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公開日2023年10月31日 10:21
更新日2023年10月31日 10:21
文字数
2220文字(約 7分24秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
日本人形
視聴者役柄
青年
場所
青年宅
あらすじ
昔遊んでいた日本人形が押入れの奥から現れた…完全な人としての形をとって。彼女持ちの男に優しくも不気味に語り掛ける彼女は、有無を言わさず彼を金縛り状態にしてしまって…?
本編
こんばんは…起きてらっしゃるんでしょう?
ふふふ…狸寝入りですか。ならば、こちらにも考えがあります…
(耳吹き)
ふふ…おはようございます。わたしを無視して惰眠をむさぼるとはいい度胸ですね?
お化けとは失礼な…わたしはただの人形にすぎません。
ただ、押入れの奥があまりに狭かったので、出てきてしまっただけです。いつまでもあのような埃っぽいところで過ごすのはごめんですからね。
呪うって…わたしが、君を?
そうですね…ある意味、そうかもしれません。愛しの人を呪う…なんとも素敵な表現ではありませんか。
あ、待って…わたしから逃げようとしないで?
(彼の肩に触れて、金縛りに遭わせる)
少しの間だけ、じっとしていてくれませんか…?悪いようにはしませんから、ね?
さ、指一本動かせなくなったところで…耳かきでもしていきましょうか。わたしの膝の上に、ゴロンってしちゃってください…ゴロ~ン♪
(金縛り状態の彼を、無理やり膝枕する)
ふふ…良い眺めです。まさか君をこうして間近で見つめられるなんて…
怖がらないで…わたしを受け入れて?
この竹製の耳かき棒で、君の心をゆ~っくりほぐしてあげますから…どうかそのままで…
(耳かき)
じっくり、ゆっくり、わたしに身も心も預けて…?わたしはすでに、君にこの心を捧げていますから…
はい…昔から好きでした。君のことは…
ずっと昔…君がまだこんなにちっちゃかったころ、わたしを使ってよくお人形遊びをしていましたよね?周りにバレると恥ずかしいから、一人畳の部屋でこっそり…
えぇ。しっかり覚えてますよ~…君がわたしを初めて妹扱いしてくれたこととか、わたしの前髪をサッと上げておでこにキスしてくれたこととか…幼少期の君との思い出には事欠きません。喋っていれば、それだけで一日が終わってしまいそうなくらい…
嬉しかったんです…所詮は人形にすぎないわたしを女の子扱いしてくれたことが…
えぇ。幼少期のころですから、きっと君は覚えていないでしょう。わたしを女の子扱いしたのもきっと無意識だったに違いありません。
ですが…それでもわたしは覚えています。君との思い出は、この胸に刻み込まれています。
そんな君に想いを伝えたくて…今日初めて、君の前に人としての姿を現したんです。
それより…わたしの耳かきは気持ちいいですか?気持ちよくないわけないですよね?
ふふ…すみません。少しだけ圧をかけてみました。君がずっとわたしのモノでいて欲しいという願いを込めて、ね?
(しばらく無言で耳かき)
では…そろそろ梵天を始めていきましょうか。ふわっふわの梵天で、君の心を癒してあげますからね~…
(梵天)
いかがです?梵天のふわふわ具合は?とっても癒されるでしょう?
いいですよ、無理にお返事しなくて…今は金縛り状態で上手く話せませんもんね~。
実はこの梵天、君がわたしのことを好きになる呪いがかけられているんですよ?
あははっ…冗談ですよ。じょ・う・だ・ん♡
そんなことしなくても、君はわたしのことが『最初から好き』ですもんね…?
では、そろそろ反対のお耳もお掃除していきましょうか…ゴロンしますね。
(彼を反対向きに転がす)
ふふ…こちら側もしっかり癒してあげますからね。いきますよ~…
(耳かき)
…何か言いたげな顔をされていますね?何を言おうとしているか、当ててあげましょうか?
…「俺には愛しの彼女がいる。だから、お前みたいな化け物は愛せない」。こんなところでしょうか?
でもいいんです…今はそれで。これはそのための耳かきですから。
先ほど言ったでしょう?君の心をゆっくりほぐしてあげるって。
どこの馬の骨とも知れぬ女に恋してしまった君の、凝り固まった心をときほぐす…そのための耳かきですので。
はい…君がかつて愛した女はここに。そしてこれからも君はわたしを愛し続けるんですよ?
君はしばらくわたしから離れていたから、わたしへの想いを忘れていただけ…よその女の洗脳にかかりやすくなってしまっていたのでしょう。
安心してください…わたしがいる限り、君はよその女に見向きしたりしない…絶対に。
抗わないで…わたしを、受け入れて?耳かきの気持ちよさにその身をゆだねて?
そう…呪いです。人が人を想う気持ちは呪いと一緒…呪いを通して、人は愛を育んでいくんですよ?
わたしはもう君に遊んでもらうだけの人形じゃない…君を想い、君だけを愛する一人の女です。
わたしはたしかに存在する…過去の思い出としてではなく、君の生涯の伴侶として、今ここに…
(しばらく無言で耳かき)
梵天、始めていきますね…お身体はそのままで…
(梵天)
…お口、そろそろうまく動かせそうですか?わたしのことは好きですか?異性として、愛してくれますか?
ありがとうございます。わたしの言葉を聞き入れてくれて…
はい…君は呪われたんです、このわたしに。
口に出した言葉を現実化させる…それがわたしの持つ言霊(ことだま)の力であり、君にかけた呪いです。
わたしのことを何年もほったらかしにしてくれたんですから…これくらいはご愛嬌というやつですよね?
ふふっ…後悔する必要はありません。だってこれからたくさん愛し合えばいいだけの話ですから…ね?
(梵天終わり)
お次は仰向けに寝転がってください…両耳を直接指でほぐしていきますので…
(両耳マッサージ)
ほぉら…こうして指で触られて、わたしの存在が直に感じられるでしょう?
あとでもっとすごいこともシてあげますから…楽しみにしててくださいね?
いいえ、礼には及びません。君の妻として、当然のことをしたまでですから。
はい…今夜は新婚初夜です。わたしも少しだけ、緊張してます…ふふっ…
起きて…『あなた』。今度はあなたからわたしにキスして…昔みたいに、ね?
ふふふ…狸寝入りですか。ならば、こちらにも考えがあります…
(耳吹き)
ふふ…おはようございます。わたしを無視して惰眠をむさぼるとはいい度胸ですね?
お化けとは失礼な…わたしはただの人形にすぎません。
ただ、押入れの奥があまりに狭かったので、出てきてしまっただけです。いつまでもあのような埃っぽいところで過ごすのはごめんですからね。
呪うって…わたしが、君を?
そうですね…ある意味、そうかもしれません。愛しの人を呪う…なんとも素敵な表現ではありませんか。
あ、待って…わたしから逃げようとしないで?
(彼の肩に触れて、金縛りに遭わせる)
少しの間だけ、じっとしていてくれませんか…?悪いようにはしませんから、ね?
さ、指一本動かせなくなったところで…耳かきでもしていきましょうか。わたしの膝の上に、ゴロンってしちゃってください…ゴロ~ン♪
(金縛り状態の彼を、無理やり膝枕する)
ふふ…良い眺めです。まさか君をこうして間近で見つめられるなんて…
怖がらないで…わたしを受け入れて?
この竹製の耳かき棒で、君の心をゆ~っくりほぐしてあげますから…どうかそのままで…
(耳かき)
じっくり、ゆっくり、わたしに身も心も預けて…?わたしはすでに、君にこの心を捧げていますから…
はい…昔から好きでした。君のことは…
ずっと昔…君がまだこんなにちっちゃかったころ、わたしを使ってよくお人形遊びをしていましたよね?周りにバレると恥ずかしいから、一人畳の部屋でこっそり…
えぇ。しっかり覚えてますよ~…君がわたしを初めて妹扱いしてくれたこととか、わたしの前髪をサッと上げておでこにキスしてくれたこととか…幼少期の君との思い出には事欠きません。喋っていれば、それだけで一日が終わってしまいそうなくらい…
嬉しかったんです…所詮は人形にすぎないわたしを女の子扱いしてくれたことが…
えぇ。幼少期のころですから、きっと君は覚えていないでしょう。わたしを女の子扱いしたのもきっと無意識だったに違いありません。
ですが…それでもわたしは覚えています。君との思い出は、この胸に刻み込まれています。
そんな君に想いを伝えたくて…今日初めて、君の前に人としての姿を現したんです。
それより…わたしの耳かきは気持ちいいですか?気持ちよくないわけないですよね?
ふふ…すみません。少しだけ圧をかけてみました。君がずっとわたしのモノでいて欲しいという願いを込めて、ね?
(しばらく無言で耳かき)
では…そろそろ梵天を始めていきましょうか。ふわっふわの梵天で、君の心を癒してあげますからね~…
(梵天)
いかがです?梵天のふわふわ具合は?とっても癒されるでしょう?
いいですよ、無理にお返事しなくて…今は金縛り状態で上手く話せませんもんね~。
実はこの梵天、君がわたしのことを好きになる呪いがかけられているんですよ?
あははっ…冗談ですよ。じょ・う・だ・ん♡
そんなことしなくても、君はわたしのことが『最初から好き』ですもんね…?
では、そろそろ反対のお耳もお掃除していきましょうか…ゴロンしますね。
(彼を反対向きに転がす)
ふふ…こちら側もしっかり癒してあげますからね。いきますよ~…
(耳かき)
…何か言いたげな顔をされていますね?何を言おうとしているか、当ててあげましょうか?
…「俺には愛しの彼女がいる。だから、お前みたいな化け物は愛せない」。こんなところでしょうか?
でもいいんです…今はそれで。これはそのための耳かきですから。
先ほど言ったでしょう?君の心をゆっくりほぐしてあげるって。
どこの馬の骨とも知れぬ女に恋してしまった君の、凝り固まった心をときほぐす…そのための耳かきですので。
はい…君がかつて愛した女はここに。そしてこれからも君はわたしを愛し続けるんですよ?
君はしばらくわたしから離れていたから、わたしへの想いを忘れていただけ…よその女の洗脳にかかりやすくなってしまっていたのでしょう。
安心してください…わたしがいる限り、君はよその女に見向きしたりしない…絶対に。
抗わないで…わたしを、受け入れて?耳かきの気持ちよさにその身をゆだねて?
そう…呪いです。人が人を想う気持ちは呪いと一緒…呪いを通して、人は愛を育んでいくんですよ?
わたしはもう君に遊んでもらうだけの人形じゃない…君を想い、君だけを愛する一人の女です。
わたしはたしかに存在する…過去の思い出としてではなく、君の生涯の伴侶として、今ここに…
(しばらく無言で耳かき)
梵天、始めていきますね…お身体はそのままで…
(梵天)
…お口、そろそろうまく動かせそうですか?わたしのことは好きですか?異性として、愛してくれますか?
ありがとうございます。わたしの言葉を聞き入れてくれて…
はい…君は呪われたんです、このわたしに。
口に出した言葉を現実化させる…それがわたしの持つ言霊(ことだま)の力であり、君にかけた呪いです。
わたしのことを何年もほったらかしにしてくれたんですから…これくらいはご愛嬌というやつですよね?
ふふっ…後悔する必要はありません。だってこれからたくさん愛し合えばいいだけの話ですから…ね?
(梵天終わり)
お次は仰向けに寝転がってください…両耳を直接指でほぐしていきますので…
(両耳マッサージ)
ほぉら…こうして指で触られて、わたしの存在が直に感じられるでしょう?
あとでもっとすごいこともシてあげますから…楽しみにしててくださいね?
いいえ、礼には及びません。君の妻として、当然のことをしたまでですから。
はい…今夜は新婚初夜です。わたしも少しだけ、緊張してます…ふふっ…
起きて…『あなた』。今度はあなたからわたしにキスして…昔みたいに、ね?
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