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中性的な少年執事にメイド服を着せたら、想像以上に男の娘だった
written by 松平蒼太郎
  • 敬語
  • 少年
  • 執事
  • 年下
  • 男の娘
  • メイド服
  • 中性ボイス
  • 着せ替え人形
公開日2023年11月07日 18:14 更新日2023年11月07日 18:14
文字数
836文字(約 2分48秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
少年執事
視聴者役柄
良家の令嬢
場所
お嬢様の部屋
あらすじ
良家の令嬢である貴女は、自身に仕える少年執事には男の娘の素養があるのではと考え、試しにメイド服を着せてみることにした。彼のメイド姿は思った以上に似合っていて、貴女は早速、彼の撮影に勤しむのだった…
本編
(部屋のドアをノック)


お嬢様?入ってもよろしいでしょうか?


はい…失礼致します。


(扉を開く)


お嬢様、僕に用事があるとのことでしたが…


あ、いえ。それは全然…お嬢様の為なら、火の中水の中、いつでも駆けつけますよ。


はい…勿論、どんな命令だって……ッ⁉︎


あ、あの…お嬢様?その手に持っているのは一体…?


いえ、メイド服なのは見てわかるのですが…まさか、それを僕に…?


えええ…絶対似合いませんってぇ…僕、正真正銘の男ですよ?


うぅ…わかりました。お嬢様のご命令とあらば…


(着替えて戻ってくる)


お、お待たせしました…どうでしょう…?


あ、そうですか…ありがとうございます…


え、違いますよ⁉︎ さっきも言いましたけど、僕は男ですって!ていうかお嬢様、絶対楽しんでますよね⁉︎


(写メを撮られる)


うぁぁ…!写メは恥ずかしいですってば…!僕もうお婿に行けない…!


いいですから!もらわなくて!お嬢様にはもっと素敵な男性が…!


(口に人差し指を当てられる)


…ッ!お、お嬢様…!ぼ、僕は…


(ひと息入れて続ける)


…僕はお嬢様の執事ですから。忠誠を尽くすことはあれど、お嬢様をそういう目で見ることは致しません。どうか、ご理解のほどをよろしくお願いします。


……なんで笑うんですか。これでも真面目に…


うぅ…そっか。こんなメイドの格好で言っても説得力ないよな。ハァ…


(抱きしめられる)


あ…えと、お嬢様…?その、いきなりくっつかれても、どうしたらいいか…


…いえ。僕は本心を述べたまでですから。お礼を言われることなどありません。


かしこまりました…お嬢様のご命令とあらば、そのお言葉、有り難く受け取っておきますね。


それでですね…ひとつだけお願いがあるのですが…


はい…先ほどの写真のデータは、携帯から消していただけると…


え、えぇ〜…?ダメですかぁ?そんなぁ…


うぅ…だって恥ずかしいですし。別に女装趣味があるわけじゃないですし…


えっ…今日はこの格好で仕事⁉︎ そんなぁ…!勘弁してくださいよ…!


そ、それはダメです!使用人に軽々しくキスしようとしないでください!それされるくらいなら、普通にメイド服で過ごしますから!


はい…午後からもお仕事、頑張ります…ハァ…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
中性的な少年執事にメイド服を着せたら、想像以上に男の娘だった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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