何に使うんだ?


いや、すまない。わたしは下界に下りてきたばかりでな。人間界の常識を知らないんだ。


わ、わたしを狩るための道具…?そ、そうか…


君はなぜ、わたしをその…狩ろうとしたのかな?よければ理由を聞かせて欲しい。


…!わたしが弱そう、だと…?それは本当か?


ふふっ…ははは!ははははは!


ははは…おっと、すまない。まさか救済対象の人間くんからそのようなことを言われるとは…あまりに予想外でつい、笑ってしまった。


怒る?今の場面で怒る必要があったか?


違う違う。嬉しいんだよ、わたしは。こんなにも熱烈な求愛…いや、求婚をされてしまっては、熾天使(してんし)の名が廃るというもの。君の気持ちには、全身全霊で応えさせてもらうとしよう。ギュー♡


(腕と翼両方を使ってハグ)


ありがとう…まさか下界して早々、人間くんから熱いプロポーズを受けるとは思わなかった。


わたしは熾天使という立場上、恐れられてばかりだからな…君のように無遠慮に接してくる者など皆無だった。


だから今はすごく嬉しいんだ。胸がポカポカするし、ついでに子宮もジンジンする。


これはもはや、子づくりするしかあるまい。今すぐにでも、わたしと君との愛の結晶を作らねばな♡


ふふ…なぁに、遠慮するな。思う存分仕留めればいいさ。


もっともすでに、わたしの心は君にしっかり仕留められてしまったがな♡


殺す?君も面白い冗談が言えるんだな。ますます気に入ったよ。人が天使を殺せるわけないだろう?


まさかとは思うが…その豆鉄砲で、本気でわたしを殺そうとしたのではあるまいな?だとしたら、あまりに可愛すぎるぞ、人間くん。


そ、そうか…!これがいわゆる『萌え』というやつか…!わたしの部下たちも、その話でずいぶん盛り上がっていたな…


これはいかんな…尊すぎて、こちらのダメージが甚大だ。どうしてくれる…


(深呼吸)


ふぅ…よし、落ち着いたぞ。熾天使たるもの、天使たちの上に立つ者として、常に冷静沈着であらねばな…ぐへへ…


そうだ。これから教会へ行こう。人間界での活動の拠点としてつい最近建造したんだ。そこでなら人目を気にせず、存分にイチャイチャできる。


(お姫様抱っこ)


ふむ…人間くんは軽いな。これなら、片手でも持ち上げられそうだ。


ふふ、そんなに手足をジタバタさせて…子どもみたいで可愛いな。


分かってるよ。もっとわたしにかまって欲しいんだろう?


大丈夫、今から存分にかまってやるさ。


熾天使直々に『祝福』を授けてやろう…わたしたちが夫婦になるための祝福をね。


心配せずとも、君は立派な天使狩人(エンジェルハンター)だ。わたしの心をしっかり射止めたのだから。


そんな君に祝福を授けられるのは、天使として光栄の極みだ。心から感謝するよ。


これからよろしく頼むぞ…我が愛しの旦那くん♡ ふふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
イケメンな熾天使お姉さんからの熱烈求愛ハグ
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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