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【掛け合い】年下のダブルヴァンパイアの友情には敵わない
written by 松平蒼太郎
  • 甘々
  • 友情
  • 年下
  • 地雷系女子
  • 義妹
  • ヴァンパイア
  • ファンタジー
  • 現代
  • ハーレム
公開日2023年11月01日 13:53 更新日2023年11月01日 13:53
文字数
1876文字(約 6分16秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
ヴァンパイアの女の子
視聴者役柄
人間の青年
場所
青年宅
あらすじ
貴方が仕事を終えて家に帰ると、以前に助けたヴァンパイアの女の子が家に遊びに来ていて、義妹と仲良くお話していた。とりあえず邪魔しちゃ悪いからと挨拶だけして、奥に引っ込もうとした矢先、彼女たち二人に挟み撃ちにされてしまって…?
本編
A.地雷系ヴァンパイア
B.義妹ヴァンパイア


(インターホンが鳴り、ドアが開く)


B.あ、いらっしゃ〜い!どうぞ、上がって上がって!


A.あ、お、お邪魔します…あの人は…?


B.あ、お兄ちゃん?もうすぐ会社から帰ってくると思う。平日は普通に仕事だからね。


A.そうなんだ…ありがとう、今日は家に招待してくれて…


B.いいのいいの!あたしも同世代で、しかも同じヴァンパイアの子と知り合えると思わなかったし!こっちこそ、来てくれてありがと!お兄ちゃん帰ってくるまで、適当に駄弁って暇つぶししてよ!


A.うん…あ、お土産買ってきたから一緒に食べよ?


B.ありがと〜!じゃあ、あたしも何か飲み物出すね!何がいい?


A.えっと…じゃあ、けつえk…じゃなかった、トマトジュース、とか…?


B.オッケー!あたしもトマトジュース好きだから、冷蔵庫にいっぱいストックあるんだ〜!じゃんじゃん飲んじゃって!


(Bが冷蔵庫からトマトジュースの缶を数本持ってくる)


A.そ、そんなには飲めないけど…ありがとね。やっぱり、あの人の妹さんなだけはあるね。


B.いやいや〜!お兄ちゃんほどお人好しではないけどね。お兄ちゃんが可愛い女の子と知り合ったって聞いて、あたしもお近づきになりたかっただけ。ていうか、服もメイクも全部可愛い!お兄ちゃんから聞いてた以上でビックリしちゃった!


A.そ、そう…?アタシ的には可愛いと思うんだけど、やっぱり周りの人からは敬遠されがちな服装だなって…


B.えぇ〜?あたしは可愛いと思うけどな〜?お兄ちゃんもこういう服装は可愛いって言ってたでしょ?だったら、いいんじゃない?


A.ふふっ…ありがと。兄妹揃って優しいんだ。でも、アタシ的にはアンタも可愛いと思う。学校じゃ、男の子にモテまくってるんじゃない?


B.あはは〜…そうだったら、よかったんだけどね〜。あたし、女子校通いだからさー、異性との関わりってほぼないの。おまけに家にはシスコン兄もいるしね。


A.そうなんだ…けど、いいなぁ。兄妹仲良くて。アタシも妹が大きくなったら、仲良くできるかな…


B.きっと大丈夫だよ。あたしと友達になれたんだし。妹さんにも、可愛いオシャレな服着せてあげて?絶対可愛いと思うからさ。


A.ありがとう…そうしてみる。それはそうと、アンタってお兄さんの血を…


(兄が帰ってくる)


B.あ、お兄ちゃん、おかえりー。来てるよ、お兄ちゃんがナンパした女の子。


A.…ひ、久しぶり。その、あの時は迷惑かけたね…い、妹さんと少しお話しさせてもらってる…


B.いいよいいよ、お兄ちゃんごときに遠慮しなくて。初対面の時はもっとツンケンしてたんでしょ?お兄ちゃん、すぐ調子に乗るから、ツンケンしてるくらいがちょうどいいと思うな。


A.…あ、そ。まぁ、貴方がいいって言うならそれで…


B.あ、そういえばさっきは何言いかけたの?お兄ちゃんの帰ってくるタイミングが悪過ぎて、聞き逃しちゃった。ごめんね?


A.あ、いや…別に大したことじゃないんだけど…吸血、したことあるのかなって…お兄さんに…


B.あ、あ〜…家族になってからはずっとやってなかったんだけど、ちょうどつい最近、ね…


A.そうなんだ…今までは生の血じゃなくて、人工血液だったんだよね?よく我慢できたね…


B.いや〜、たはは…あたしもまぁ、色々葛藤があったっていうか?ついにその壁を乗り越えられたー、みたいな…


A.そっか…やっぱりアンタはすごいね。知り合いになれて、ホントよかった。電話かけてくれて、ありがとう。


B.い、いやいや!こちらこそ!知り合いっていうか、あたしたちもう友達でしょ?これからも仲良くしてね!よろしく!


A.うん…よろしく。同じ人間を吸血した者同士、ね?


(ABが握手)


B.あ、お兄ちゃん、待った。どこ行こうとしてるの?「俺、邪魔みたいだから引っ込んどくね」みたいな顔しないでよ。むしろこれからが本番でしょ?


(Bが腕にしがみつく)


A.そうだよ…貴方がわたしたちを結びつけてくれたんだから…貴方だけ除け者にしたりしない。あの時のお礼、ちゃんとさせて?


(Aがもう片腕にしがみつく)


B.お兄ちゃ〜ん?流石に鈍いにも程があるんじゃないかな〜?乙女がこうやって勇気出して、引っ付いてあげてるんだからさ〜…ねぇ?


A.うん…端的に言うと、アタシたちお腹ペコペコだから…快楽増し増しにしてあげるから、代わりに血、ちょうだい?


B.大丈夫だって〜…どうせこの後は夕飯食べて寝るだけでしょ?やることたいしてないんだから、ちょっとくらい、あたしたちに付き合ってよ。


A.い、言っとくけど、アタシをナンパしたツケはそんな安くないから…生き血くらい差し出してよ…ほら、首元開けて…?


B.痛くない痛くな〜い…優しくチューチューしてあげるからね〜…ふふふ♪


AB.ね…あたし(アタシ)たちといっぱいイイこと、シよ?


(吸血)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【掛け合い】年下のダブルヴァンパイアの友情には敵わない
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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