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【修羅場】二人のヤンデレ元カノに挟まれて絶体絶命
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • ストーカー
  • ヤンデレ
  • 修羅場
  • 元カノ
公開日2024年01月18日 07:16 更新日2024年01月18日 07:16
文字数
1878文字(約 6分16秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
元カノ
視聴者役柄
元カレ
場所
近所の公園
あらすじ
貴方は朝のランニング中に、二人の元カノとばったり遭遇。結果、当然の如く、修羅場が発生してしまって…⁉︎
本編
元カノA
元カノB


A「おはよ。こんな朝からランニング?元気そうで何より。」


A「って、ちょっと…!何事もなかったかのように、スルーしようとしないで。仮にも元カノに対して、失礼じゃない?」


A「関係ないことないでしょ。別れたとはいえ、今までの積み重ねはあるわけだし。ちょっとお話しようよ。ねっ?」


A「…あちゃー、バレてたか。実は今、彼氏いるんだけどね、そいつが思った以上にヤバい奴でさ…だから、助けて欲しい。」


(あざを見せる)


A「…そ、DV。割とシャレんなんなくてさぁ、見ての通り、服の下はアザだらけ。ホント、最悪。男見る目なかったよねー、あたし。」


A「…うん、分かってるよ。虫のいいこと頼んでるってことぐらい…でもアンタしかいないから…お願い、します…!」


(深々と頭を下げる)


A「…!助けてくれるの⁉︎ ホントに⁉︎」


A「ううん、全然!助けてくれるだけで十分だよ!ありがとね!」


(B乱入)


B「その必要はない…彼女の言ってることは嘘偽りだらけ。君が動く必要なんて、どこにもない。」


A「(舌打ち) いいとこだったのにさぁ…邪魔しないでくれる?ストーカー女…」


B「君、騙されないで。彼女のそのアザ、全部わたしとのキャットファイトでついたものだから。君に媚びようとしていた彼女にわたしが罰を与えただけ。君が気にする必要ないよ。行こ。」


(Bがさりげなく彼の手を引いて、どこかへ行こうとする)


A「ちょっと待ってよ…!あたしを無視してどこ行く気⁉︎抜け駆けとか許さないから!」


B「先に抜け駆けしたのはそっち…だから、貴女に文句を言われる筋合いはない。どこかに消えてくれる?」


A「ざっ、けんな…!消えんのはアンタの方でしょ!彼はあたしを助けてくれるって言ったんだから…!」


B「それは貴女の嘘のお願いに対する返事でしょ?嘘とバレた以上、その口約束は無効。だから、今度はわたしが彼をもらう番。貴女はそこで指を咥えて見てて。」


A「あ〜、やっぱムカつくわぁ、この女…!済まし顔で当たり前に彼を自分のモノだって言い張ってさぁ…!そういうアンタこそ、彼に捨てられたくせに!」


B「あの時は、彼の精神がたまたま不安定だっただけ。次は失敗しない。わたしは貴女と違って、学習する女だから。」


A「…今、本気でキレそうだからさぁ…もう口開かない方がいいよ?その無駄に整った顔、ボコボコにされたくなかったらね?」


B「無理。貴女じゃわたしには勝てない。彼への気持ちは、わたしの方が圧倒的に大きいから。勝負にすら、ならないと思う。」


(話してる二人を置いて、こっそり逃げようとする彼)


A「ねぇ、ちょっと…アンタ、コソコソどこ行こうとしてんの?」


B「そっちはトイレじゃない…トイレなら向こうの方。今、真逆の方向に行こうとしてたよ?なんで?人を惚れさせた責任から逃げるの?」


A「ありえないでしょ、それ…あたしで童貞捨てといて、今さら逃げ出すつもり?ふざけんのも大概にしてよ…!」


B「ちょっと待って、それは初耳。君、この女で童貞を捨てたの?元カノがいるってことは事前に聞いてたけど、結局一回もヤらなかったって…」


A「は?カレカノなんだから、ヤるに決まってるでしょ。そんなことも知らないの?ま、アンタと彼じゃ、身体の相性良くなかっただろうし…それだから、童貞を自分以外の女で捨てたことすら、知らなかったんでしょうけど。」


B「…やっぱりこの女は滅ぼすべき。君の周りをうろちょろする害虫は駆除しなくちゃ…」


A「駆除されんのは、どっちでしょうね?人の身体にアザをつけた落とし前、きっちり払ってもらうから…!」


(再びこっそり逃げ出そうとする彼)


B「待って…ここは抑えよう。このままわたしたちが争ってると、彼が逃げちゃう…」


A「(舌打ち) 協力すんのは今回だけだから。ほら、アンタも逃げることばっか考えんな。いい加減、どっちと寄りを戻すか、ハッキリ決めて。」


B「ダメ。そんなことは不可能。どっちとも寄りを戻さないとか、そんな都合の良い選択肢は存在しないの。君は二人も女を捨てたんだから、その責任を今ここで取るべき。」


A「決めれない?だったら、アンタを気持ち良くできた方と、寄りを戻すってことにしよ。それなら、文句なくない?」


B「うん、それがいい…それじゃあ、今から君の家に行こう。朝の運動の続きは、わたしたちが手伝ってあげる。」


(AB両方から挟まれて、身動きが取れなくなる彼)


A「逃がさないから…ずっとアンタのこと、追いかけてたんだもん…今さらどこにも行かせないから…」


B「君の居場所はわたしだけ…わたしだけが、君の隣に立っていればいい。でしょ?」


A「アンタはあたしと寄り、戻してくれるよね?」
B「君はわたしと寄り、戻してくれるよね?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【修羅場】二人のヤンデレ元カノに挟まれて絶体絶命
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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