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彼女がひたすら催眠をかけまくってくる!?【ヤンデレ】
written by らくがき
  • 監禁
  • 甘々
  • 同棲
  • シリアス
  • 拘束
  • 片思い
  • 洗脳
  • 少女
公開日2024年01月29日 23:14 更新日2024年01月29日 17:52
文字数
1940文字(約 6分28秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
催眠をかけてくる少女
視聴者役柄
催眠をかけられた僕
場所
少女の家
あらすじ
少女はあなたと楽しく遊んでいましたが、ふとした瞬間に催眠が切れて、あなたは正気を取り戻しそうになってしまいます。
慌てた少女はあなたにもう一度催眠をかけていきます。しかし、何故か催眠の効果は長く続きませんでした。

最終手段を選んだヒロインは、あなたを気絶させて、監禁部屋で両手足を拘束して……
本編
はい、あーん。

ねえ、どーお? おいしい?

私がつくってみたんだけど、どうかな。

おいしい? よかったぁ~~!

君のために頑張って作ったんだぁ~、上手に作れてよかったよ。

本当においしいって? 嬉しいことを言ってくれるなあ。

ふふっ、たっぷり愛情を込めて作ったからね。

君がおいしいと言ってくれるなら、私も本望だよ。

……ん、どうしたの?

なんだか少し様子がおかしいみたいだけど。

飲み物が欲しいのかな?

私が飲ませてあげるよ。ほら、口を開けて。

(SE:飲み物を飲む音)

どう? よくなった?

(※少し困惑した様子で)
……え、ここはどこかって?

きみは誰?

……ははっ、急に変な冗談を言うなあ。

私の作ったお菓子が美味しすぎておかしくなっちゃたのかな?

(※小声で少し早口、独り言をいうように)
……まずいまずいまずい、催眠が解けてしまってきているなぁ……

ここは急いでもう一度催眠をかけるとしよう。

(※ゆっくり、少しマイクに近づいて読む:次の指示まで)
ほら、こっちをみて~?

この五円玉が見えるかな?

ひもの先に括り付けた五円玉をよーく見て。

この五円玉が少しずつ左右に揺れていくよ。

右~~左~~右~~左~~右~~左~~右~~左~~

五円玉が揺れる方向に、君の瞳も一緒に揺れていく。

右~~左~~右~~左~~

五円玉と一緒に君の頭の中も左右に揺れる。

君の心も左右に揺れる。

そして左右に揺れるたびに、君は段々私のことが好きになっていく。

右~~左~~右~~左~~右~~左~~右~~左~~

好きで好きでたまらない。

君は私のことが大好きになる。

君は、私と一緒に過ごしているのが楽しくて仕方がない。
(ここまで)

(数秒の間)

よし、催眠がかかったかな?

いつも通りの君に戻ったみたいだね。

さ、次は何して遊ぼうか。

お菓子は食べたし、そうだなぁ……ゲームでもして遊ぼうか。

ほらっ、君の好きそうなソフトはここにいろいろ準備しておいたよ。

……これとかどうかな?

それか……これとかどう?

私、君が喜ぶかな~って思って買っておいたんだ。

ぇ……君は誰……って……

(※驚愕した様子で)
な、なんで、催眠が解けてるの?

(※ヒステリックな様子で)
嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ……

どうして今日はこんなにすぐに催眠が解けちゃうの?

……ほら、君、もう一回この五円玉を見て?

この五円玉をよく見るんだ。

(※素早く、語気を強めて。必死な様子で)
右!左!右!左!右!左!右!左!

君は、段々私のことが好きになる。

右!左!右!左!

大丈夫、すぐにいつも通りに戻るから。

右!左!右!左!

君は私のことが大好きで、私との生活が楽しくて楽しくて仕方がない……

私が君のことを好きなのと同じくらい、君も私のことが大好き……

(数秒の間)

どうして……どうして催眠がかからないの……?

やだ……やだよ……君が私のそばから離れるなんて考えられない……

君がいるから私は頑張れるのに、君がいなくなったら私……どうすればいいの……?

あっ、待って……いかないで……

嫌だ……何が何でも、君がどこかに行くなんて許さないんだから……

こうなったら……えいっ!

(ヒロインは主人公にとびびかかる)
(SE:鈍い音)

***
(数時間後)

気がついたかな……?

ごめんね……突然見覚えのない場所で目が覚めて驚いちゃったよね。

大丈夫……悪いようにはしないから……私がこうやって抱きしめてあげるから、一回落ち着いて……

ぎゅううう……ぎゅううううううう。

安心して、私は君に何も悪いことはしないから。

……ふふっ、まだ何が何だかわからないって感じみたいだね。

覚えてるかな、私たち二人の生活のこと。

私はね、君と一緒に過ごすだけで、とってもとっても幸せだったの。

一緒に何かを食べたり、遊んだり、それだけでよかった。

だけどね、君は私を拒絶したの。

私の告白を断った。

だからね、仕方がなかったんだ。

私は君に催眠をかけ続けて、まるで今の生活しか存在しないような、私との生活だけがすべてかのように錯覚させた。

要は、私は君に嘘をつき続けていたわけだ。

思い出してきたかな。

君の顔つきから察するに、いろいろ思い出してきちゃったみたいだね。

はあ、君との甘い生活のことを思い出すと、今の君のその顔はいかにも不幸そうで、億劫になるなあ。

ふふっ、でもね、もういいんだ。

私たちにはもう、催眠なんてものは必要ない。

これからは君のすべてを私が管理することにするよ。

おーっと、逃げようとしても無駄だよ。

両手両足を縛ってあるからね。ついでにさるぐつわもしてある。

今日からは常にそれをつけて生活してもらう。

君が朝起きたときも、ご飯を食べるときも、用を足すときも、夜寝るときも、常に私が君のそばにいてあげる。

何もかもを管理してあげるんだ。

あははっ、嬉しくて涙が出てきちゃったみたいだね。

いつか君が私との生活を望んでくれるようになるといいなあ……。

今までの甘い生活とはまた少し勝手が違うかもしれないけれど、これからもよろしくね。

私の大事な大事なあなた♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
彼女がひたすら催眠をかけまくってくる!?【ヤンデレ】
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
らくがき
ライター情報
2024年からフリー台本を書き始めた、新米のフリー台本書くマンです。
pixivでもフリー台本を投稿しています。

まずは100本を目標にいろいろなジャンルの台本を書こうと思っています。
読む人が読みやすく、いい台本をたくさん作りだせるように頑張ります!
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