あなたは今好きな人と
お付き合いしています。
その人はあなたの学校の先生です。
先生はもちろん、あなたも
お互いに大好きだと思っていますが
あなたは日に日に可愛さが
増していく先生に目のやり場に

(学校のチャイムが鳴る)
では、今日の授業はここまでです
えーっと…君、放課後、生徒指導室に来なさい
なんで…って、君、さっき寝てたでしょ？
そんなことで…じゃないの
私…知ってるのよ
君さ…私の授業だけ寝てるでしょ
だからよ
まぁ、軽く話したいだけよ
じゃあ、放課後、ちゃんと来るようにね

(放課後)
(ガチャっとドアが開く)
あぁ…やっと来た
遅かったじゃない…どうしたの？
掃除？ふーん…そっか…
それは仕方ないわね

まぁ、そんなことはどうでもいいの…
それで…私の授業の時…なんで寝るの？
…私の声が心地よかったから…？
ふふ…そう？そんな心地よかった？
そう言ってくれるのはうれしいんだけど
ちゃんと聞いてほしいな～…
テストの成績はいいのに…
これだと内申点にひびくよ？

まぁ、この話はこれくらいにして…
本題に入ろうか…
そうよ…ここからが本題…
私と…君とのプライベートな話…

ねぇ…最近…私のこと…ちゃんと見てくれないよね…
今もそう…ちゃんと私の目を見て…？
…なんでいつも目をそらすの？
こうやってしゃべってるときも…デートの時も…
なんで見てくれないの？
小学校で教わらなかった？
人の目を見て話を聞きましょうって…
ねぇ…ちゃんと見てよ…
どうして…？
ちゃんと答えてよ…

もしかして…私のこと…嫌いになっちゃったの？
ほかに…好きな女ができたの…？(ガチトーンで)
いやだよ…そんなの…
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ！
どうして？私はこんなに君のことが好きなのに！
君も私のことが一番好きって言ってくれたのに！
だから…だから…君のために…
がんばって授業して…おしゃれして…
ただ…君に見てもらいたくて…
もっと…見てほしくて…
なのに…なのに…私を見てくれない…

ちゃんと…「指導」しておけばよかった…
でも…今からでも間に合うよね…？
そうだよね…まだ…間に合うよね…
ふふふ…じゃあ…今から…「指導」してあげる…
大丈夫よ…痛いことはしないから…
(と言って抱きつく)
今から…とーっても簡単な質問をするから…
すぐに答えてね
万が一ちゃんと答えられなかったり…
間違えたりしたら…
耳…噛むからね…？
(囁き声で)

じゃあ…いくよ…？
一つ目…君の彼女は…誰？
なーに？聞こえないよ…？
(耳をかむ)
ふふ…可愛い声出すのね…(囁き声で)
さぁ…答えて…？
(耳をかむ)
ふふ…そうね…私だよね

じゃあ…二つ目…
君は…私のこと、好き？
声が小さいよ…？
ほら…もっと大きな声で言ってごらん…(囁き声で)
好き？ほんとに？(耳をかむ)
ふふ…ありがと…
私も…大好きだよ…(囁き声で)

じゃあ…最後ね…
なんだ私のこと見てくれないの…？
ほら…答えてよ…(耳をかむ)
さっきまではちゃんと答えてたのに…(耳をかむ)
ちゃんと答えたほうが楽だよ…？(耳をかむ)
なんだ答えないの…？(耳をかむ)
…だって…なに？(耳をかむ)
…私を見てると可愛すぎて恥ずかしいから…？
ふふふ…そんな理由だったの？
案外…初心（うぶ）なんだね…(囁き声で)
可愛い…(耳をなめる)

それにしても…
今の君の顔…とってもだらしないよ…
そんなに耳…弱いの…？
ふーん、エッチじゃん
じゃあ…ちゃーんと授業聞いてくれる…？
それなら…またしてあげる…
ふふ…ありがと…
(といって抱きしめる)
ギュー――…
もう…離さないから…
絶対に…離さないからね…

ずっと…一緒だよ…
私の愛しの旦那様…

・台本（ゆるボイ！）
Look at ME
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・台本制作者
零音リオリア