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【専属契約】型番の古い女性アンドロイドに懐かれた
written by 松平蒼太郎
  • 甘々
  • SF
  • 敬語
  • アンドロイド
  • 肩揉み
  • 使用人
  • 逆ラッキースケベ
公開日2023年12月13日 12:23 更新日2023年12月13日 12:23
文字数
1012文字(約 3分23秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アンドロイドさん
視聴者役柄
技師くん
場所
技師くん宅
あらすじ
アンドロイド技師の資格を持つ貴方は、以前に廃工場で見つけた古い型のアンドロイドをその場で修理し、そのまま販売会社へと引き渡したことがある。その彼女が何故か、事あるごとに家へやって来ては、貴方のお世話をしたがって…?
本編
お邪魔しております、マスター…脱衣所にお洋服をお忘れのようでしたので、置いておきますね。


いえ、別に…立派なモノをぶら下げておいでだと思っただけですが?


はい。わたしはマスターの大好きなコーヒー牛乳を準備しておきますので、どうぞごゆっくり。それでは失礼します。


(脱衣所の扉を閉めて出て行く)


マスター、本日もお疲れ様です。肩などお揉みしましょうか?


いえ、どうか遠慮なさらず。さぁ、こちらのソファーにお座りになってください。


ん…それでは、ゆっくり優しく揉んでいきますね…


(肩揉み)


よく凝っていらっしゃいますね…これはしっかりほぐしておかないと…


…はい。ここにいるのは、マスターのお世話をする為です。それ以外に何が?


イケメン、石油王…?何ですか、それは?わたしのデータベースには存在しませんが…


いえ…わたしのマスターはマスターだけですから。その『イケメン石油王』とやらに仕える気はありませんよ。


えぇ。それにそのようなお金持ちな人物は、わたしのお世話を必要としなさそうですし…


別に給料がなくとも、マスターの元で住み込みで働かせていただければ、わたしはそれで十分です。


いえ、そんなことはありません。マスターはわたしが仕えるにふさわしいマスターですよ?


はい。あの雨の日の廃工場…アンドロイド技師の資格を持つマスターは、製造中止になっていたわたしを稼働させ、系列の販売会社にわたしを連れて行って、わたしが新たなマスターを見つけられるように取り計らってくださいました。


もっとも…わたしのマスターはすでに稼働した瞬間に決まっていたのですが。あの場ですぐに契約してくださってもよかったんですよ?


そうですか…では、もっとマスターに尽くさなければいけませんね。マスターの専属アンドロイドになれるように…


はい。何度断られても、わたしの結論は変わりません。マスターに忠誠を尽くすと決めておりますから。


もし、本当に鬱陶しいようであれば、わたしの機能をご自身の手で停止してください。マスターのご意志で止められるなら、わたしも本望ですから。


…!本当ですか?言っておきますが、クーリングオフの制度は、わたしに限っては適用されませんよ?


…やりました。マスターとの専属契約締結、成功です。これから改めてよろしくお願いします。


はい。マスターの私生活のお世話はすべてこのわたしにお任せください。マスターが快適な生活を送れるよう、尽力致しますので。


マスターがお望みでしたら、もちろん夜のお世話だっていたしますから…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【専属契約】型番の古い女性アンドロイドに懐かれた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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