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ヤンデレお姫様に監禁されてガチで束縛されてみた。
written by ゆあ
  • お姫様
  • ヤンデレ
  • 調教
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2152文字(約 7分11秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お姫様
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
具体的な表現は避けました。

インスピはCOCCOの走る体っていう曲。
本編
<シーン1 拘束>

ねぇ……ここが何処だか分かる………?
ここはね、欲望が支配する秘密の小部屋なの………。

ふふ、初めまして………私はプリンセス………この城の主(あるじ)である王の一人娘よ………。

君は怯えている?…………小刻みに震えてるわね………怖がらせてごめんなさい……。
でも変に勘違いしないで………。
命までは奪ったりしないわ………。
どうして君を閉じ込めたのかその訳を聞いてちょうだい………。

王家のしきたりはとても厳格で、親族以外との交流を禁じられていた私は
周りの人達からも自然と遠ざけられて……ひとりぼっちだったの………。
城には年の近い子供などいないし、話し相手もいない…………。

侍女が話す童話や英雄記は………小さい頃から散々聞き飽きていたし……
最初は、小鳥を飼ったり猫をあやしたりして気を紛らわせたけど………それでも寂しさはつのる一方で。
それでパパにおねだりしたのよ………今度は人間の子を連れて来てって。
本当なら人であるはずの命(もの)を人でなくしてみたい…………私が飼いならして、まるで従順な獣(けもの)のようにしたいって……。

初めは借金の肩代わりにされた少女……。
けれども彼女はある時、図々しくも監視の目を盗んで逃げてしまった………。

君が今拘束されているのは……そんなことがあったからなの………飼っていたモノが再びどこかへ行ってしまうないように……しっかりとしつけるつもりよ………。

たやすく手にしてみたいの………君のこと……ちゃんと………いい子にするわよね…………?

−−−−−

怖いくらいに愛される感覚を……私と覚えたくないの………?
だったら………消してあげなくっちゃ………君の頭の中のけがれた記憶を……!!

《身体に激しく鞭を打つ反響音1》

ほら……もっと恍惚とした表情を私に頂戴……?
ねぇ……いらないのよ……君には何もいらない………もっともっと!手放しで悦んでごらん……!!

《身体に激しく鞭を打つ反響音2》
《身体に激しく鞭を打つ反響音3》

私も心地いいの………何もないでしょう?この部屋も………虚しくて虚しくて……ゾクゾクするわよねぇ……?
見栄も……嘘も……裏切りも……冷たい記憶さえ何もないわ!!

《身体に激しく鞭を打つ反響音4》
ねえ?!そうでしょ??!そうでなきゃ意味がないもの!!
《身体に激しく鞭を打つ反響音5》
ほら!獣(けもの)になるのよ………!自分がおかしくなってしまうまで………泣き叫べばいいわ……!!
《身体に激しく鞭を打つ反響音6》

−−−−−

可愛い……膝をついて器の底を舐めているわ……そんなに出された物が美味しかったの?……そう、ふふふ。
うろつな瞳で考えも失くしたみたい………。
何より、側を離れようとするだけで……怖くて泣きながら私のことを呼ぼうとする………。

素敵だわ………私のいたいけな王子様……。
本で読んだことがある……物語の中の白馬に乗った彼とは似ても似つかないけど………うふふ、いいの。
私はそんなこと最初から望んでない………。

ねぇこっちにきて…………君のぬくもりを感じさせて……。
ぎゅーー………………はぁぁ…………ぎゅーー……………
(ASMR、深い息遣い)
私、知らなかったのよ………抱きしめ合えばこんなにも心がぽかぽかするの………。

初めて理解したわ……愛する人のぬくもり……。
この二人だけは神様にだって邪魔はさせないんだから………。
誰にも………誰にも………ぜったいに………。

<シーン2 疑惑>

少しは君の身なりも整えてあげようと………私が気を遣ったのがいけなかったのね……。
怯ないで………!もう少しで君はさらわれるところだったのよ!!
私が気付いてあげられなければ、あともう少しであの召使いに君は………君は…ァ………!!

彼女のことが心配そうなそぶりね………?
別にどうもこうもないわよ………今頃は森の中で裸にされた上に木の幹に吊るされて
その辺りに潜む野生の狼達から捕食されたに違いないわ。

どうしてッッ!!どうしてそんなに悲しい顔をするのよ………!!
そんなに彼女との時間が良かった………?
ねぇ………彼女に何をされたの………?君は自分の体をどんな風に触られたの……?ねぇ……………ねぇ……………。

まさか………私より彼女への愛がまさっていたって言いたいの……………?!
そんなのってないわよ…………いやだ、いやだ!!いやだ!!いやだ!!絶対に許さない!!

君はこれを飲むのよ!!ほら、口を開けて!!少し苦いけど我慢して………ちゃんと最後まで飲み干すのッ!!!!!
あのふしだらな召使いと同じ目に合いたくないでしょ……?!
だったら………いい子だから素直にちゃんと言うことを聞けるわね………?そうよ、いい子…………。

<シーン3 まどろみ>

あら………意識が戻ったのね……君も喉が乾いているだろうと思って………。
口に飲み物を運んでいたところなの………。
んん?………この飲み物?……ふふ、これはね………
もぎたての新鮮な部位からとれた人の生き血よ………。
今夜の晩餐の為に私が用意したの。お味の方はどうかしら……?
二人でたくさん味わって飲み干そうね……。
眠い……?ふふ、また眠気に誘われたのね……いいわよ……好きなだけ夢の続きを見て………。

<シーン4 おくるみ>

お目覚めね…………気分はいかがかしら………?
私の………私だけの王子様………ふふふ。
なぜなのかしら………私も今朝はとっても気分が清々しくって………!
ねぇ、このまま君と初めて外へお出かけをしてみたくなったの……!
今の季節にピクニックへ行けばきっと色とりどりの花々が楽しめるはずよ………!

《二人を乗せた馬車がゆっくりと走り出す》

ねぇ……今までのことを許してくれるとは夢にも思わないけど………
確かに君はここにいて、そして二度とは私のもとを離れられない………
許されるならずっとずっとこうしていたいの……。

白い布でくるまれた君は…………ゆりかごのように私の腕の中で揺られて………身動き一つ取れずに………。
赤ん坊のようにただ泣いてすがるしかないのね………。
切り落とした血まみれの  が転がるあの小部屋ももういらないわ………。
だって最後に君を生かすも殺すも………
それはこの私が決めることだから………。

ふふふふ…………うふふふふ……………。


ーーおしまいーー
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレお姫様に監禁されてガチで束縛されてみた。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ゆあ
ライター情報
 ゆあと申します。
 基本、気の向くままに思いのままにをモットーにしています。
 物書きが好き。シチュエーションボイスが大好き。
 コツコツ活動しますので、以後お見知りおきを。
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